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相棒16 第17話「騙し討ち」ネタバレ 殺されて盗まれて騙されて

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騙されやすいaoikaraです。単純なんでね、騙されます。気をつけないと。というわけで今回のテーマは…

 

相棒16 第17話「騙し討ち」ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼相棒16 第16話「さっちゃん」記事はこちら

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第17話 ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:矢島健一 山中聡
  • 脚本:金井寛
  • 監督:権野元

 

第17話「騙し討ち」あらすじ・ネタバレ

事件

夜、「稲葉」と表札に書かれた家から、一人の男(山中聡)が出てくる。マスク姿で、周りを見て出ている。その部屋では部屋が荒れ、別の男が頭から血を流して倒れていた。

 

被害者の知り合い

「被害者の知り合い?」特命係の部屋で、冠城亘(反町隆史)が聞く。相手はサイバーセキュリティ捜査本部の青木年男(浅利陽介)。

 

頭部を殴られて殺された稲葉芳郎(斉藤悠)は、青木が市役所に勤めていた頃の知り合いだと言う。稲葉はIT企業の営業マンで、非常に世話になったと。勤めていたアストラルシステムは大手のIT企業。

 

青木は稲葉の最期について「あまりに不運な殺され方」と言う。杉下右京(水谷豊)はその言い方に、事件の内容を気にする。

 

不運な殺され方

稲葉はいつも残業しているが、事件当時はいつもより早く家に帰り、たまたま中にいた人物と遭遇して殺された。当時、事件現場には捜査一課の伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)もいた。

 

叫び声がいると通報があり、事件が発覚。通報者は名乗らなかった。近くの公衆電話からしたらしい。凶器は家にあった花瓶。部屋は独特な雰囲気の絵画や、植物などがある。

 

さらに鑑識の益子桑栄(田中隆三)によると、この家にはピッキングされた跡があるとのこと。しかも難しいシリンダーで、ピッキングは相当な腕前とのこと。伊丹は窃盗犯が侵入し、被害者と遭遇して殴って逃げたと考えている。

 

青木の気になること

ただ、青木は伊丹の考え=捜査本部の考えとは少し違うという。自宅からパソコンが消えていたと言う。冠城もIT企業の社員のパソコンであれば、中にあるデータが目的だったのかもと言う。

 

青木は事件にのってきた特命係ににやっとして、「さすがお二人は理解が早い!」と喜ぶ。しかし、右京は「いえ、僕が気になったのは別のことです」と言う。

 

会わない婚約者

伊丹と芹沢は稲葉の婚約者だという小山菜穂子(広澤草)から話を聞く。今秋にも入籍するつもりだったらしい。小山は憔悴している。最後に稲葉に会ったのは2週間前。お互いに仕事が忙しかったと言う。

 

その帰り、伊丹はいくら忙しくても2週間も恋人と会っていないという小山のことを気にしている。芹沢は忙しくて彼女と一ヶ月も会っていないけど、とニヤリと笑う。そして捜査本部へ。

 

細かいことが気になる

伊丹と芹沢が戻ると、そこには右京と冠城の姿があってうんざり。右京の気になること「匿名の110番通報」だった。そこで、しょうがなく録音した音声を聞かせてもらうことに。

 

「1階の奥の部屋から、叫び声が聞こえて!すぐ来て下さい!」

 

はあ、はあ、と荒い息づかいで、本当に恐ろしいというように通報をする男の声だった。「なるほど、どうも」右京は満足。

 

ただ、冠城が「気になること」と言う。稲葉には子どもがいないのに現場に教科書があったことが気になったのだ。

 

捜査二課の刑事

右京と冠城が捜査本部から帰ろうとすると、とある男性(矢島健一)が刑事に詳しい事情を聞いている。その刑事に話を聞くと、警視庁捜査二課の梶健介という刑事らしく、半年前の事件の資料を見せてもらい、立ち話をしていただけとのことだが…。

 

梶は一人で喫茶店にいた。そこに右京と冠城が登場。梶の前に来て声をかけて、特命係だと明かす。二課から聞いてここにやってきた。

 

右京は、梶が目的だとしていた事件の資料がほこりを被っていたことを挙げて、本当の目的は今回の稲葉が殺害された事件なのではないかと告げる。「なぜ経済事件を担当する捜査二課の刑事が、殺人事件に興味を持ったのかそこが気になりました」と続けた

