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99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第7話 ネタバレ 佐田逮捕!

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逮捕って決定事項じゃないのにすごく悪い印象だよなーと思うaoikaraです。不起訴処分になっても、一回逮捕されたら終わり、みたいな風潮ありますよね。うーん。

 

というわけで今回のテーマは…

 

99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第7話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼99.9 SEASONⅡ 第6話 記事はこちら

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第7話 あらすじ・ネタバレ

司法の職業

お昼の番組にて、歪んだ裁判の実態を語るために、専門家として弁護士の佐田篤弘(香川照之)が出演。

 

「国家賠償請求訴訟」の仕組みについて佐田は解説。国からの代理人として、法務省の訟務局から訴訟検事が送られることになる。

 

そんな佐田が出演する番組を見ながら、斑目法律事務所の刑事専門ルームではみんなでお弁当を食べている。

 

佐田は続けて解説。訟務局には裁判官や検事がいる。つまり、国の代理人として裁判官が送られることもある。つまり、公正な裁判であるはずなのに、関係が親しい者同士が裁判官と検事という立場で同じ法廷に立つ可能性もあると問題点を指摘。

 

「判決が左右されることはない」と、テレビを見ていた元裁判官・現弁護士の尾崎舞子が言う。「と、私も思っていましたが、公平さに欠けていますね」と付け加えて。

 

裁判官の憤慨

「何言ってんだこいつ」同じ番組を見て文句を言っているのが裁判官の遠藤啓介(甲本雅裕)。弁当を食べながら、同じ裁判官の川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)や小島広吉(小松利昌)らと一緒に佐田の言い分を見ている。

 

「裁判官が国に寄った判決を下す可能性もある」などという佐田に、「腹立たしい!」と小島は怒っている。「私は屈しませんよ!」と正義のヒーローばりに演説するサダヲ、川上は茶を飲みながらじっくりと見ていた。

 

出演を終えた佐田は所長の斑目春彦(岸部一徳)に呼び出される。言い分は正しいが態度が挑発的すぎると注意される。「世論を動かす策ですよ!」と佐田は言う。「策に溺れなきゃいいけどね」斑目は皮肉を言う。

 

「私、計算ミスしないので!」

 

佐田はハッキリと宣言し、所長室を後にする。

 

予想外の出来事

出勤した佐田にすぐに電話が入る。近くには刑事専門弁護士の深山大翔(松本潤)がいて、例の如くニヤニヤとしている。

 

佐田に入った電話は、顧問弁護士をしているオガタテクノロジーという会社の社長・緒方(ヒャダイン)が行方不明で話を聞きたいという検察庁からの連絡。「いってらっしゃいませ!」と深山にニヤニヤしながら見送られる。

 

佐田は検察庁にて検事と話し合い。行方不明の緒方は3000万円を持ち逃げしていると検事は言う。そんなはずはないと、佐田は緒方からのメールを見せる。

 

すべて予定通り進んでいます。
詳しいことは、後日、連絡します。

という内容。“予定通り”とは、子会社を設立する話だということ。検事は、失踪した緒方の会社の経理から、佐田の個人口座に300万円が振り込まれているという書類を見せる。

 

佐田は戸惑い、緒方を見つけて連れ戻すと約束する。が、検事は書類を見せる。

 

「佐田篤弘、業務上横領幇助の容疑で逮捕する!」

 

それは佐田の逮捕状だった。「逮捕おおお!?」佐田は驚くばかり。佐田の家にも、斑目法律事務所にも、家宅捜索が入り騒然としていた。

 

弁護士の仕事

深山と尾崎は佐田の接見に行く。明らかに不機嫌な佐田。「弁護士の深山です」と茶番を繰り広げている。「業務上横領幇助、したんだな!」と深山はふざけて佐田に聞いている。

 

尾崎は、検察がわざわざ弁護士を直接逮捕するにしては軽微すぎる罪であることに疑問を抱いていた。「検察の狙いは、緒方社長ではなく、おそらく私だ!」と佐田は言う。「国家賠償請求訴訟の中心人物である佐田先生を陥れようとしているってことですか?」尾崎も察する。

