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99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第5話 ネタバレ 100%は難しい

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100%って言えることってないよなあと思うaoikaraです。ないよね。なんだろう…。明日は米を食べる!とかかな。でも、急にぶっ倒れて明日がないかもしれないし、やっぱり100%って言えないや。

 

というわけで今回のテーマは…

 

99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第5話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼99.9 SEASONⅡ 第4話 記事はこちら

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第5話のあらすじ・ネタバレ

裁判官に任じられること

最高裁判所にてたくさんの裁判官が集まり、全国裁判所会議が開かれている。最高裁判所 事務総局 事務総長の岡田孝(榎木孝明)が話しているのは少年犯罪の厳罰化について。

 

スピーチ後、裁判官の川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)は部下の遠藤啓介(甲本雅裕)を連れて、岡田から話を聞く。少年犯罪の厳罰化が官邸の目玉政策にもなっているらしい。川上が「そのためには世論を動かす事案が必要ですよね」と言うと、岡田はにっこり笑って「期待しているよ」と声をかける。

 

川上は過去を思い返していた。「期待しているよ。栄転だ」と言われて出された事例は、金平島家庭裁判所という場所への異動だったことを。

 

頼めるのは過去の同僚

斑目法律事務所には、以前まで民事の弁護士として働いていた志賀誠(藤本隆宏)と妻の奈津子(渡辺真起子)が訪れていた。志賀は頭にも腕にも足にも包帯をしている。

 

所長の斑目春彦(岸部一徳)のほかに、刑事弁護士を担当している佐田篤弘(香川照之)、深山大翔(松本潤)、尾崎舞子(木村文乃)も呼び出されている。志賀がケガをして仕事ができないので、受け持った刑事弁護を頼みたいという話だった。

 

弁護の依頼をしたのは山崎大輝(市川理矩)・17歳。写真を見ると金髪姿。容疑は強制わいせつ。工藤久美子(清原果耶)という女子高生に、駅前でわいせつな行為をしたとして、久美子が母親に言い、被害届が提出された。

 

近くをよくたむろしているという不良グループの人を面通しさせると、山崎と大江徳弘(福山翔大)を指さした。志賀は正義感に突き動かされて弁護をしたと言う。山崎は自白をしたが、物的証拠や目撃証言はない。

 

志賀と仲が良くない佐田は「断る!」と一刀両断。しかし、深山と尾崎は証拠もしっかりと読み、山崎の接見に向かう。佐田だけが最後まで「断る!」と言い張る。

 

良い判決

同じ頃、裁判官の遠藤も同じ事件を担当することになった。資料から「少年」「暴行」「強制わいせつ」というワードを見た川上は、「ええ判決せえよ」と遠藤に声をかける。

 

いつものやり方

深山と尾崎は山崎の接見に訪れる。「では、生い立ちから」といつものように聞き始める深山。尾崎もこのやり方に慣れて「ぜひ!」と乗り気だった。

 

そして、いよいよ事件について。深山はなぜ自白したのか聞く。「脅されたんです」と山崎は言う。

 

その回想。山崎は逮捕される前から「やってない!」と言い続けていた。取調室には刑事が二人いて、一人はひどく怒っている。もう一人はなだめて、「否認し続ければ裁判が長引いてとんでもない金がかかる」と言い出したのだ。

 

恐ろしくなった山崎は自分がやったと言ってしまった。そして逮捕されて、「さっき言ったとおりに話して」と言われて、供述調書を取られてしまった。

 

尾崎は「ひどい…」と嘆く。深山は逮捕されてからは録画や記録の義務があるが、逮捕前なら自白の強要の証拠もないからやり放題だとつぶやく。

 

山崎は高校を中退して不良グループにいたが、母親に申し訳なく抜けようと思っていたと話す。三ヶ月前から引っ越し業者の採用試験にも受かって、不良グループとつるむこともやめたと言う。

 

「じゃあ、事件当日、駅前にいなかったってこと?」尾崎の質問に、山崎はいなかったと答える。「絶対に俺はやっていません!」とまっすぐな目で強く否定する。

 