 

「実は」梶は話し出す。「ある中央省庁の官僚に、新規事業の入札をめぐって、収賄疑惑がありまして」と明かす。そして、その官僚に賄賂を送っていたのがアストラルシステム、その窓口になっていたのが殺された稲葉らしいと。

 

冠城は捜査一課に堂々と捜査協力を求めればと言うが、右京は情報を漏らしたくない二課の気持ちを代弁。捜査が止められてしまうこともあると話す。

 

「捜査協力しませんか?」梶は意外な提案をする。特命係は殺人事件、二課は贈収賄、お互いに協力しようと。

 

男の行方

一人の男がマスクをし、家の中から出てくる。それは稲葉の家から出てきた男。稲葉が殺されたのと同じアパートに住んでいた。まだ、事件があった稲葉の部屋には警察が出入りして物々しい。

 

役割分担

冠城は捜査二課が重要な情報を渡してくれるのか不審に思っている部分もあり、自分たちも贈収賄を調べようと右京に提案。「では、そちらは君に任せて」と依頼。右京は稲葉のマンションに行くという。「気になることがあるので」と。

 

大手のIT企業

捜査一課の伊丹と芹沢は、アストラルシステムの営業開発部長・岸和田啓吾(阪田マサノブ)稲葉の仕事について、顧客の要望を開発者に伝えるという橋渡し的な役割だったという。仕事でのトラブルもなかったと。事件について「窃盗犯の犯行では?」と気にしている様子。

 

同じ頃、冠城は稲葉のデスクを見ていた。机の上にも教科書がある。カレンダーを見てみると、文部科学省の城島という人物とよく会っていたようだ。

 

「こら!」冠城を見た伊丹が思わず大きな声で言ってしまう。「これは奇遇ですね」と冠城はひょうひょうと言う。冠城は岸和田に教科書について聞く。ただ「開発中の業務に関わることなので」と答えない。

 

すると冠城は「こういうことだったりしませんか?」と、「デジタル教科書」の記事をスマホで見せる。岸和田は明らかに顔色を変えたが、「お答えしかねます」とのこと。冠城は納得したように帰っていく。

 

気になること

右京は稲葉のマンションの前をうろうろ。警邏中の巡査に怪しまれる。「なぜ、ここから1階の奥の部屋から悲鳴が聞こえたのかが気になりましてねえ」と右京は言う。「殺害現場はこちらの道路には面していませんから」。そして警察手帳を示し、中に入る。

 

事件現場である稲葉の部屋の前を見て、そこから反対側へとずんずん歩く。突き当たりまで来て、「こちら側から見れば、奥の部屋」とつぶやく。チャイムを鳴らしてみると…

 

後ろからあのマスク姿の男がやってきた。その部屋に住んでいる男だった。右京は事件について「不審な叫び声など耳にしていませんか?」と聞く。「ああ、奥の部屋ですか。いや、何も。事件があると警察が入れ替わり立ち替わり来るっていうけど、本当なんですね」と答えて、男は部屋に入る。

 

右京は、通報者の録音の声を思い出していた。とてもよく似ている。

 

右京はその足で不動産屋に趣き、その部屋に住んでいる瀧川洋について資料を見せてもらう。不動産屋の社員によると、瀧川は三ヶ月前に引っ越してきて、あのマンションの1階にどうしても住みたいと言っていたらしい。

 

デジタル教科書の闇

冠城と右京は特命係の部屋に戻り、「デジタル教科書」について話す。同席している青木は、文部科学省の施策で生徒にタブレットを一台ずつ配ってそれを教科書にすると説明している。

 

冠城はそのデジタル教科書について、文科省での責任者が城島忠彦(西ノ園達大)。名刺を見せる。冠城は城島に会いに行っていた。稲葉について熱心だったと話す。ただ、プライベートでの付き合いはないと言う。二人が会っている部屋を、じっと見ている社員が一人…。

 

特に不審なところはなかった。ただ冠城は「周りからの情報の方が役に立つ」と、じっと見ていた社員に声をかける。「やっぱり、課長なんかしたんですか」と城島のことを言う。城島は羽振りが良いと。外車を頻繁に買い替えていたり、ホステスに高価なプレゼントを買っていたりしたと。

 

右京は、梶が言っていたアストラルシステムから賄賂を受け取っていた官僚は城島かもしれないと推察。

 