 

佐田としては緒方が見つかれば自分の無罪は証明できる。深山達に「緒方社長を見つけ出せ!」と命じる。深山は聞かず、「生い立ちから聞いてやるから」といつもの調子で聴取しようとする。

 

事件の概要

深山と尾崎は刑事専門ルームに戻り、事件の概要を見直す。部屋にはパラリーガルだけでなく斑目もいる。

 

緒方社長は1ヶ月前に子会社を設立。その際、運転資金の3000万円を本社から移動させた。そして1週間前、そのお金を取引銀行から下ろしたまま行方不明に。佐田は子会社設立を手引きし、その報酬を受け取った、つまり業務上横領幇助だと判断された。

 

「佐田先生の無実を照明するためにも、緒方社長の所在をつかまないといけない状況です」説明した尾崎が言葉を結ぶ。

 

すると、尾崎にアプローチしまくりの民事弁護士・落合陽平(馬場徹)がやってきて、ぐいぐいと迫りながら緒方の携帯情報について尋ねる。失踪の翌日、東京駅で電源が切れた状態で発見されて、今は検察が保管していると嫌そうな顔をしながら尾崎が答える。

 

「このままでは当然、佐田先生は弁護士資格を失うだろう」と斑目は言う。「国家権力を盾にしたこういうやり方は受け入れられないな。いつも以上に手強い相手だが、頼んだよ」と弁護士たちに託す。

 

ふと、「サリー」という名前の尾崎の腹話術人形が目に入る。どこか聞き覚えがあるような…という顔の斑目。

 

子会社設立の経緯

深山と尾崎はオガタテクノロジーに趣き、専務の大河原孝正(佐戸井けん太)と経理の中村麻美(田中美奈子)に話を聞く。とてもカジュアルな職場。

 

大河原によると、社長の緒方は1年前から新しい分野の仕事がしたいとのことで、佐田を顧問弁護士にして相談に乗ってもらっていたとのこと。そして、1ヶ月前に子会社が設立されたと。

 

ただ、会社の経営はうまくいってなかった。大河原は子会社設立がお金を持ち逃げするための茶番だったのかと嘆く。

 

深山は佐田に渡った金について尋ねる。経理の中村が、緒方から「佐田先生と話はついてる」と言われたと明かす。

 

事件当日、緒方は車で出ていった。翌日、別件で資金が必要になったが、子会社の運転資金が全額引き出されていることが発覚。警察に届け出たところ、検察庁に呼び出されたと。すると、緒方ではなく佐田のことばかり聞かれたと大河原は言う。

 

社長の特徴

深山と尾崎は緒方の社長室も見せてもらうことに。アートな置物や写真などがある。緒方は写真に写る、グレーの格子柄のスーツに丸いメガネをかけた男性だと説明される。

 

見るといつも同じスーツを着ている。同じスーツを何着も買って着回しているらしい。「僕も同じです!」と深山が言い、尾崎が「深山先生も変わりモンですもんね…」とぼそっとつぶやく。「君の方がよっぽど変わりモンだよ」と腹話術のマネをしながら深山が反撃。

 

デスクの上には黒いメガネが一つ。深山が見てみると、度数が高く相当目が悪い。大河原によると社長の視力は0.03だったとのこと。

 

しかし、それだけ目が悪ければ車に乗るのにはめがねが必要なのになぜ会社にあるのか、深山は疑問に思う。すると大河原が、緒方は黄色いメガネも持っていて使い回していたと答える。写真を見ると、たしかに黄色いメガネをしている緒方もいる。

 

深山と尾崎は緒方の自宅も知りたかったので、会社の計らいにより、広報の笹野桜(比嘉愛未)に案内してもらうことになった。

 

社長の自宅

広報の笹野は美人な女性。シンプルなファッションに個性的でふわふわとしたバッグを合わせたコーデが様になっている。

 

