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99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第8話 ネタバレ 深山が敗訴!?

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羊羹が大好きなaoikaraです。あんこだーいすき。おいしい。というわけで今回のテーマは…

 

99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第8話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

▼99.9 SEASONⅡ 第7話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

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第8話 あらすじ・ネタバレ

事件

国会議員・藤堂正彦(佐野史郎)の事務所にて。妻の京子(森口瑤子)が羊羹を持ってきて、後援会長の金子源助(原金太郎)や第一秘書の上杉と4人で食べる。すると、上杉と京子が苦しみ出す。

 

やる気の弁護士

斑目法律事務所の刑事専門ルームでは、弁護士の佐田篤弘(香川照之)がこの事件について説明。やる気に満ち溢れている。容疑者としてニシカワメッキの社長・西川五郎(おかやまはじめ)が逮捕された。佐田は西川から依頼を受けたらしい。

 

やる気になってはきはきとしゃべる佐田を見て、改心したのだろうと皆笑顔。尾崎舞子(木村文乃)はほっとした顔。パラリーガルたちも笑顔。深山大翔(松本潤)はニヤニヤして見ている。

 

羊羹は西川が藤堂議員への贈り物だった。それを食べた第一秘書の上杉が死亡し、妻の京子は意識不明の重体。

 

羊羹は5本入りで、残った4本の羊羹には厚紙に注射針を刺した跡があり、毒物が検出された。したがって警察は西川を殺人と殺人未遂の容疑で逮捕した。

 

混入されていた毒物はセトシンと言い、入手が困難。ところが、西川が社長を務めるニシカワメッキにはセトシンがあり、羊羹に含まれているセトシンの成分とも一致した。西川は藤堂の支援者だったが、宇宙関係の仕事の斡旋を依頼したが藤堂に断られて、関係がぎくしゃくしていたらしい。

 

証拠も動機もある。西川が有罪の可能性は99.9%。しかし、佐田は残り0.1%に賭けて、「依頼人の利益を守る!」と意気込んでいる。

 

早々に深山と尾崎が接見に行くと言い、もちろん佐田もついていく。

 

事実を求めて

さっそく西川と接見。「生い立ちから?」と言い出す深山に西川は困惑する。いつもは嫌な顔をする佐田だが、今回は「いいんです」と受け入れている。「私も先日そちら側にいまして」と自分にとって生い立ちを話すことがいかに素晴らしいことだったかと語っている。意外な発見があるかもしれないと。

 

「発見しましょう、事実を」と深山が言う。西川は要領を得ないと言った様子だが、一応はうなずく。

 

西川が、一ヶ月半前に藤堂から仕事の斡旋を断られたのは事実とのこと。その場では「応援をやめる!」と激しく激高した西川だが、後から「ごもっとも」だったと言う。なので、今は藤堂に恨みもないと言う。

 

そして、その半月後に羊羹を贈った。ニシカワメッキの創立記念日に、関係者に毎年記念品と羊羹を贈っているとのこと。

 

また、毒物のセトシンはしっかり管理しているとも述べる。たしかに、会社でセトシンを持ち出せるのは社長の西川だけだったらしいが…

 

疑惑が少しずつ

3人の弁護士はニシカワメッキの会社へ。社員に西川が薬品を取り出した記録を見せてもらう。西川が直近でセトシンを取り出したのは二ヶ月前。警察はそれを隠し持っていて今回の事件で使ったと考えているらしい。

 

深山はそれを「おかしい」と指摘。セトシンを取り出した2ヶ月前は、藤堂と揉めた1ヶ月半前よりも前。つまり、隠し持っていたというのは不自然。社員はセトシンを使い切ったのもこの目で見たと言い、警察にも話したが従業員はかばう可能性があると証言を採用されなかったらしい。

 

羊羹に含まれていたセトシンは、ニシカワメッキで使われていたのとは別の可能性がある。

 

変わった科学者

所長の斑目春彦(岸部一徳)により、元科研にいた専門家を呼び出してもらう。だらしのない格好に白衣姿、ビシバシとしゃべる沢渡清志郎(白井晃)という男。深山は沢渡のことが気に入った様子でニヤニヤしている。

 

「この私が、幼稚園児でもわかるように詳しく解説してやろう」沢渡は偉そうに言う。深山は楽しそう。

 