「当日のアリバイは?」深山が聞くと、山崎は2件目の引っ越しがキャンセルになったので、社員たちと忘年会に行ったと話す。高円寺の「焼肉100%」という店。肉がおいしいという噂を知っている尾崎が妙に食いつく。

 

とても人気店で、19時に行って、20時まで1時間並んだとのこと。「そのことを弁護士に話しましたか?」という深山の問いにもうなずく。山崎は、最初の弁護士に「起訴されたら99.9%有罪になる」と聞いたことを不安そうに打ち明ける。

 

深山はそれを拘置して、「まだ可能性は残ってますから、0.1%と言って余裕のある笑みを浮かべる。

 

事件の再現

夜になり、事件があったとされる多摩中央駅に深山や尾崎、パラリーガルの明石達也(片桐仁)、藤野宏樹(マギー)、中塚美麗(馬場園梓)、奈津子がやってきた。事件を再現することに。

 

しかし、深山は尾崎に焼肉屋に行けと言う。電話代がもったいなくて、わざわざ駅に呼び出した上でアリバイの確認を頼んだのだった。尾崎はぷりぷりと怒りながら、一人で高円寺の焼肉屋に向かう。

 

被害者の久美子役は中塚、加害者とされている山崎役を明石、大江役を藤野が務めることになった。それぞれカツラを被って準備万端。

 

被害者は駅から帰る20時頃に、山崎と大江に声をかけられたと証言している。それを再現して明石と藤野は金髪姿で中塚をぐいぐいとナンパしているが、駅前の人はかなり無関心。目をやる者も止める者もいない。

 

一方、尾崎は焼肉100%へと行く。店員(アキラ100%)に事件当日のことを聞くも、「100%覚えてない」と言われてしまう。

 

さて、駅前チームは強制わいせつをされたという公園に到着。人気がない。そこまで15分9秒。久美子は山崎と大江にここに連れてこられて、すぐに親に電話するように言われたと証言している。「お母さん、電車が止まってて…帰りが遅くなりそう」と言ったと。

 

電話を切り終えた後、1時間ほど山崎と大江につかまっていた。そして、隙を見て逃げ出したとのこと。

 

公園で事件を再現して、押し問答を繰り広げている明石&藤野と中塚。やいやいと騒ぐもので、男性がやってきて「何やってんだ?」と明石を拳で殴ってしまった。

 

いたはずの人々

男性に事情を説明し、理解してもらう。「紛らわしいことやめてくださいよ」と男性は笑っている。いつも公園の近くでダンスの練習をしていると言う。見ると、タブレットでビデオ撮影しながら踊っている。そのアングルは公園もしっかり見える。

 

深山は事件があった12月12日もダンスをしていたか聞く。その日は火曜日で、ダンスはしていないとのこと。月・水・金だけダンスをしているらしい。

 

事件を整理

外にいた弁護士やパラリーガルたちは刑事専門ルームに戻ってきた。みんなで話し合われる。駅前にいた人は無関心、さらに暗がりで見づらく、事件がかなり前だったこともあり、聞き込みで証言を得るのは難しそうだと考えていた。

 

中塚は、仮に山崎が無罪だとしても、久美子に嘘を吐く必要があるのかと疑問を口にする。嘘が公になったら得がないと。

 

 深山としても、法廷で被害者から何が語られるか様子を見るしかないとのことだった。

 

第一回公判

そして、第一回公判。山崎の事件へと向かう遠藤は、川上とすれ違う。二人はアイコンタクトをして、遠藤は軽く会釈をする。

 

弁護士達も法廷へ。被告人も。大江は「なんでやってもねえのに自白すんだよ!?」と山崎に怒っていた。裁判官もやってきて、法廷が始まる。

 

まず、被害者の久美子の証言から。身元がわからないように、ついたてがあり、傍聴席や被告人からは姿が隠されている。検察官の喜多方修造(矢柴俊博)が「逃げようとしても離してくれなかった、ですね?」と聞くと、小さい声で「はい」と久美子が答えている。