笹野に連れてきてもらってまずは自宅のガレージから拝見。同じ車が3台もある。車で銀行から金を下ろしたはずだが、車は全てガレージの中。一度自宅に戻ってから逃亡したのか。

 

笹野によると、緒方は独身。一度結婚しているが離婚し、子どもはいないとのこと。また、緒方の家にはホームパーティーなどで訪れただけで、それ以外で来たことはないらしい。

 

リビングにはサイの置物が6個、壁掛け時計が2個、同じポスターが3つずつ…と同じ物をいくつも買うのが好きな人物だったようだ。

 

デスクの上にあるカレンダーも3つ。深山は「S」と書かれた予定と「花」のマークが書かれた予定が気になり、尾崎にスマホで写真を撮らせる。

 

「寝室は?」と深山は聞き、「この奥です」と笹野に案内してもらう。クローゼットには例のスーツが4着もある。笹野によると、緒方は7着同じスーツを持っていたらしい。深山は「1着は着て、2着を持っていった」とメモを取る。

 

笹野に電話が来て、席を外す。深山は寝室にあったゴミ箱の中のレシートを気にする。「LOUIS RAMOS」と書かれたレシートが気になり…。と、深山に電話が来た。

 

愛は死なない

電話の相手はパラリーガルの藤野宏樹(マギー)。法律事務所に緒方の元妻が来たという。深山と尾崎で面会することに。藤野には「LOUIS RAMOS」のレシートを調べてもらう。

 

緒方の妻は派手な服にメイク、こてこての関西弁という強キャラの満里恵(アンミカ)。

 

「緒方は死んでます」

 

と満里恵きっぱりと言う。驚く深山と尾崎だが「愛し合っていたからわかる」と言うだけで、根拠はないらしい。尾崎が離婚していることを指摘すると、「結婚には向いてへんかった。心のつながりはある」とのろけるように言う。

 

深山がなぜ緒方が死んだと思うのかと聞くと、「花が届かへん」と満里恵は答える。離婚してからも、ずっと誕生日にアネモネの花を贈ってくれていたらしい。はっと思い出した深山は、緒方のスケジュールに書かれていた「花」のマークを見せると、満里恵の誕生日だった。

 

スケジュールに書かれていた「S」も見せるが、そちらは「わからへん」とのこと。 

 

意外な発覚

 刑事専門ルームに戻ってきた深山と尾崎。藤野によると、「LOUIS RAMOS」は「ルイ ラモス」というフランス・パリのブランド。日本にはまだ出店できず、パリでしか購入できないとのこと。

 

レシートに書かれていた商品番号を検索すると、カラフルでふわふわなバッグが出てきた。「あ」深山は気づく。それは、広報の笹野が持っていたバッグと全く同じだった。

 

社長との関係性

深山と尾崎はすぐに笹野に会いに行く。深山はふうーっと息を吐いて、笹野のふわふわバッグの毛を立たせて遊んでいる。

 

本題。緒方の自宅のゴミ箱にて発見されたレシートに、このバッグがあったと写真を見せる。「あれ、あれれ?これ、一緒ですね!」とふざけながら深山が聞く。

 

笹野は「偶然です」と言う。「どこで購入されたんですか?」と尾崎が聞くと、「冴島百貨店で…」と答える笹野。「これ、日本では売ってないんですよ」と尾崎が言う。

 

また、深山はホームパーティーで1度訪れただけなのに、なぜ緒方の家の寝室を知っているのかと問う。笹野は驚くほどスムーズに寝室に案内した。

 

「お付き合いしていたんですか?行方は?」と聞くも、「言いがかりです!」と笹野は言う。「社長とは何の関係もありません!何も知りません!」と言って、その場を立ち去ってしまう。

 

「はあ」深山はおまえのせいだと言わんばかりに尾崎をちらちら見る。

 

