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相棒16 第3話「銀婚式」感想 2度見ても面白い

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面白いドラマは何度観ても面白い、aoikaraです。今回の話も何度見ても面白い作品でした。

 

というわけで今回のテーマは…

 

相棒16 第3話「銀婚式」感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

 

▼相棒16 第2話「検察捜査~反撃」記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

 

第3話 ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:菊池桃子 川野太郎
  • 脚本:太田愛
  • 監督:内片輝

 

第3話「銀婚式」あらすじ

大手商社の専務・瀬川巧(川野太郎)の家の玄関に灯油がまかれる騒ぎが発生。「エスカレートしないうちに犯人を見つけてほしい」と甲斐峯秋(石坂浩二)から内々に頼まれ特命係冠城亘(反町隆史)は、杉下右京(水谷豊)と連れ立って瀬川家に向かう。

 

その道すがら、車いすが大破した事故現場に遭遇。車いすに乗っていたのは瀬川の妻・楓(菊池桃子)で、瀬川がちょっと目を離した隙に坂道を滑り下りてしまったらしい。

 

幸い楓は軽傷で済んだが、右京は車いすに細工がされていた可能性を感じ、灯油の一件との関連を含めて調べ始める。

 

すると、楓が銀婚式の招待状配布を急きょ取りやめていたことや、顧問弁護士の事務所を訪ねていたことが判明。

 

右京たちは、楓が離婚を考えているとしたら、娘婿として現在の地位を手にした瀬川が、先手を打って妻の謀殺を狙っているのではないかと考えるが…。

 

車いすの令嬢の命を狙う犯人は、地位に固執する夫?送られなかった銀婚式の招待状に謎を解くヒントが…?小さなトラブルが、やがて思いがけない運命を導くー。

 

参考元:第3話「銀婚式」2017年11月1日(水)よる9:00~9:54放送|ストーリー|相棒 season16|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • 菊池桃子さん、変わらずおきれいでしたね。声がかわいいんですよね。
  • 右京さんが本能のままに動いてましたよね。絨毯を見る動作とか、椅子をみる動作とか。ああいうの久しぶりかも。
  • 冠城君が名札を返さず「いけませんね~むむーん」みたいになってる右京さんに笑いました。
  •  夫婦役だった菊池桃子さんと川野太郎さん、本当に若い頃の写真が出てきて、思わずふふっと笑っちゃいました。
  • 右京さん、何を調理するの手伝ってたのかしら。用事が済んでさっさと帰るのはひどいw
  • 暇課長のアップリケ、私は好きです!でもハクビシンはアップリケのより本物の方がかわいいですね。ケンカしたり文句言ったりしてるけど、なんだかんだ課長の家庭は平和で安心しますよね~。
  • 右京さんが褒めてくれないから自分で「冠城君、一日で大変な収穫です!」って褒めてあげる冠城君に笑いましたw右京さんも「大丈夫ですか?」とか冷たいw
  •  青木君に対してぞんざいな態度の特命係、大好きです。「お昼行きましょう」「僕はそばが良いですね~」ってスルーの仕方、良かったw

 

気になったポイント

  • 楓さんが車いすな割りに、あんまりバリアフリーな家じゃないなぁと思いました。21歳から車いすなら、家を作るときにもっと工夫しないかな?
  • 反町さんの口から「ご近所トラブル」って出てきて、ちょっとビクッとしました。良いのかしら、言って…。

 

感想

切ないけれど、良い話だった

見終わった後に「さすが大田愛さんの脚本だ」と思いました。切ないんですが、すごくよくできた、良い話でした。

 

CMを挟むごとに自分で推理するのですが、そのたびに考えがころころ変わって。介護士が怪しいから関与しているだろう(違ったね、ミスリードだね、ごめんね)とか、自作自演じゃないかとか、

 

最後までどういうトリックだったのか、何が動機だったのか、全然わからなくて。でも、全てがわかったときに、全ての出来事が伏線となっていて納得するんですよね。

 

「思っていたものと違っていた」

楓さんの全ての動機はこれですよね。

 

「思っていたものと違っていた」

 

25年夫婦をやっていたのに、5年も不倫していたなんて。子供もできたなんて。そもそも、自分がこんな体になったのは夫のせいだったかも。自分ではなく、その後ろにある権威やお金が目的だったんなんて。そしてまた、殺されるかもしれない。

 

って、もう何も信じられないですよね。25年間の愛情が全てなくなってしまったかのような。これが殺意に変わるのは、ごく自然なことだと思います。夫がクズすぎる。楓さんの気持ちがすごくわかる。

 

だから切ない。家政婦さんがむせび泣いていたシーンは本当に切なかったなぁ。

 

2度見ても面白い

いつも感想を書くためにリアルタイムで見たあとに、わからなかった場所などをもう一度ドラマを観るんですが、今回は2度目も楽しめました。2度見ることで、改めてわかったシーンもあって、見応えがあるなぁと関心しました。

 

右京さんが全てを言葉では明らかにしていないんですよね。でも、映像の演出としてある。これが小説とかとは違って、映像だからこそできる描き方だよな~と思いました。いやはや、すごい。

 

家政婦さんの心配はある意味当たっていた

家政婦のセツさんはずっと楓さんを見ていたのでしょうね。勘のようなもので巧さんの殺意を察していて、楓を守ろうと警察にも相談したのかもしれません。そして、楓の殺意も、事が起こってからはある程度察していた。

 

最初はただの心配性な家政婦さんって感じでしたが、やっぱりその家にいると雰囲気がわかるものなんでしょうね。冒頭のシーンもそんな風に感じました。

 

片岡美加のフラットパンプスだった

最初に見た時は気づかなかったのですが、2度目に見た時、冒頭の片岡美佳さんの表情がとても意味深でした。5年不倫していて、妊娠中で、でも相手は銀婚式を迎える夫婦で。そういう複雑さが出ている表情が一瞬だけど、きちんと映っていました。

 

あと、葬儀場に行ったときに片岡さんの靴がアップになっていたのが気になったのですが、あれフラットパンプスですよね。妊娠中という暗示だったんですね。これも2度見て気づきました。

 

課長のアップリケチョッキ

暇課長のアップリケについて、1度目に見た時すっかり忘れていたんですよ。2度見たとき「そういうことか!」と納得しました。アップリケは穴が空いたから塞ぐものですよね。

 

つまり、たばこを吸った焼け焦げで穴が空いたのではなく、穴が空いたからたばこを吸って焼け焦げを作った。順序が逆だった。ということに右京さんが気づいたという演出だった、ということに後から気づきました。なるほどなぁ。

 

山荘のトリック

楓さんが山荘に行ったのは、時計などのトリックを仕掛けるためだったんですね。今思うとなるほど。

 

全体を通して

予告を見たときどんな話なのかな~と手探りだったのですが、期待以上に面白かったです。さすが太田愛さん。何度でも言っておきます。

 

次回:けんちゃん!

冠城が顔見知りになったコンビニ店員「ケンちゃん」が殺された。2年前に証言をして逮捕されて仮出所した人物が犯人ではないかと消息を追う冠城。右京ま担ぎ出される形で捜査することに。また、ケンちゃんの手には「中」と読めるダイイングメッセージのようなものがあり…

ゲスト:内田朝陽 西井幸人
脚本:金井寛
監督:橋本一

 

特命係の知り合いになると、死ぬか犯罪者か、ろくなことがない!というわけで、良い人そうなケンちゃんが死んじゃうのがかなしいな。来週も楽しみです。

 

 

 

 

 

aoikara

 

▼相棒 第4話 記事はこちら

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