 

「ふざけるなよ、俺はやってねえよ!」大江は怒鳴り散らしている。裁判官の遠藤が注意する。

 

そして、久美子には「今日は勇気を持って法廷に来てくれてありがとう」と穏やかに言う。久美子は目をそらし、また小さな声で「はい」と答える。

 

次の証人は久美子の母・純恵(吉沢梨絵)。久美子とは対照的でハキハキと話す女性。「娘はなんでも私に話してくれます」と言う。喜多方が久美子から電話が来たのはいつかと聞くと、「20時すぎ。電車が止まっているから遅くなると」と答える。

 

携帯電話の通話記録にはたしかに、20:18に母親に電話をかけた証拠がある。それ以外は黒塗りにされているが…。

 

深山は、純恵が教育評論家であることを挙げて、日頃からコミュニケーションを取っているはずなのに、なぜ電話越しの声で危険な状況に気づけなかったのかと問う。純恵は明らかに気分を悪くして、「なんてこと言うの!」と声を大にしている。

 

すると遠藤が「弁護人、証人を侮辱するような発言はやめなさい」と注意する。「侮辱?僕は単純に疑問に思ったことを言っただけですけど」深山は悪気なくさらりとこう言う。

 

さらにと、深山は検察官に釈明を求めたいと、通話記録の黒塗りの理由を聞く。喜多方はプライバシー保護のためというが、深山は証拠開示請求をする。「無意味だと思いますがかまいませんよ」とのこと。

 

深山の尋問は終了。深山の後ろにいる尾崎は「裁判の心証が悪くなりましたね」とちくりと言う。深山は「裁判官の心証が悪くなろうが事実は変わらないよ」と、手でカエルを作って腹話術風に言っている。

 

第一回公判は終了。

 

再現は正確に

深山たちは焼肉100%にやってきた。みんなで派手な緑色の服を着て。山崎が務めているという引っ越しのジュンコという会社の制服。証言通り6人で。深山、尾崎、明石、藤野、中塚、そしてついでに弁護士の落合陽平(馬場徹)も。

 

深山は店員に注文を取る。カルビ2人前、ごはんは6人前で特盛り。変な注文だが、山崎もこんな注文をしたという。「あの店、何がうまいって、タレがめちゃくちゃうまいんですよ」という山崎。容器ごとタレを注文していたので、同じように注文する。

 

少ししかない肉と、大量のご飯とタレを盛り盛り食べる面々。深山はよりおいしくなるように、自分がいつも持ち歩いているスパイスをかけている。「おかわり!」「タレだけもらえますか?」そんな注文を繰り返していると…

 

「いい加減にしてもらえますか?」と店員に注意されてしまう。「おたくの会社では流行ってんの?」という言葉も引き出された。そう、山崎たちの迷惑な客ぶりを覚えていたのだった。

 

第二回公判

弁護側の証人として、焼肉100%の店員が連れてこられた。事件当日のアリバイを証言している。金髪の山崎とそのほかの6人で来て、ご飯に大量のタレをかけて食べていたと。待合の名前にも「ヤマザキ」そして6名と名前と人数が記されていた。

 

つまり、山崎は犯行当時、食事をしていたことになる。つまり、犯行は不可能と深山は結論づける。傍聴席にいるパラリーガルたちも「よし!」と一安心。

 

検察の喜多方は、タレをご飯にかける人は他にもいるのではと聞く。店員はたしかにいるが、「容器ごとおかわりしたのはあの方たちだけでした」ときっぱりと述べる。予約名簿にも名前が残っていたと。

 

「ここで裁判所より証人に質問をしても良いですか?」遠藤が急に口を開く。「あなたは、1週間前のお客さんことを100%覚えていますか?」と。店員は困り、「100%は覚えていない」と答える。

 

1週間前のことを覚えていないのに、事件があった2ヶ月前のことは覚えているのかとも問う。店員は特徴的な注文だったし、名簿にも名前が残っているからと店員は控えめに否定するが、「ヤマザキは珍しい名前ではありません」と遠藤は返す。そして続ける。