家族

佐田の自宅には、斑目が訪れて状況を説明していた。まだ家族は接見を禁止されているらしいが、妻の由紀子(映美くらら)と娘のかすみ(畑芽育)は気丈に振る舞っている。また、何から何まで任せている斑目と弁護士たちに感謝もしていた。

 

「これでパパにも感謝の思いが芽生えればいいんだけど」と、かすみはませたように言う。そのまま犬の散歩に出かける。

 

「大丈夫?」と斑目は由紀子に聞く。「夫に似て、気持ちの強い子ですから」と由紀子は笑顔で言う。学校にもきちんと行っていると。また、今回のことは自分の夫の態度が招いた結果だとも受け止めていた。

 

「よろしくお願いします」と、斑目に佐田のことを託す。「我々の手で、無実を照明する」と斑目は佐田の家族と約束する。

 

作戦会議

深山はいとこんちでクレープ作り。店主の坂東健太(池田貴史)や歌手の加奈子(岸井ゆきの)の他に、尾崎とパラリーガルの明石達也(片桐仁)も来ている。尾崎と明石は、後ろにいるメーテルのコスプレの人と、その隣にいる見覚えのある老人を見て、うなずいていた。

 

深山は作ったクレープを自分で食べようと「いただき松本零士!」と言う。後ろの席にいる男性は、メーテルを描いたあの巨匠・松本零士(本人)だった。

 

明石は未だに明らかになっていない、緒方のスケジュールの「S」について聞く。尾崎は「笹野桜」のことではないかと言う。Sという文字も名前に入っている。ただ、深山は会社で毎日会っているのにわざわざ予定にSと書くのかと疑問も抱いていた。

 

と、漫画家のアシスタントらしき男性がやってきた。松本零士が80歳の大誕生日パーティーを抜け出してこの店に来てしまったらしい。「長生きするだけが幸せかどうか、俺にも誰にもわからん」と自分の漫画の中のセリフを言う。

 

結局、連れて帰られてしまった。また、深山は明石に笹野の自宅を張り込むように依頼する。

 

プライドが高い

深山と尾崎は佐田の接見へ。ろくな着替えが届かず、プロレスのTシャツのような服を着させられている佐田。緒方のスケジュールの「S」を見せるが、何かはわからないとのこと。

 

このままでは起訴は免れないので、「何も知らずされていた」という方向性で進めたいと尾崎は話す。しかし、佐田はクライアントが不安に思うだろうと嫌がる。尾崎は家族の心配を取り除くことが先決だと熱弁し、「プライドを捨ててでも無罪を勝ち取りにいかないと!」と言う。

 

しかし、深山はニヤニヤ。「こいつバカにしてる!」といい、断固拒否。「役に立たないプライドだねぇ」と深山は言う。「役に立つプライドって何だ!」と佐田が反論。

 

尾崎は「佐田先生ほどの人なら、無罪を勝ち取り、クライアントの信頼を取り戻すこともできますよね?」と言い直し、佐田のプライドを上手に転がす。すると佐田は顔色を変えて、「騙されてたって方向でいくの?」と乗り気になる。

 

憎き敵

裁判官の小島のもとに、ひとつの起訴状が届く。それは佐田の事件。「これって…あの佐田の」小島の顔色の変化を見た川上が近づき、起訴状を覗き込む。「ええやないか、腕の見せ所やで」と川上は笑顔を見せる。

 

「ええ判決せえよ」いつもの言葉を小島にもかける。「お任せください!」小島は意気込んでいた。

 

直々に

小島と遠藤は、最高裁判所 事務総局事務総長の岡田孝範(榎木孝明)に呼び出されていた。研修会を二人に任せるという話だった。

 

遠藤は、なぜ事務総長直々に呼び出されたのかと気にする。すると岡田は時計を見て、「そろそろ法廷の時間だろう」と遠藤のみを退席させる。

 

そして小島に面と向かい、「今後何かの参考になれば良い」と書類の入った封筒を渡す。「期待してるよ」と笑顔を見せて。

 