通報者の目星

そして、今度は右京の捜査結果報告。通報者について、おそらく稲葉と同じマンション、同じフロアに住む瀧川洋だろうと。青木に調べてもらった結果、瀧川は窃盗で前科があり、ピッキングの腕前は相当なものとのこと。

 

瀧川は工場に勤めているが、逮捕されたときに妻と離婚で子どもとも離別。当時15歳だった息子は妻が引き取ったと青木は述べる。

 

冠城は、瀧川が窃盗をして、稲葉と鉢合わせて殺害したのかと考える。ただ、青木としては自分の犯行を自分で通報するかと反論。右京も、窃盗が目的なら同じマンションに住む必要はないと続ける。

 

目的を探して

右京と冠城は再び梶と会う。「昨日の今日でよくそんなに」と梶は関心している。贈収賄について城島とアストラルシステムの関係について、特命係の見立て通りだった。しかし、やり方が巧妙で1年捜査してもまだ決定的な証拠は掴めていないとのこと。

 

「巧妙?」という言葉を冠城は気にする。「寄付ですよ」梶が答える。アストラルシステムは以前から、高齢者の生活にITを役立てる「IT支援の会」という団体に多額の寄付をしている。その団体の代表が、城島の別れた妻だった。さらに、城島に渡った金がされに誰かのもとに渡っていると梶は続ける。

 

右京は「ちなみに」と瀧川という人物について尋ねる?梶は知らない様子。窃盗犯の前科があり、ピッキングの腕前があると伝えると、「じゃあ瀧川が?」と気にしている様子。断定はできないと一応右京は言う。

 

ただ、瀧川は三ヶ月前に越してくる際も、稲葉と同じマンションの同じフロアを指定した。つまり、「その男が越してきたのには何か目的があった」と梶は続ける。そして、稲葉のマンションから盗まれたパソコンが気になり、情報を盗もうとしたのではと。近くに越してきたとなると…

 

「盗聴」冠城がつづける。「ええ、だと思われます」と右京もうなずく。

 

点と点がつながっていく

右京と冠城は梶を伴って稲葉の部屋に行き、盗聴器を調べる。しかし、見当たらない。右京は声が拾いやすいところとして、照明器具に目星をつける。盗聴器が仕掛けてあった跡があった。

 

右京は電池式の盗聴器を取り付けてあったと推察し、電池を取り換えるために頻繁にこの家に出入りしていたはずだと述べる。「瀧川ならピッキングでもいつでもこの部屋に入れますよね」と冠城も言う。では、その目的はなんだったのかと右京は気にする。

 

梶は、「考えられるのは、デジタル教科書の落札を狙ったライバル企業からの依頼って線でしょうね」と述べる。となると、「瀧川は産業スパイだった」と冠城が続ける。パソコンを盗んだ理由もつながる。

 

梶は興奮気味で、稲葉のパソコンには贈収賄の記録が残されている可能性もあると考えて、瀧川の部屋を捜査しようと言い出す。「今なら盗聴の証拠が残されているかもしれない!」とすぐに部屋を出て行く。

 

次から次へ

その足で梶は瀧川の家を訪ねて、梶は家の中までぐいぐいと捜査する。右京と冠城は穏やかに後に続く。梶は必死になって探すが、瀧川の家からは何も出てこない。

 

また、チャイムの音が。今度は捜査一課がやってきた。伊丹や芹沢もいる。ピッキングの跡について問い詰められて、瀧川は連行された。

 

冠城がなぜ瀧川のことがわかったのかと伊丹と芹沢に聞くと、青木をかわいがったら教えてくれたとのこと。

 

正統な言い分

取調室で、瀧川は「俺はもう足を洗って、真面目に働いているんで。金にも困ってない」と、パソコン窃盗について否定。110番通報については認めたが、「それが罪になるんですか?」とのこと。

 

それぞれの課の話し合い

刑事部長の内村完爾(片桐竜次)の元には、いつもの中園照生参事官(小野了)のほか、伊丹と芹沢、さらに捜査二課の梶とその上司が呼ばれていた。今回の事件について二課も捜査しているが、立件のために情報は明かせないときっぱりと述べる。

 

「何言ってんだよ!こっちは殺人事件を追ってんですよ!」と伊丹は怒るが、「こちらにはこちらの事情がある」と上司は述べる。

 