 

「100%彼だと断言できますか?あなたの発言で、たくさんの人の人生が大きく変わります。慎重に思い出してください」

 

何度も何度も念押しする遠藤の言葉に、店員は「そこまで言われると…わかりません」と証言を翻してしまった。

 

遠藤は笑みを浮かべ、「ありがとう」と言う。尾崎は「ありえないこんなの」と怒りを込めた小声でつぶやいていた。

 

裁判後、大江は怒り狂って自分の弁護士に怒鳴っていた。「俺は何もやってねえ!」と。深山はそんな大江の後ろ姿を見ていた。

 

頼れる人

一方、佐田が家に帰ると、なぜか家族以外の見覚えのある人々がいる。深山に尾崎、斑目まで家に来ていたのだった。

 

尾崎は斑目に裁判官の誘導があり得ないと嘆き、斑目は「こういう流れになるんじゃないかと思ったよ」と返す。政権が支持率回復のために、少年犯罪の厳罰化をする法案を通そうとしていたと聞いていると。

 

その事案を作るために、最高裁の事務総長も気にしている裁判だからと。事務総長という言葉を耳にした佐田は、聞き捨てならないといった様子になっている。とはいえ、家でするべき話ではない、事務所でしてくれと言う。

 

しかし、佐田の妻・由起子(映美くらら)や娘・かすみ(畑芽育)が気にするので、斑目は説明しだす。事務総局というのは最高裁判所直属の機関で、一番の出世コースだと。裁判官は顔色をうかがわざるを得ないのだとも。

 

かすみは裁判官が事務総局に忖度していると納得。「そう。君のパパはね、そういう人たちに立ち向かって、弁護士として立派な仕事をしてるんだよ」と斑目は付け加える。珍しくかすみや由起子は佐田を見直している。

 

かすみにいたっては、その話をパパから詳しく聞くために「彼とのデートをキャンセルしようかな」とまで言っている。佐田はうれしそうな顔をしている。

 

疑問点が明らかに

翌日、やる気に満ち溢れた佐田が刑事専門ルームにやってきた。「事務総局が乗り出してきたら、おまえたちの手に負える相手じゃない」といつもの自信家な様子ものぞかせて。

 

 証拠開示請求が通った久美子の通話記録が手に入る。確認してみると、母親に電話をかける前、駅に降りた後の20:06に誰かに電話している。これだと大江や山崎に逃げている最中に誰かに通話したということになる。そんな暇はあるのか。しかも、母親よりも前に。

 

誰に電話したのか、さっそく深山はその相手に電話をかけていた。

 

法廷に来なさい!

「出会い系!?」電話の相手はメガネをかけた中年の優男・五十嵐徹(池田良)。久美子と出会い系で知り合い、一度会っただけとにやつきながら説明している。深山と佐田、尾崎が話を聞いている。尾崎は五十嵐にドン引き。

 

法廷で証言をしてほしいというと、五十嵐は「いやぁ…」とにやつきながらもごもごしているので、怒っている尾崎が「法廷に来なさい!」と命じる。佐田は娘を思う父として五十嵐を説教。深山はいつも通りニヤニヤしていた。

 

第三回公判

第三回法廷にて、弁護側の証人として五十嵐が呼ばれた。険しい顔つきの佐田が弁論を担当。久美子の通話記録を示し、20:06の発信先の相手だと説明。

 

五十嵐は事件当日と言われている日に久美子と会う約束をしていたと証言。「出会い系で知り合ったんで」と言うと、傍聴席はざわつく。20:15に会い、その後に久美子は母親に「電車が止まってて帰りが遅くなりそう」と嘘の電話をかけた。

 

「あなたは被害者に会っていましたか?」という佐田の問いに、五十嵐は「間違いありません」と答える。「以上です」。

 

検察の喜多方や裁判官の遠藤は曇り顔だった。

 

流れはまだ変えられる

裁判官や検察の集まりにて、川上は岡田から「君から目玉になる案件があるからと言われていて官邸にも話をしたんだ。法務大臣も期待していたのに、残念だよ」と声をかけられる。