小島が一人になった際、その封筒の中身を確かめる。それは、「顧問弁護士が業務上横領幇助をした事件」の判決文の内容。特定の名前が書かれているわけではないが、佐田の事件に酷似している内容だった。

 

佐田裁判

いよいよ佐田の法廷が開かれることに。法廷に入ってきた佐田は険しい顔つきで、いかにも悪者といった顔。弁護士の深山と尾崎のほかに、傍聴席には斑目や佐田の妻、パラリーガルたちも駆けつけていた。

 

裁判官は小島。そして、裁判が開かれる。まず、尾崎は首謀者である緒方が行方不明なのだから、控訴は取り下げるべきだと主張。しかし、検察側が今の状況でも被告人を裁けると主張すると、小島は尾崎の要求を却下する。

 

裁判には、川上もこっそりと来ている。その姿に斑目が気づいていた。

 

検察側の証人、まずは経理の中村。緒方に頼まれて、経理として佐田の個人口座にお金を振り込んだと話す。「話が付いてるからそうしろ」と言われたと明かす。

 

二人目の商人は専務の大河原。オガタテクノロジーの子会社設立には佐田が顧問弁護士として深く関わっていると証言。「むしろ被告人の方が主導で子会社を設立したがっていたんですか?」と検察が聞くと、「わかりませんが、社長が信頼していたことは確かです」と大河原は答える。

 

高い高いプライド

弁護人から被告人への質問。子会社設立について聞くと、佐田はわざわざ立ち上がって「新規事業を立ち上げるために子会社を設立するのはよくあることです」とさらりと答える。傍聴席で藤野が「立たなくていいんですよー」とこそこそ注意している。

 

「緒方社長が子会社設立を名目にお金を持ち逃げするとは思っていなかった。騙された、ということはないんですか?」尾崎は作戦通り、“騙された”という証言を引きだそうと質問する。「騙されたんじゃないんですか?」と念押しする尾崎。

 

皆、佐田を見ている。検察官は佐田をにらんでいる。佐田は…

 

「騙されておりません!私はそんなドジは踏みません!」

 

怒鳴るように言い放った。尾崎は信じられないというような顔をしている。「被告人質問を終わります」勝手に佐田が終わらせた。「役に立たないプライドだな」深山はニヤニヤしながらつぶやく。

 

検察から被告人への質問。「あなたは先ほど緒方社長に騙されていないとおっしゃいましたね。ということはやはり、逃げた緒方社長を手助けしていたんですね!?」検察はずばり聞く。

 

「えー、あなたはちゃんと緒方社長のことは調べたんですね?」

 

弁護士ばりにガンガンと質問を飛ばす佐田。

 

「もちろん調べてます」

「緒方社長の会社あるいは自宅いは行かれましたか?答えてもらわなければ私は質問には答えません」

「…行ってません」

「会社にも自宅にも行ってない?」

 

ずかずかといつものように佐田が検察官に近づいていくと、さすがに小島が「被告人!」と注意をする。

 

「やり方は他にもある!」という検察官に対して、

「じゃあそのやり方を具体的に提示してください。お答えになれない?緒方社長の身に何かあったらどうするんですか!?何かあったら責任取れるんですか!?

 

まくし立てるように言い、また検察官にずかずかと近づく佐田。「質問を終えます」と佐田は言ってのけて、「私が質問してるんだー!!!」と検察官がぶち切れる。法廷は大荒れだった。

 

通り過ぎる闇

法廷後、斑目はふっと川上が通り過ぎていくのを見かける。癖のように小指で眉毛をぽりぽりとかく。

 

裁判の懸念

刑事専門ルームにみんな帰宅。「騙されてたって認めたくないなんて、どんだけプライドが高いのよ!」と尾崎は切れまくっていた。

 

そんな尾崎を見つつ、斑目は「実は、今回の件はどうも判決が固まっているらしい」と明かし、皆衝撃を受ける。

 