毒物というのはどれも微量な不純物が含まれている。その組成比まで一致するのは同じ毒物しかないと言い切る沢渡。ただ、今の科研の方式だとそれを見落とす可能性があるとも。そして、沢渡自身が30倍詳しく調べられる方式を見つけたのだと言う。

 

例えば、科研が全て同じ毒物だと判断したものでも、沢渡の方式を使えば違いを割り出し全てが違う毒物だと判断できるとのこと。

 

深山は発言しようとすると、挙手しろと沢渡に言われる。「はい!」と深山が挙手をして、羊羹に含まれていたセトシンとニシカワメッキにあったセトシンが本当は別物だったという可能性を指摘する。「その通りだ」と沢渡は言い、羊羹があれば調べられるとも言う。

 

「あのー」と尾崎も発言しようとして、挙手を促されて「はい」と小さく手を挙げる。なぜ、沢渡の方式を科研が採用していないのかと聞く。「それは、採用すると困る人間がいるからだ!」怒りをぶつけるように沢渡は答える。

 

「はい」斑目も挙手。かつてのDNA鑑定も、該当する人物が12万人もいるというずさんなものだった。にも関わらず、警察は新しい鑑定方法を採用しようとはしなかったと。

 

「あの冤罪をもう忘れたのか!ばかもんが!」沢渡は自分のことのように怒って机をバーン!と叩いている。

 

真意はそこね

沢渡との面会後、佐田は「あの人大丈夫なのか?」とぼそぼそ言っている。尾崎は斑目の紹介だから大丈夫だと思うと言うが。

 

また、羊羹を鑑定のために使いたいが、検察にとって不利になるかもしれない証拠を提出するか不安もあった。尾崎は申請書を作成すると言う。深山はさーっと先に歩いて行く。

 

民事弁護士の落合陽平(馬場徹)がやってきて、ニシカワメッキの宇宙開発に大手メーカーが興味を持ったなんて話をする。佐田の狙いはその事業だった。深山が翻してやってきて、「やっぱり変わってないですね。変わったと思ってないけど、変わってない」と佐田に嫌味を言いまくっている。

 

メガネを曇らせて

尾崎の申請書は裁判官に届く。それを見ている川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)は飲んでいるお茶の湯気でメガネを曇らせて…

 

会いに行ってみる

深山は藤堂の事務所へ。ボランティアの人たちに支援者だと勘違いされて、歓迎されて事務所内に招かれる。第二秘書の氷室兼次(篠井英介)も「運が良い!」と大歓迎。今日は藤堂がいると言うのだ。

 

藤堂も「やあやあ」とやってきて、握手しようと手を差し出す。が、深山は「えっ?」と握手せず。深山は名刺を出して、西川の弁護人だと説明。

 

もちろん深山は事務所を追い出される。

 

意外な結論

尾崎がうれしそうに佐田に電話。羊羹の再鑑定を裁判所か許可してくれたと言うのだ。裁判官は川上だから公平な判断をしてくれたのだと尾崎はうれしそうに言う。佐田は「本当?」と疑心暗鬼だった。沢渡に調べてもらうことに。

 

最高裁判所 事務総局事務総長の岡田孝範(榎木孝明)は川上を呼び出している。再鑑定の結果次第で科研の信頼が揺らぎ、今までの判決の信頼も失われるのではと言う。川上は「雌雄を決する良いチャンス」と言う。

 

司法の信頼を損なうわけにはいかないと、「ええ判決させてもらいます」とにやりと笑う。

 

決定的な違い

沢渡が鑑定結果を知らせにきた。科研の調査結果では差異がないとされたが、沢渡の方式では不純物に大きな差異があった。「はい!」尾崎が挙手して、「セトシンは別物だったと証明されたんですね!」と言い、沢渡もそのとおりだと言う。

 

佐田は「よし!」と言うが、挙手していないと深山と沢渡に指摘されて、「はい」と挙手してから「よし!」と言い、意味がわからないといった様子。

 

「聞いて驚くな、面白いことがわかった!」と沢渡は言う。沢渡が科研にいた際に担当した、2年前に島根で起きた毒殺事件で今回使われたセトシンと成分が一致したとのこと。

 

そこで、深山と尾崎は島根に行くことに。

 