 

さらに東京地方検察庁の次席検事の津川岳(ヨシダ朝)からも「うちとしてもかなり厳しい。何とかなりませんか?」と耳打ちされる。川上は「裁判をなめたらあかん。口を挟めん」と返す。

 

ただ、「事件はホンマにその日にあったのか。被害者が勘違いしていたかもしれん。特別な日の記憶はあいまいになりがち」とも言う。遠藤はそれを聞いて何かを思いついたようで…

 

第四回公判

第四回法廷の証人は久美子。出会い系で会っていたことを母親に知られたくなく、とっさに嘘をついた、という証言を尾崎が引き出す。「弁護人からは以上です」尾崎が尋問を終える。しかし、

 

「でも…」久美子がまだ続ける。「二人に襲われたのは本当です」と言い出す。「私が襲われたのは12月6日だったんです」。いきなりの言い分に尾崎は「何を言ってるんですか?」と聞くが、すかさず喜多方が訴因変更を申し出る。さらに、遠藤によって裁判官もそれを認める。

 

明らかにおかしいと尾崎は訴えている。遠藤から「これ以上反論するなら退廷を命じます」とまで言われる。それでも尾崎は訴えをやめず、「この子たちの人生を狂わせても良いんですか?」と冷静に聞く。遠藤は尾崎に退廷を命じた。

 

佐田も撤回を求めるが、遠藤に退廷をちらつかせられると引き返してしまう。深山はにやっとしながら低い声で、尾崎に「裁判官の心証を悪くしてくれてありがとう」と皮肉を言っている。

 

山崎が立ち上がり「どうしてこうなるんですか、俺はやってないのに!裁判所は、どうして無実の人間を守ろうとしれくれないんですか!?」と怒りに震えた声で言う。しかし、裁判官に諫められて着席。

 

事実は

裁判後、深山は久美子と母・純恵とすれ違う。その際、深山は「事実はひとつだからね」と久美子につぶやく。

 

検事の職場では、帰ってきた遠藤に川上が「お疲れさん」と声をかけていた。

 

まだチャンスはある

刑事専門ルームでは弁護士やパラリーガルらが、ありえない訴因変更に対して怒りをぶつけていた。すると深山が帰ってきて「これなーんだ」とにっこり笑いながらUSBを見せる。

 

パソコンにつないでみると、12月6日に犯行現場を映しているビデオ。ダンスをしているメンバーの録画。月水金はいるとのことで、12月6日は水曜日だった。犯行があったという20時から21時までビデオを回してみるが、現場である公園には誰も映っていない。

 

つまり、訴因変更をしても状況をひっくり返すことができた。刑事専門ルームは歓喜に沸く。

 

とんでもない事態

と、佐田のもとに電話が入る。相手は大江の弁護士。なんと大江が自白をしたと言うのだ。裁判所で大声を上げるほど否認していたのに、なぜ急に自白をしたのか。

 

大江の弁護士に伴って、尾崎と深山は大江の接見に行く。大江の態度が悪い。「なぜ今になって認めたんですか?」という深山の問いに、大江は「本当にやった日がバレたんでもう言い逃れはできないでしょ」けだるそうに答える。

 

尾崎の言葉を遮って、さらに深山が「犯行現場の周りに誰かいましたか?」と聞く。「雨が降ってたから誰もいなかった」との大江の答え。「雨…」深山はつぶやく。

 

ほどよい距離感

うどん屋・鳳亭では、次席検事の津川が、大江が自白したことを大いに喜んでいた。横には喜多方もいる。川上と遠藤に話しかけている。川上は、一応は「ええ距離感でおらなあかんで」と言う。

 

検察官二人が帰り、川上と遠藤だけが店に残る。「少し、できすぎているような気がします」と遠藤は本音を明かす。大江の自白は想定外だと。「こういうときは気をつけなあかん」川上も冷静な言葉で述べる。

 