「そこまで言うからには、さぞデカい山を挙げる自信があるんでしょうな」と内村刑事部長は言う。「もちろん」と答えられ、「これ以上は口をださん」とのこと。伊丹は不服だが、「一課だけでは事件が解決しないのか?」と言われて閉口。

 

「で、おまえらはなんだ?」内村は一番後ろにいた右京と冠城に声をかける。二課にくっついて何をしているのかと。冠城は「お手伝いを」と答えるだけ。

 

「おまえらが関わるとろくなことにならん。さっさと手を引け!」という内村に、「いいな、杉下!冠城!」という中園に、二人はだんまり。

 

今後のもくろみ

右京と冠城は花の里へ。女将の月本幸子(鈴木杏樹)には、またそんなことをしてと叱られている。冠城は小さくなりながら、「僕は嫌なんですけど、この人が」と右京の方をちらりと見る。「君、僕のせいにするのはやめてもらえませんかねえ」とトゲトゲしく返す。

 

冠城は刑事部長を前にしても言わない、二課の秘密保持に驚いていた。右京は、捜査二課が最近は検挙できていない事実も述べる。冠城も同意はするものの、瀧川が逮捕される証拠はないと言う。右京もそれに同意した。

 

殺人犯の目星

翌日、特命係の部屋にやってきた青木は、「脅されて仕方なく」と伊丹にしゃべってしまった事実について言い訳。その代わりにと、稲葉を殺害した犯人の目星について押してる。「意外なところにいた」と。

 

芹沢と伊丹に事情聴取されていたのは、稲葉の婚約者の小山。事件当日、稲葉と小山が稲葉のマンション近くで言い争っているのを近隣住民が目撃していたらしい。ケンカの理由は婚約破棄。稲葉から言い出し、小山は稲葉には他に女性がいると思い込んでいた。

 

伊丹は小山が殺したのではと尋ねる。が、「違います!」ときっぱりと答える小山。言い争いをしたのは事実だが、部屋には行っていないと。会ったのが2週間前と嘘を吐いたのも、疑われるのが嫌だったと述べる。

 

疑う理由

そんな取調室を見ている右京と冠城、梶。右京は「本当に彼女が犯人なのでしょうかねぇ」と疑問を呈する。特命係の部屋に戻りながら、凶器の花瓶がそうとう重いことを挙げて、女性が持ち上げて振り下ろすのは難しいと述べる。

 

ただ、瀧川とも言い切れない。部屋に侵入して遺体を発見して通報しただけの可能性もあると述べる。

 

梶は「瀧川が何らかに関わっているのには間違いない!」と力説。贈収賄と殺人を結びつける証拠を持っているはずだと。しかし、右京は証拠を挙げるのは難しいだろうと言う。「ならば、もう一つの可能性にかけるしかないですよ!」と梶は息巻いて部屋を出て行く。

 

もう一つの可能性

梶は鑑識を連れて瀧川の部屋へ。その結果、瀧川の服にシダの胞子が付着していた。それは稲葉の部屋にあった鉢植えと同じ胞子。瀧川が部屋に侵入した十分な証拠になる。

 

梶は瀧川を取調室へ。言い逃れはできないと、「稲葉さんの部屋から盗んだパソコンはどこだ!!」と胸ぐらを掴み、強引に聞く。「コインロッカーだよ!」ついに瀧川は証言した。

 

そのコインロッカーに行くと、稲葉のパソコンが発見された。

 

パスワード

パソコンにはパスワードがかかっている。サイバーセキュリティ対策課で見てもらうが、相当に時間がかかりそう。「ノーヒントだと時間がかかるんですよ」と青木は言う。梶は焦っている。

 

「あ、ヒントならわかるかも。僕も同じような経験があるんで」と言い出したのは冠城。“ヒント”は稲葉の婚約者の小山。冠城は、小山が浮気を疑っていたのなら、パソコンのパスワードを打って中身を見ようとしたことがあるのではと尋ねる。

 

「あなたを疑いを晴らすことにもなりますよ」と冠城は言う。小山は「試してみたことはあります」と答える。稲葉はオディロン・ルドンの絵が好きだったらしく、「Odilon redon」と打ち込んでみたが通らず。「なるほど、ルドン。どうもありがとう!」何かを閃いた右京は取調室を後にする。

 