島根で見つけたもの

2年前に島根で起きた事件では、犯人が会社からセトシンを盗み出して使用したらしい。その工業系の会社を訪れることに。

 

会社で待たされる深山と尾崎。ふと、深山は社長の席にある年老いた男性の写真を見つける。

 

社長の平塚(中村まこと)がやってきて話すことに。事件当時はセトシンの管理が簡単で、社員なら誰でも持ち出せる状況だったとのこと。現在は管理もしっかりして、誰にも盗めないと平塚は言う。

 

持ち出されたセトシンの残りはどうしているのかと平塚に聞くと、「警察が瓶ごと全部持っていきました」とのこと。平塚は「いいですか?」と話を終える。深山はおまんじゅうが気になったので持ち帰ることを許可してもらう。

 

また、「藤堂正彦さんって知ってます?」と深山は聞く。1ヶ月前に羊羹を食べて秘書が亡くなり、妻が重篤な状況になっていると立てて。平塚は明らかに顔色を変えるが、ニュースで見ただけで「面識はない」と答える。

 

平塚が立ち去った後、「嘘吐いてますね」と尾崎が言う。捜査資料によると、警察はセトシンを必要な分しか持ち去っていない。この会社に残りがあったはずだと。つまり、残りを平塚が持っている可能性もある。

 

深山は「藤堂」という名前に平塚が反応していたことが気になり、犯人の可能性もあると考える。藤堂を恨んでいたのか。

 

接点

深山と尾崎は刑事専門ルームに帰宅。深山の「どじょうすくいまんじゅう」のお土産にパラリーガルたちが沸く。

 

佐田がやってきて、藤堂と平塚に接点があったと話し出す。しかも、藤堂は平塚にとって「大恩人」だと佐田は言う。

 

2年前の事件があってから平塚の会社の業績はガタ落ち。しかし、翌年にはV字回服をしている。文科省が管轄する文化財の修復を一括で任されたのが平塚の会社だった。当時の文科大臣は藤堂。口利きした可能性がある。

 

しかし、つながっていたという決定的な証拠がない。藤堂の懇親会のパーティーでも平塚の姿は見えない。しかし、深山は写真を見て、ある人物がいることに気づく。それは、平塚の社長室にあった写真の男性。

 

あの年老いた男性が藤堂と一緒に写真に写っているのだった。しかも、それは藤堂の父親だと言う。そこで、深山と尾崎は藤堂の父親と平塚の関係を調べるために、再び島根へ。

 

疑惑のタネ

深山が島根へ向かおうとする途中、法律事務所の廊下を歩いていると電話がかかってくる。その相手は週刊ダウノの記者・清水かずき(吹原幸太)。清水の知り合いの記者に、亡くなった上杉が藤堂のスキャンダルを告発したと言う。

 

深山はそのスキャンダルが気になり、島根は尾崎一人に任せて自分はそちらの調査をすることに。

 

深山は明石と一緒に、上杉が住んでいたマンションを訪ねる。管理人によると、家にはもう何もないとのこと。ちょうど遺品整理の業者が来て帰ったところとのことで、明石が必死になって追いかける。

 

スキャンダル

刑事専門ルームに深山と明石が戻ってきた。藤野が選挙の開票速報がやっていると、テレビを指す。議員の当確が報じられている。

 

佐田や中塚もいる場で、深山と明石が上杉の遺品を持ってきた。そこには、藤堂が銀座のクラブで働くゆう実ママ(緒方かな子)と親しげにしている証拠写真がたくさんあった。藤堂は不倫していた。銀座に詳しい佐田はゆう実ママのことを知っているらしい。

 

藤堂に真摯に尽くしている妻の京子への裏切りが許せず、上杉は雑誌に告発しようとしたらしい。つまり、藤堂には告発する秘書と、愛人によって邪魔になった妻を殺す動機がある。みんな外道っぷりに許せないと感じていた。

 

佐田に島根にいる尾崎から電話が入る。平塚は藤堂の父親の不倫相手の子どもだということが発覚。地元では結構知られているらしい。つまり、藤堂と上杉は異母兄弟。

 

上杉が所持していたセトシンを藤堂に渡し、事務所の羊羹に注入した可能性がある。もう一度、藤堂の事務所に行く必要がある。

 