「かつて国民が関心を寄せていた裁判で、事務総局から参考辞令と称した判決文が出回っていたという話も聞いたことがある。今後の模範となるような判決をしなければと思ったんじゃないかな」

 

ルームの電話が鳴り、パラリーガルの中塚美麗(馬場園梓)が出る。

 

「今回は検察官、裁判官、双方に思惑ありでストーリーが完成されてるのかもしれないね。だとしたら佐田先生はかなり危険な状態だ」

 

との斑目の言葉に、深山は

 

「ま、どの道やることは同じですよ」

 

と答える。中塚によると、電話の相手は緒方の元妻で、また面会に来たとのこと。

 

事件の鍵の糸口

深山と尾崎で会いに行く。満里恵によると、半年ほど前に緒方からランチを断られたと言う。病院に行く日だと言っていたと。それが、スケジュールの「S」と書かれた日と一致したのだった。

 

記憶を手がかりに

深山と尾崎は佐田の接見へ。今度はいとこんちで売られているアフロパーカーを着させられている佐田。

 

深山は、緒方が何らかの病気で2週間に一度通院していたことを明かす。佐田に心当たりがないかと尋ねるが、反応は薄い。そこで、証拠開示請求でゲットした佐田の手帳の中身を見せる。銀座のクラブのママの名刺もいっぱいと深山は笑い、尾崎は軽蔑した目で見ている。

 

佐田がその手帳をチェックすると、緒方にランチを断られた日があった。すると「赤羽に用があるって言ってた」と佐田は思い出す。

 

この手帳を自宅に届けられると深山に言われた佐田は、「のおおおおおお!!!」と叫ぶ。

 

Sの正体

Sと赤羽と病院で藤野と中塚に調べてもらうと、「恵須クリニック」という病院が赤羽にあることが発覚。

 

深山と尾崎が行くと、医師から緒方が先月から来ていなくて心配だと聞く。緒方は不整脈P型右室心筋症という、数万人に一人の珍しい病気だとのこと。薬を飲めば生活に支障はないが、薬はもう切れているはず。薬がないと死に至ることもある。

 

弁護士としての訴え

尾崎は、佐田の事件の担当裁判官である小島を尋ねる。緒方がすでに亡くなっており、何らかの事件に巻き込まれた可能性を示唆。

 

「裁判を一旦中断してください」と頼む。「そんな話を持ち出して、判決までの時間を稼ごうとしても無駄ですよ」小島は冷たく言う。

 

二人が話しているところを、こっそりと川上が見ている。

 

「事件に巻き込まれて亡くなっているとなれば、そもそも横領という罪自体が存在しなくなります。そうなれば、佐田先生の幇助は当然冤罪ということになります。それでも中断できないのは、すでに判決が固まっているからですか?

 

 核心を突く尾崎に「何言ってんだー!」と小島は反論。川上が割って入って、二人を諫める。「結審される前に判決が固まってるなんて、そんなことありえへん。俺らは公平に裁いてる。ただそれだけや」と続けて。

 

隠された真実

その後、小島は岡田から渡された資料を川上と遠藤に見せる。「おまえなんでこんなん受け取って俺に黙ってた?」と川上は厳しく注意する。

 

遠藤はこの判決文には隙がないとして、しかも佐田の事件にもぴったり当てはまると指摘。こんなものが担当裁判官に渡るのは「裁判官の職権行使の独立が守られていません!」と憤慨。

 

川上はこの“判決文”を見て「判断を変えてへんやろな?」と小島に詰め寄る。「いえ、変えてません」きっぱりと小島は答える。「ほんまやろな?」「本当です!」そう聞いた川上は「忘れろ」と命じる。このことは胸にしまっておくとした。

 

「ええ判決せえよ」

 

川上はもう一度小島に言った。

 

張り込む男

一方、笹野を張り込んでいる明石のもとに、深山がやってきた。張り込みの結果、緒方は来ておらず、「イエス 鷹巣クリーニング」というクリーニング屋が来ただけだと。

 