そのままサイバーセキュリティ対策本部へ。右京は稲葉のパソコンに「0di10n red0n」と打ち込んでみる。oを数字のゼロ(0)に、lを数字のイチ(1)に変換するやり方があると。しかし、パスワードは通らず。

 

右京はルドンの本名は違うと思い出し、「Bertrand Jean Redon」と打ち込むと、パスワードが通った。そこには「告発文」と大きな文字で書かれていて、梶が必死になって読んでいる。

 

犯人

捜査一課がやってきたのはアストラルシステム。相手は岸和田開発部長。殺人の容疑で逮捕状が出ている。

 

取調室にて。稲葉の告発文にはこう書かれていたと伊丹は述べる。「アストラルシステムの岸和田開発部長は、文科省の城島課長と密約をかわし、デジタル教科書システムの入札について便宜を図ってもらう見返りとして、城島課長元妻が代表を務めるNPO団体に多額の寄付を行っていた」

 

さらに芹沢が続ける、「そのキックバックをあなたが受け取ったことを知り、とうてい許されることではないと告発するに至ったと書いてあります」と。

 

岸和田がそれを知ったのであれば、稲葉を口封じのために殺したことも十分に考えられる。岸和田は小さく縮こまっている。

 

事件の回想。岸和田は稲葉の家を訪れて、告発をやめるよう説得していた。稲葉にも良くないと。稲葉は会社に言われて仕方なく贈賄を許していたのに、岸和田が会社を裏切って私腹を肥やしていたのを許せるわけがないと答える。

 

帰るように稲葉は言い、岸和田に背を向けたのが運の尽き。岸和田は近くにあった花瓶で稲葉の頭を殴って殺害。

 

梶は捜査二課の刑事たちを連れて、文科省の城島のもとへ。贈収賄の容疑で逮捕した。

 

謎はまだ残る

特命係の部屋にて、組織犯罪対策課の課長・角田六郎(山西惇)は「いや、梶ってやつはすごいね」と感心していた。今回だけでなく、2年前の黒岩重工横領事件も梶が立件したらしいとも。そのままコーヒーを持って退室。

 

冠城は、瀧川が窃盗は認めていても盗聴は認めていないので、依頼された企業を守っているのかと意見を述べている。「冠城君!」さまざまな資料をパソコンで見ていた右京に呼ばれる。

 

黒岩重工横領事件についての資料で、重要参考人の一人の住所を指刺す。そして、画面を変えて冠城に見せる。「なるほど」と冠城は言い、「これこそが、あの謎の答えですよ」と右京も言う。

 

謎の答え合わせ

右京と冠城が呼び出したのは。瀧川がなぜパソコンを持ち去ったのか、なぜ盗聴したのか、謎が明かされていないと右京は述べる。さらに、2年前の黒岩重工横領事件も梶が率先して立憲できた事件だと続ける。

 

今回の事件と黒岩重工横領事件、驚くべき共通点があると。今回、瀧川は稲葉と同じマンションに住んでいた。そして、2年前の横領事件のときにも、重要参考人と同じマンションに住んでいた。

 

「これは単なる偶然とは思えません。考えられるのは、ひとつ。誰かが瀧川にそこに住むように指示をした。そして、その指示をしたのは…梶さん、あなたですね

 

しっかりと見つめて右京は言う。梶は笑顔のまま「なぜわたしがそんな?」と平然と聞く。「瀧川に事件解決のための情報を盗ませるためですよ。つまり、瀧川はあなたの協力者だった」と右京は述べる。

 

梶は笑いながら「たったそれだけのことで?」と言う。「根拠ならまだあります」と冠城が答える。黒岩重工横領事件の前に、梶は瀧川の窮地を救っていると。瀧川の別れた妻に聞いたと。

 

中本というヤクザが、瀧川の元妻の前に現れて、「父親が犯罪者だとわかったら、息子の内定に関わる。バレたくなかったら金を用意しろ」と脅迫した。そこに間に入って、ケガをしてまで交渉をしたのが梶だったと。

 

「そんなことで協力者だという証拠にはならない!」と梶は笑顔の消えた表情で言う。「いいえ、それがなるんですよ。あなたが仕組んだことなのですから」と右京は言い、中本がヤクザなどではなく詐欺師だと述べて、梶が逮捕したことを伝える。

 