選挙速報で、藤堂の当選も報じられている。「正々堂々!」と感動的にスピーチする姿を、皆が冷たい目で見ていた。

 

現場検証のはずが…

深山に尾崎に佐田は、もう一度藤堂の事務所を訪ねる。後援会長の金子も来ている。深山の顔を見ると、藤堂と第二秘書の氷室は明らかに嫌がっている。

 

佐田が藤堂に名刺を渡すと、「あの佐田先生ですか!」と明るく言う。「99%有罪と言われて被告人を次々に無罪にしてきたという」と藤堂が言うと、「正確には99.9%でございます」と佐田が訂正している。

 

「たしかめたいことがある」と佐田が言い、みんなで座って話をすることに。深山は口を開き、事件に使われた羊羹は事務所に届いた後にセトシンを注入されたのではないかと言う。

 

藤堂は「私たちの中に犯人がいるとでも?」と余裕な表情で言う。さらに「私は99.9%ではなく100%やってない」と言い切る。深山は状況を聞いてから判断すると言う。

 

事件当日、届いた羊羹を受け取ったのは氷室。事務スペースのテーブルの上に置いたとのこと。ちょうどみんなで座っている場所からは見えず、パーテーションで区切られている向こう側。

 

事件が起きるまでずっとその場所にあったのを氷室とアルバイトが見ている。そのアルバイトである男女二人も呼び出される。アルバイトは一度だけ席を外したと言う。外から藤堂が帰ってきて、事務所の外のポスターが剥がれているので直してほしいと言ったらしい。時間にして30秒ほど。

 

その後、藤堂はテーブルの近くにあるロッカーから支援者名簿を取り出したと。そのロッカーの近くで氷室は作業をしていた。

 

そして、妻の京子と上杉がやってきて、テーブルにある羊羹に気づいた。「あの方からね」と京子もうれしそうにして、みんなで食べることに。京子が箱から取り出し氷室に渡して切り、京子はお茶を淹れた。

 

それを来客に運び、ちょうどやってきた金子をまじえて食べることに。つまようじを使って刺して、金子、藤堂、京子、上杉の順に食べた。そして京子と上杉が倒れた。

 

意図的に誰かに配ったのではなく、皆自分の意思で選んだ。「誰かが毒を入れるなど、99.9%…いや、100%不可能だ」と藤堂は言い切る。

 

事件の鍵は加奈子が握る?

深山はいとこんちにて料理をしながら考えていた。羊羹にセトシンを注入させるとなると3~4分は必要だがそんな時間はなかった。さらに、羊羹を食べた人物は皆自分の意思で選んだ。特定の人物を狙うのは難しい。犯行は不可能なのかと。

 

深山は「チゲ風すき焼き豆腐」を作り上げて、店に来ていた明石に渡す。が、深山の大ファンである加奈子(岸井ゆきの)が奪い取ってしまう。が、電話が来て席を外しているうちに、明石が食べておいしさに感動。

 

深山に尾崎から電話が入る。藤堂の妻・京子が目を覚ましたのこと。明日面会に行こうとするが、まだ集中治療室にいるらしい。回復状況を見てまた連絡するとのことだった。

 

店にはひょっこりはん(本人)が客としてやってくる。加奈子も電話から戻ってきて、深山の料理を食べている明石を怒る。深山がもう一皿出すと自分の分かと感動するが、やってきた客のためのものだった。

 

加奈子はこっそりと明石の食べかけと新しい料理をすり替えて、食べかけを客に渡す。深山はその様子を笑いながらも、「すり替えた?」と何かに気づく。

 

可能性は0じゃない

翌日、深山は刑事専門ルームにて、皆に推論を述べる。それは「あらかじめ毒入りの羊羹を用意しておいて、すり替えるだけなら一瞬でできる。事務スペースで注入する必要もない」とのこと。

 

また、今朝羊羹屋に行ったところ、ゆう実ママが羊羹を買いに来たのは間違いないらしいとのこと。尾崎は「愛人に羊羹を買いに行かせてたなんてね」とぽつりとつぶやく。佐田はその羊羹が犯行に使われたかはわからない、自分はゆう実に買ってもらったことはないだの言っている。

 