知る女

夜、深山と尾崎は、笹野に会う。明石が目撃したクリーニング屋を訪れて、社長のスーツを届けに来たのは笹野だと発覚したからだった。

 

笹野は「社長とは三ヶ月前からお使いさせてもらってます」とようやく本当のことを言う。なぜ心配していないのかという尾崎には、「心配していますよ!」としながらも、連絡が取れなくなることも少なくはないともいう。

 

病気のことについては知らなかった様子。薬がないので死に至っている可能性も告げられて、笹野は絶句。

 

深山は、緒方が薬を取りに行ってないのには特別な事情があるとして、「何らかの事件に巻き込まれて殺されているのかも」と言う。笹野はきっとした目で「何をおっしゃりたいんですか?」と聞く。「さあ、どうでしょうねえ」と深山はニヤニヤ。

 

笹野は「自宅まで来ていただいて、隅から隅まで調べてもらって構いません!」と言い、深山と尾崎を連れて行く。

 

社長がいた場所

深山遠崎は笹野の家に上がる。「調べてもらってかまいませんよ」と言う笹野に、「ここに何もないことはわかってます」と深山が言う。明石に監視してもらっていたときの映像を見せる。訪問者はクリーニング屋だけ。笹野がゴミを捨てているシーンもあり…。

 

明石が登場し、笹野が捨てたゴミ袋を持ってくる。好みのタイプとあって、明石は笹野に会えたことをうれしそうにするが、全員が無視。そこから緒方のスーツ、薬、メガネが出てきた。

 

「変な疑いをかけられたくなかったんです!」と笹野は理由を言うが、「じゃあなぜこのメガネがここに?」と深山が聞く。緒方はメガネを2つしか持っていない。しかも、1つは社長室。捨てられていた黄色いメガネがなければ、車の運転はできないはず。

 

黄色いメガネは笹野の部屋にあった。つまり、緒方が銀行に行き、最後に訪れた場所が笹野の部屋だったと言えるのだ。

 

「ここには来ていません」と笹野は言う。心配しているように見えないと詰められた笹野は「心配しています!電話にも出ないし、呼び出し音が鳴るだけで」と言うと、深山が「鳴った?」と顔色を変える。

 

失踪してから3日でつながらなくなったと。しかし、緒方の携帯は翌日電源が切れた状態で発見されている。それは仕事用で、笹野と連絡を取り合っていたのはプライベート用とのこと。

 

実際に笹野のスマホを確認すると、事件直後に何度も緒方の携帯に電話をかけていることがわかった。さらに、事件直前に留守番電話が残されていたとも笹野は言う。

 

そして、深山はその音声を聞き…

 

「電話をかけても、誰も出んわ(電話)…パート2」

 

ダジャレを言い放つ。笹野は困惑。

 

「何を隠そう、メガネには目がねえ(メガネ)」

 

続けざまに言い、いひひと笑っている。「たまにあるんです」と尾崎と明石が申し訳なさそうに言う。「ねえねえ」と今度は笹野に近づき出した。

 

「今、クスリ(薬)としたよね?心がすーつ(スーツ)としたでしょ?」

 

ぐいぐい来る深山に、思わず明石が「去れ!悪霊!」と言い、しっしっと手を払っている。

 

事件の真実

尾崎と深山はオガタテクノロジーの会社を訪れて、専務の大河原と経理の中村を呼び出す。「お願いがあって着ました」と言い、緒方がすでに亡くなっている可能性を明かす。そして、その犯人が笹野ではないかと考えているということも。

 

その犯行を立証するために、遺体を見つけ出さなければいけない。緒方は笹野だけに通じる秘密の携帯を持っていた。しかし、笹野の自宅にはなかった。社長を殺害した場所にあるはずだから、その携帯を見つけ出せば良いと深山は語る。

 

裁判所に、携帯の電源が切れた場所を探してもらう手続きをすると深山は言う。これで遺体の隠し場所がわかるはずだと。大河原が「その手続きにはどれくらいかかるんですか?」と尋ねると、「2~3日」だと深山は答える。