つまり、中本を梶の元妻に使わせたのは梶。ケガをしていたというのも嘘。全てはピッキングの凄腕な梶を協力者にするためだった。その後、瀧川に偶然を装って近づき、息子の件で恩を売る形で協力者にさせたという筋書きだった。

 

「それも、違法行為も厭わない協力者に」

 

右京は厳しく述べる。

 

そして事件があった夜、盗聴器を取り換えるために、瀧川は稲葉の家に忍び込んだ。しかし、稲葉は殺害されていた。予期せぬ事態に瀧川は梶に連絡。そして、梶は盗聴器を片付けて、パソコンを盗むように指示。捜査一課にパソコンが渡れば、情報が漏れる可能性を考えたのだった。

 

ところが、事件を放っておけなかった瀧川は、近くの公衆電話から通報した。その後、パソコンは一度梶の手に渡った。しかし、パスワードを解くことがどうしてもできなかった。

 

特命係は瀧川に疑いの目を向けていて、このままでは贈収賄事件の立件はできないと悟った梶は、強引な手を使って鑑識に瀧川の部屋を調べさせた。

 

「全部あなた方の想像でしょう!第一、瀧川がそんなことを言ってるんですか?」と梶は詰め寄る。「いいえ」冠城が答える。「俺は協力者なんかじゃありません!」と瀧川は強く否定していた。

 

「だったら…!」という梶に、「だったら」と右京が繰り返す。「このまま彼を見捨てますか?あなたの指示で違法行為をさせられてきた人間を、単なる窃盗犯として再び刑務所に送るつもりですか?」と詰め寄る。

 

そこに伊丹と芹沢もやってきた。伊丹は「警部殿の推察通りでしたよ」と言ってとある証拠を出す。それは、梶のロッカーから発見されたシダの胞子。瀧川の部屋に鑑識を連れて捜査したときに、服に付着させたであろう証拠だった。

 

「あなたのとった最後の手段は、決定的な証拠を捏造し、瀧川を逮捕することだった。そしてその自白から警察にパソコンを見つけさせ、パスワードを解析させようとした。つまり、あなたは最後の最後に自らの協力者を裏切り、切り捨てたんですよ

 

右京はきっぱりと言う。「あんた、最低だな」と冠城が念押しするように言う。「なぜでしょう。なぜ、そこまでする必要があったのでしょう」右京は尋ねる。

 

梶は少し考えるように、固い口を開く。「この贈収賄事件を解決するには、それしかなかったからです。そして、あなたたちの能力に賭けた。自分は二課一筋でやってきた。その二課が今危機に瀕している。何が何でも守らなきゃならなかった」と言う。

 

さらに、右京がいた頃とは違って、犯罪も巧妙化しており、それでも何とか立件しなくてはいけない現状を嘆く。

 

「このままでは二課は縮小して、振り込め詐欺専門の部署になってしまうんです。だから、だから!このヤマだけは何が何でも立件する必要があった!」

 

と、力を込めて言う梶に

 

「だからといって、協力者に違法行為をさせて良いことにはありません」

 

と右京は述べる。

 

「あなたは、一人の人間を再び犯罪者にしてしまった。まず、その罪の重さを知るべきです。それからいいですか。我々警察官は、法の正義を守るためにいるんです。

 

組織を守るためにいるわけではありませんよ!

 

右京の叱責が鋭く響く。

 

正義

右京と冠城は瀧川のいる取調室。なぜ、梶に協力したのかと瀧川は話している。ただ、2年前の事件を解決するのに役立ち、学歴もなく前科もある自分が社会の役に立つということに喜びや誇りも感じていたと瀧川は言う。

 

「騙されてたからってなんだってんだ。梶さんのやってることは正しい。俺は今でもやって良かったと思ってる。俺みたいな人間だって、人生に一度くらい誇りに思えることがあったっていいだろ!」

 

低く響く瀧川の声に、「やり直しましょう」と右京は声をかける。「きちんと更生して、もう一度人生をやり直しましょう。それが叶ったときこそ、あなたは自分に本当の誇りを持つことができる。僕はそう思います」。

 

瀧川は苦しい表情で顔を伏せ、涙を我慢しているようだった。右京と冠城は、そんな瀧川をじっと見ていた。

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という話でした。また彼は男性に振り回されて人生をメチャクチャに、みたいな意見をTwitterで見て笑いました。本当にね。

 

 

aoikara

 

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