セトシンは片側に注入されていた。ラベルを外すと、それは栗がついていない部分。後援会長の金子は栗付きの羊羹を選ぶだろうと推察される。したがって毒が含まれていない部分を食べることになる。

 

つまり、無作為だと思っていたのは早合点かもしれないと深山は言う。ただ、まだ可能性でしかたない。佐田は仮説だけではなく実証しなければと言う。

 

現場検証

実証のために、また藤堂の事務所を訪れた深山、尾崎、佐田。パラリーガル3人になぜか落合も連れてきた。事務所にいるのは氷室のみ。困惑している様子だが、「もう一度だけ!二度と近づきませんから!」と佐田が懇願し、現場検証の再現をさせてもらうことに。

 

カメラをセット。氷室は本人、バイト1とバイト2を尾崎と落合、藤堂を明石が担当する。ビデオを回してスタート。事件当時のように、藤堂役の明石が表のポスターを直してきてくれと言い、バイト二人が退室。

 

そして、藤堂役の明石がロッカーから書類を出そうとすると、「違います」と氷室が言う。藤堂が「氷室君、支援者名簿を取ってくれ」と言ったらしい。そして…

 

妻の失望

 深山と尾崎は京子の病室へ。「ご主人が犯人の可能性があります」と伝えると、「バカなこと言わないで」と京子は呆れた様子。「大事なお話なので聞いていただけませんか?」と尾崎が説得する。

 

そして、深山たちの考えを全て伝えると、妻は「まさか、そんな」と困惑を隠せずにいた。

 

さらに「ご主人には愛人がいます」とも告げる。銀座のクラブのママだと言うと「またか」と京子は深いため息を吐く。第一秘書の上杉はずっと支えてきた京子を裏切った藤堂が許せず告発しようとしていた。だから藤堂は上杉と京子を殺そうとしたのだと。

 

「殺す?私が邪魔だったっていうの?」京子が言うと、尾崎は愛人のママが藤堂に言われて羊羹を買いに行ったと話していることを伝える。

 

「ちょっと待ってください」と京子は言い、「事件の前日、同じ羊羹が家に置いてあったんです」と思い出したように言う。すると、深山が良いことを思いついたと言うように、

 

「羊羹を食べようか…」

 

とダジャレを言いかけて、尾崎の手で口を塞がれる。「あまりに不謹慎です」と注意されて。

 

検察は京子を証人として呼ぶはずなので、自宅に羊羹があったことを証言してほしいと伝える。京子は「この人大丈夫ですか?」と深山の様子に不信感を抱いているようだが、「協力させてください」と意思を固めた。

 

裁判の行方

西川が被告人としての裁判が始まる。裁判長は川上。裁判員裁判。検察側の証人として科研の人間が呼ばれる。犯行に使用されたセトシンと、ニシカワメッキにあったセトシンは「全く同じ成分です。間違いありません」と証言する。

 

弁護人側の証人として呼ばれたのは沢渡。いつもの汚い格好に白衣姿。だらしのない姿に裁判員たちも少しざわついている。

 

尾崎は沢渡の方式による鑑定結果について、事件にしようされたセトシンと、ニシカワメッキにあったセトシンの不純物には微妙な違いがあると説明。それはどういう意味かと沢渡に尋ね、「二つは全く別物」という証言を引き出す。

 

さらに、沢渡は「付け加えれば、羊羹に入っていたセトシンは、2年前に島根県で起きた毒殺事件に使われたものと一致した」とも述べる。

 

検察は今回の事件とは関係ないし法廷を混乱させようとしていると反論するが、「混乱させようとしてるんじゃない!このバカモンが!」と沢渡が怒鳴る。川上も「暴言は控えるように」と沢渡を注意。弁護側も思わず表情を曇らせる。

 

次の証人は藤堂。深山が、西川から届いた羊羹と同じ物を買ったことはあるかと聞く。「ありません」との答え。では「誰かに買うように頼んだことは?」と聞くと「記憶にありません」とのこと。

 

銀座のクラブのママ・ゆう実は知っているとかと聞くと、少し表情を曇らせて「ええ」と答える。「藤堂議員の愛人だとか?」と聞くと、法廷がざわつく。また、事件より前にゆう実に羊羹を買うのを頼まれて、選挙事務所に用意していたのではと聞く。

 