 

この間に、笹野にはこの話を絶対にしないように、と二人に頼むのだった。

 

その夜、ざくざくと土を掘る者が。それは大河原と中村。深山と尾崎が現場を訪れる。土の中に見えたのは、緒方が毎日着ているスーツ。緒方の遺体が埋められていたのだった。

 

「罠を仕掛けたんです」と深山は言う。遺体に痕跡があるとわかれば、犯人は必ず遺体を移動させる。それが大河原と中村だった。

 

深山は事件の真相がわかったきっかけを話す。それは、笹野宛に送られた緒方の留守番電話。「桜ちゃんおはよう。黄色いメガネをなくしたから、黒いメガネをかけて出かけた。探しといて」という内容だった。

 

黒いメガネは社長室にあった。つまり、社長室で緒方は殺されたことになる。銀行に行き、金を引き出し、会社に戻り…そして緒方は大河原と中村に殺された。

 

現場には警察もかけつけて、大河原と中村はうなだれる。

 

犯人の目的

刑事専門ルームにて、緒方殺害事件について真相が明かされる。子会社の設立で多額の資金が必要となり、退職金が減ることを恐れた大河原と中村。そこで、社長を殺し、現金を持ち逃げしたという寸断だった。

 

佐田に金を振り込んだのは、緒方が金を持ち逃げしたのは計画的だったと裏付けるためだった。そして、佐田を敵視していた検察と裁判官がここぞとばかりに陥れようとしたという流れ。

 

「我々が闘う相手は本当に厄介な組織だよ」と斑目は言い、「みんな、ご苦労さん」と労う。

 

「あーあ、帰ってくんのか」とがっかりするような口調で言う深山だが、口は笑っている。「うれしそうだね」とみんなから言われて、「うれしくないよ」と否定している。

 

暗い闇に気づく者

岡田と川上が歩きながら話をしている。佐田の控訴が取り下げられたことについて、「勘違いしている弁護士を懲らしめるのにいいチャンスだったんだけどな」と愉快そうに言う。

 

川上は、これで国家賠償請求訴訟の方も大変になったと伝える。「うちはルールに則って、訟務検事として優秀な人材を派遣している。奴らの思惑通りにはいかせないよ」と鋭く言う。「そうですよね」川上も答える。

 

「小島君に渡した判決文はよくできていたんだけどなぁ」とも岡田は言う。「あんなん、結果が伴わなければただの紙きれですよ」と川上は答える。

 

そんな二人の様子を、後ろから遠藤が眺めていた。

 

家族だから

深山と尾崎は、拘置所から出てくる佐田を迎えに。佐田は仕事をしてくれた尾崎に握手を求める。尾崎は笑顔で返す。深山とも握手をしようとすると、「ありがとうございました?」とニヤニヤ顔で言われて「ありがとうございました」と一応言う。「どういたしまして」と念を押すように言いながら、深山も握手。

 

タクシーで由紀子とかすみもやってきた。つかつかと早歩きで怒っているような様子。「あ、謝らないよ。謝るようなことしてないもん」と佐田が言い訳をしていると、二人は佐田を抱きしめる。

 

「おかえりなさい」由紀子もかすみも泣いている。佐田は泣きそうな笑顔になり、表情を緩めて二人を抱きしめる。「心配かけたな」と声をかけながら。

 

首謀者

一方、川上はパソコンでとある書類を削除していた。それは、小島に渡された“判決文”。書類を作ったのは…

 

いつもの調子で

佐田はタクシーで家族と帰宅。深山もタクシーに乗り込み一緒に帰ろうとする。尾崎はそそくさと徒歩で帰宅。いつもの調子を取り戻す弁護士三人だった。

ーーーーーーーーーー

という話でした。あー佐田先生良かったね。やっぱりあの態度の悪さが事件を引き起こした、というのはあながち間違っていませんね!詳しい感想は別記事で書きます。

 

 

 aoikara

 

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