深山はいとこ・坂東健太(池田貴史)の店・いとこんちで料理を作りながら事件について整理していた。なぜ大江は自白したのか。ダンサーたちの映像に雨は映っていなかったのに、なぜ雨が降っていたと言ったのか。

 

深山の料理が完成すると、深山のファンで歌手の加奈子(岸井ゆきの)が店にやってきた。なぜかびしょびしょ。大雨が降ったという。ライブがあった駅では雨。しかし、この店付近は雨など降っていない。

 

深山は気づき、スマホで雨雲レーダーを確認。そして電話をする。「佐田先生、借りを返してもらえますか」

 

次の課題

翌日、刑事専門ルームでは、みんなで事件当日の雨雲レーダーを見ていた。佐田が懇意にしている気象情報会社にもらったらしい。犯行現場の多摩中央駅付近ではやはり雨が降っていない。その少し離れた西府中駅付近に雨雲が集中している。

 

つまり、大江は西府中駅周辺にいた可能性がある。ということで、大江の目撃証言を得るために、またみんなで聞き込みをすることになった。ちなみに佐田は「頑張っていこう!」と言っているが自分が行かず、明石に「勝手おじさん」と言われている。

 

頑張って聞き込み

深山や尾崎、明石、中塚、藤野が西府中駅で聞き込み。しかし、成果なし。2ヶ月も前のことなので誰も覚えておらず、コンビニの防犯カメラもデータが破棄されている。

 

とりあえずは帰宅。「明日もやります」と深山は言う。深夜遅くなってので電車もなく、みんなでバスに乗って帰る。車中、尾崎は公判が三日後でこんなことは意味があるのかと問う。「この世に意味のないものなんて…」と深山が言いかけると「ない!」と尾崎が続ける。「わかるようになりました」と言いつつも、不安は消えない。

 

深山はバスの窓から外の何かに気づき「止めてください!」と叫ぶ。バスを降りて、走り出す。皆も追いかける。深山が立ち止まり、大きな看板を見る。それは府中西警察署の看板で、「犯人逮捕にご協力を!」と12月6日にひったくり事件があったようでその犯人の特徴が書かれている。

 

そして、深山は気づいた。一礼して

 

「かんばんわ(こんばんは)」

「しまった!人じゃなかった!かんばん(勘弁)してよ~」

 

とダジャレをぶっ込む。深山だけが大笑いしているが、みな寒いダジャレを静かに受け止めている。

 

第五回公判

第五回公判では大江が証言台に立つ。検察に尋問されて、「山崎と一緒に彼女に乱暴をはたらきました」と証言している。傍聴席には川上も来ている。山崎は言葉を失っている。

 

弁護側としては深山が、犯行現場の近くでダンサーたちがダンスの練習をしていたのに、気づかなかったのかと聞く。「あの日は雨が降ってたんです。けっこう土砂降りだったから、練習やめて帰ったんじゃないですか」と返す。

 

傍聴席には久美子も来ていた。

 

深山は証拠として動画を提出。12月6日の雨雲レーダー。雨が降る所が赤くなる。しかし、事件があったはずの多摩中央駅付近やその公園では全く赤くならない。つまり、雨は一滴も降っていない。

 

そして、モニターを広げると、西府中駅周辺で局地的な雨が降っていたことがわかる。この西府中駅で12月6日の聞き込みをした結果、大江を見かけたという人を見つけることはできなかった。

 

ただ、事前に申請してもらった証拠を提出したいと深山は言う。検察官の喜多方に確認してもらい、「どういう意味があるかわかりませんが反対はしません」とのことで開示される。

 

それは、西府中駅の商店街にあった警察の看板。ひったくり事件の捜査協力を求める内容。犯人はバイクに乗り、歩いていた60代の女性からバッグをひったくった。その女性は頭を打ち、意識不明の重体からそのまま亡くなった。

 

深山は大江に「このひき逃げ事件をご存じですね?」と聞く。「異議あり」喜多方は今回の事件との関連性がないと言う。遠藤も「主旨を説明してください」と求める。

 