これは検察が「証拠もない無謀な質問」として、川上もそれを認める。深山は質問を終える。ただ、核心に迫っているはずだが、藤堂の表情が変わらないことが気になっていた。

 

次の証人は氷室。深山は羊羹のすり替えについて聞くが「絶対にできません」と、氷室は自分が羊羹の見える場所にいたことを明かす。記憶喚起のために検証映像を見せたいとして、検察側からも許可をもらい法廷で公開。

 

氷室がロッカーの方を向いて支援者名簿を探し、それを藤堂役の明石に渡すという映像。一見すると普通に見える。しかし、ロッカーに反射した明石をよーく見ると、氷室が名簿を探しているときにこっそりと羊羹をすり替えている。

 

気づいていなかった氷室も驚くが、「可能性に過ぎない」と言う。深山は「それは可能性がある、ということになります」としめる。質問を終える。深山が傍聴席にいる藤堂の表情を確認するが、全く変わっていない。それにも違和感を覚えて…

 

重要な証言

重要な証人である妻・京子が呼ばれた。検察は「犯人が憎いです。絶対に許せません」という京子の証言を引き出す。

 

次は弁護側の反対尋問。深山は目を合わせて、京子はうなずく。「この事件以外で気が滅入ることはありましたか?」との質問に京子は「はい」と答えて、「それは何ですか?」と聞かれると、「藤堂に愛人がいたことです」と答える。またも法廷はざわつく。

 

また、藤堂が自分で羊羹を買った記憶がないと言っている件について聞くと、「嘘だと思います」と言う。事件の前日に、「自宅で羊羹の木箱を見ました。木箱には水木屋と書いてありました」とはっきりと証言。

 

法廷は驚きの声も上がるが、藤堂の表情は変わらない。「たぶん、間違いありません」と京子は付け加える。

 

新証言に検察も動揺。うまい具合に質問も浮かばず、「箱を自宅でご覧になった?」と当たり前のことしか聞けず、「たぶん、はい」と京子は答える。検察は慌てているだけ。

 

「裁判所からいいですか?」と口を開いたのは川上。藤堂の愛人について誰に聞かされたのだと。病室で弁護士にと京子が答えると、

 

「病み上がりの奥さんに愛人の話を!それは大変でしたねえ。生死をさまよって、夫には愛人が裏切られて、大変ショックだったでしょう」と川上は弁護側を落としつつ、京子に寄り添う姿勢を見せる。

 

「それは本当に水木屋の羊羹だったんですか?」と川上が再度聞くと、「たぶん、はい」と京子は答える。「ラベルの色は?」と聞くと、京子は困ったように「グレーだったかな…黒っぽい色?」と迷うように答える。川上が柄を聞くと、「柄なんかない」と言う。

 

川上は指示して検察に証拠を示させる。水木屋の羊羹の箱はピンク色の花柄。京子の証言とは全く違う。

 

川上は、目覚めた途端に愛人と言われて動揺し、夫が自宅に羊羹の箱を持ち込んだと勘違いしたのではと聞く。「もしかしたら、そうかもしれません」と京子は答える。深山の表情は曇り、川上は満足そうに笑みを浮かべている。

 

京子は気を失いそうになっているので、退席することに。

 

裁判員に委ねられて

評議は裁判員たちの話し合いへ。妻の証言については弁護士の誘導のようにも見えたという裁判官がいる。ただし、弁護人が用意した沢渡に説得力がったと述べる。しかし、専門家ではないので二つの見解を示されても判断ができないと裁判員たちは困っている。

 

すると、「鑑定結果以外で有罪か無罪か判決を決めてはどうでしょう」と川上が言う。裁判員たちは納得し、評議を固めていく。

 

判決

そして判決の公判。深山は苦々しい顔をしていた。被告人は前へ。川上が判決を述べる。

 

「主文、被告人を…

 

無期懲役に処す」

 

西川はうなだれる。その後の判決文が頭に入ってこないほどに。

 

法廷が終わり、皆が片付け。深山はバン!と机を叩き、「バカだな」とつぶやく。「僕は何かを見逃してしまった」いつなく表情を失った顔で静かにつぶやいていた。

 

判決の理由

事務所に戻ってきた深山、尾崎、佐田。「そうか負けたか」と斑目が言う。決定的な証拠があったはずだが、判断を避けたのだろうと。

 

「あ!」

 

深山が急に声を上げる。

 

「ギャグを言わなかったから負けたんだ」

 

尾崎を指さす。深山のギャグを信奉している佐田は信じられないといった様子だが、尾崎は納得いかない表情。

 

斑目は、今回の鑑定が覆れば今までのセトシンの事件での有罪がひっくり返ってしまう可能性がある。司法の根幹に関わる可能性があり、「勝ち目はかなり薄い」と言う。

 

作戦通り

川上は岡田に裁判の結果を報告。「裁判員の皆さんにはええ判決してもらいました」とにっこり。「君の狙いはこれだったんだね」と岡田は言う。「判決をしたのはあくまで彼らです」と川上は答える。

 

考えて考えて考えて

刑事専門ルームで深山は考えている。裁判のとき、箱をすり替えた、妻が自宅に羊羹があったと言っても顔色一つ変えなかった藤堂のことが気になっていた。核心を突かれて落ち着いていられるはずがないと。

 

深山はじっくりと考える。夜が明けてもずーっと考えていた。もちろん他の弁護士やパラリーガルも一緒に。

 

佐田が差し入れにとケーキを持ってきた。「糖分なら飴だけで十分」と憎まれ口を叩く深山だが、「ケーキに罪はないんで」と食べる様子。

 

みんなでケーキの箱を見ながら何を食べようかと考えている。「おれ苺のショートケーキ!」と明石が言うが、藤野にみんなで決めようと言われている。が、明石は聞き入れずに、フォークで苺のケーキを刺してぱくっと食べる。悲鳴と落胆の声を上がる。

 

深山はそれを楽しそうに見ていた。そして、ふと何かに気づき、捜査資料で事件現場の写真を見ている。「どこだ?」と何かを探している。そして、

 

「ここにあるべき物が映っていない!」

 

あるべき物

深山、尾崎、佐田はまだ藤堂の事務所を訪れる。深山は事務所で必死に何かを探している。氷室に怒られるが、佐田は深山の性分を説明して説得。氷室は深山に注意するが、止めるはずもない。

 

アルバイトの一人に話を聞くと、ここに置いたと案内される。ポットの隙間につまようじ入れが置いてあった。深山は…

 

「ここにあってポット(ほっと)したよ」

 

とニヤニヤしながらダジャレを言う。「3点」慣れたもので尾崎が採点。佐田は爆笑。また、深山は壁に「火の用心」と書いてある貼り紙を見て、

 

「火の用心、妻用心(つまようじ)」

 

と言ってまたニヤニヤ。深山は、困惑しているアルバイトの男性にターゲットを定めて、

 

「いいスーツでしょ?これ、ヨウジ(つまようじ)ヤマモトのなの!」

 

とニヤニヤ。アルバイトの男性は別室に隠れてしまった。「こんなギャグはアルマーニ」と佐田が調子に乗って言うと、尾崎は「0点」と最低点をつける。

 

事件の真相

事務所には藤堂と京子、後援会長の金子もやってきた。しつこいと言われるが、「これが最後」だと言い、3人の弁護士は残る。「そこまで言うなら」と藤堂も一応は受け入れる。

 

ビデオを回して、また事件を再現することになった。京子が羊羹を取り出し、氷室が切り、客間へ持っていく。「あっ、つまようじがありませんね」と深山はつまようじ入れを取り出す。「これは事件の日に使われたつまようじ入れです」と言うと、明らかに藤堂が同様している。

 

アルバイトの男性が破棄書類のダンボールの中から見つけて、ポットの中に置いたとのこと。実際、深山が男性から話を聞き、見つけたのがそのつまようじ入れだった。

 

事件後、藤堂はそのダンボールを探していたとのこと。それに氷室が気づき、アルバイトに命じて業者に渡させたと説明した。「そうか、もう捨てちゃったか」という藤堂の言葉を聞き、焦った氷室がダンボールを破棄しなかったのだった。

 

「では食べましょうか」と深山がつまようじを全員に配る。ちなみに上杉役は尾崎。「あのときは私がつまようじを配ったんですよ」と京子が言うが、「でも、もう配っちゃったんで」と深山は言う。

 

そして、順に羊羹をつまようじで取って、それぞれに食べてもらう。金子と上杉役の尾崎は食べた。しかし、藤堂は羊羹を口にできず。京子も食べていない。

 