「関連性はハッキリしています。警察はこの事件は強盗致傷から強盗致死に切り替えて、捜査をしています。そして、これが看板に記されていた、犯人の特徴です」

 

  • 10代~20代の男性
  • 身長175cm前後
  • 中肉中背
  • ヘルメットに明るめの髪色
  • 白色ジャンパーにジーパン

そして

 

「首筋に十字架のタトゥー」

 

深山は続ける。

 

「大江さん、あなたの首の後ろに、同じようなタトゥーがありますよね?」

 

大江が裁判後に暴れて容疑を否認したとき、深山はその後ろ姿を見ていた。そして、その首の後ろには十字架のタトゥーがあった。

 

大江は震える声で「知らねえよ…」と否定。川上は何かを察したように、傍聴席から法廷を後にする。

 

12月6日は大江がひったくり事件を起こした日と同じ。それを利用して強盗致死から逃れようとした。強盗致死よりも強制わいせつの方が刑罰が軽く済むから。だからこそ、やってもない罪をやったと自白した。

 

「事実は一つですよ」

 

深山はきっぱりと言う。「だから知らねえって!」大江はわめくが、「ごめんなさい!」という女の子の声が聞こえる。それは傍聴席にいた久美子の声だった。

 

「あの二人に襲われたというのは嘘なんです。お母さんに怒られたくなくて嘘をついて…」久美子の言葉を、遠藤が「傍聴人静粛に!」と諫める。が、久美子は止めない。「途中で謝ろうとしたけど」「傍聴人!」「検察の人に日にちを変更しろって言われて!」遠藤はその言葉を受けて、何も言い返さなくなった。

 

喜多方は久美子に母親も大変なことになると言われて、事件が起きた日の変更を誘導されていたのだった。「本当にごめんなさい!」久美子は頭を下げる。

 

佐田が立ち、「いいんですか?自分のメンツのために強盗殺人犯を取り逃がすことになりますよ!これいいんですか?」と詰め寄る。深山も言う。「もう一回やりますか?訴因変更」と皮肉たっぷりに。

 

遠藤はひきつった笑いを浮かべていた。川上は怒りを感じてなのか、一人裁判所の廊下を歩く。

 

裁判の結果

裁判の結果、山崎と大江は無罪。ただし、大江は強盗致死の捜査協力をするようにとのこと。弁護側の完全勝利。また遠藤は、警察や検察は隠蔽を軽く考えてもらっては困るとの訓戒を述べていた。

 

得した人たち

川上は岡田に少年犯罪の厳罰化としての成果を上げられず申し訳ないと謝罪。しかし、大きな事件の犯人を挙げるのには役だった。裁判所の良いアピールになったと岡田は上機嫌。「裁判所の良心 検察の暴挙食い止める」との新聞記事が出ていた。

 

その同じ記事を見ながら、斑目は「ただじゃ済まない相手だね」と言う。裁判官、検察官、弁護人は本来ほどよい距離を保ったトライアングルである必要がある。しかし、検察と裁判官の距離がぐっと縮まると、そのトライアングルは簡単に壊れるとも言う。ただ、今回の事件に関して、自分の事務所が見事に是正したとも。

 

事件を依頼した志賀は奈津子を連れて来ている。同室にいる佐田に握手を求めるが、「何もしてないやつと握手はしない」と佐田は拒否。

 

深山はニヤニヤしながら志賀に近づき、「嘘ついちゃダメでしょ」と志賀のケガをしていない方の足を踏む。志賀は痛がっているが、ケガをしている方で片脚立ちしている。奈津子曰く、志賀はどうしても佐田に頭を下げるのだけは悔しかったとのこと。

 

これからのこと

尾崎は一人別室にいて電話をしていた。「わかりました。くれぐれも弟のことよろしくお願いします」と頼んでいる。そして、また過去のことを思い出している。深山はそんな尾崎を見ていた。

 

ーーーーーーーーーー

という話でした。こんな事件あるのかと思ったら、似たような事件があったらしいというので驚きでした。詳しい感想は別記事で書きます。

 

 

aoikara

 

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