「妻はあんなことがあって…羊羹を食べられるわけがないでしょう!」

 

と藤堂は激高する。「そうですね。じゃあ、藤堂さん、食べてください」深山はきっぱりと言う。藤堂は震える手でつまようじで刺した羊羹を口に運ぼうとするが、できない。

 

「食べられないんですよね」

 

深山が言う。自分たちは勘違いしていたと。セトシンは羊羹に注入されたと思っていたが、実はつまようじにセトシンが仕込まれていたのだと。無差別殺人に見せかけるための偽装として、ほかの羊羹にはセトシンが注入されていたのだ。

 

氷室が名簿を取っているうちに氷室が羊羹をすり替えた。そして、注入されていない羊羹を京子が取り、それをみんなで食べた。上杉にはセトシンを染みこませたつまようじを渡し、殺した。

 

「ねえ、奥さん?」

 

深山は言う。「つまようじを配ったのはあなたです。あなたも共犯者だったんですね」と。

 

つまようじの容器は3つに別れており、1つ目には致死量を、2つ目には薄めたセトシンを、そして3つ目には何も細工されていないつまようじが入っていた。上杉には1つ目のつまようじを渡し、京子は2つ目のつまようじを使って自分を被害者に見せた。そして、金子と藤堂には何も細工していないつまようじを渡した。

 

深山がつまようじを配る際、藤堂夫婦はその姿をじっと見ていた。そして、致死量のセトシンが含まれている場所のつまようじを渡されたので、羊羹を食べられなかったのだと。

 

しかし、実は深山が持っているつまようじ入れは事件の物ではない。すでに証拠として押収。どのつまようじにもセトシンは含まれていない。

 

「羊羹を食べることができなかったということが、犯人だという証拠です」

 

深山は言う。事件当時、二人が倒れて藤堂は必死につまようじを隠そうとして、破棄書類のダンボールに入れた。あとで回収しようと思ったが、ダンボールは捨てられたノで証拠隠滅できたと思っていた。

 

京子は弁護側に協力すると言いながら証言をひっくり返すことで、判決を揺るぎないものにしようとした。愛人がいることも知っていたのだろうと。その上での作戦だったのではと深山は聞く。

 

「その通りよ」

 

今までの温和な表情とは違い、冷笑を浮かべながら京子が言う。

 

「私たちが殺したの」

 

と、笑いながら。「法廷まではうまくいってたのにね。あの検事さんにはひやっとさせられたけど」。京子は合図を何度も送ったと言う。「たぶん」と証言を強調していた。裁判官が気づき、自分の思う方向に物事が進んでいったと。

 

「全て見透かされているようで、なんだか怖かった」

 

そう京子は言う。なぜ愛人がいながら夫と協力して命がけで犯行に及んだのか、佐田が聞く。

 

「落選したらこの人はただの人。私は、ただの人の妻になってしまう」

 

と、京子は答えた。

 

結果

藤堂とその妻京子は殺人容疑で逮捕された。そのことが報じられている新聞を見て、川上は怒りを露わにして、新聞をぐしゃぐしゃにしていた。

 

深山と尾崎と佐田は斑目に報告。今回のような結果になっても、検察は過去にセトシンが使われた事件を再捜査しないだろうと斑目は言う。「法が歪められている」と。「諦めなかった君たちを称えるべきなのにね。我々はまだまだ休んでる場合ではないね」

 

佐田は宇宙関係の仕事の準備に取りかかっていた。

 

事実

西川の裁判にて、無罪が言い渡される。西川は笑顔に。深山に笑顔はなかった。

 

判決後、川上が法廷にやってきて「良かったやないか」と笑顔で近づいてくる。「何が良かったんですか?冤罪になるところだったんですよ?」尾崎が鋭い口調で言う。

 

「新たな事実が発覚してしっかり裁いてくれた。裁判所の三審制というシステムがしっかり機能したんやないか」と川上は言う。深山はそんな川上をじっと見て、

 

「最初から事実は一つでしたよ」

 

と言い放つ。川上から笑顔が消える。

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という話でした。いやーいろいろ考えて事実が全然わかりませんでした。転がされましたねー。感想は別記事で書きます!

 

 

 aoikara

 

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