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99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第4話 ネタバレ ぐうの音も出ない

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リアルで「ぐぅ」と言いたいaoikaraです。佐田先生の「ぐぅ」の言い方がツボです。あんな言い方をしたい。

 

というわけで今回のテーマは…

 

99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第4話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼99.9 SEASONⅡ 第3話 記事はこちら

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第4話 あらすじ・ネタバレ

夢が叶った?

2018年冬。

 

弁護士として法廷に立っていたのは、万年パラリーガルの明石達也(片桐仁)。犯罪を「99.99%許せない!」とのたまっている。

 

被告人は弁護士の深山大翔(松本潤)、検察官にはヒゲをたくわえた佐田篤弘(香川照之)、裁判官には尾崎舞子(木村文乃)がいる。

 

結果、「明石は射殺による死刑」と尾崎が腹話術人形を持ちながら言う。そして明石が撃たれて、血をぬぐうように手元を見ると、そこにはトマトが握られていて…

 

「なんじゃあこりゃあ!!!」

 

料理で大切なことは

というところで明石の目が覚めた。深山のいとこ・坂東健太(池田貴史)の店「いとこんち」に来ていて、目を開けたまま寝ていた。とっさに目の前にある料理をつかんでしまい、トマトソースがぐちゃぐちゃで「なんじゃあこりゃあ!」とデジャブ状態。

 

騒ぐ明石に、テレビを見ている加奈子(岸井ゆきの)が聞こえないと怒っている。今は料理をしている深山を見ながら、お嫁さんになるためにテレビで料理を勉強していると言うのだ。見ているのはプロレスラーの中西学、北村克哉(両者本人)が出演している「モンスタークッキング」という番組。

 

それを見て、坂東はエプロンのデザインが目に付く。実はプロレスファンでパラリーガルの中塚美麗(馬場園梓)の好きが高じて本格的にデザインを頼まれるようになったらしい。

 

番組は途中で分量が変わるなどして、加奈子もメモを書き直している。深山は「いい加減な番組だな」とつぶやいている。

 

そして、料理が完成。食べようとすると、客として訪れていた漫画家の山田貴敏先生が連れ去られる。深山はいつも通り「いただきマゼラン海峡!」と、明石から「3点」というダジャレの評価を受けて食べる。

 

店内はずっと騒がしく、またも加奈子がぶちぎれていた。

 

と、同じ頃、とある人物がスパナで殴られ、さらに別の人物が転落して亡くなっていた。

 

新キャラ登場?

斑目法律事務所の刑事専門ルームにて。本日も通常通り業務が行われている。尾崎のもとにはなにやら荷物が届いている。中を見ると、腹話術用の人形。明石の夢の中で射殺を命じた人形だった。尾崎はウキウキと腹話術をしてみせて楽しそう。

 

依頼は突然に

佐田に呼ばれて、深山と尾崎が仕事へ。岩村梢(有森也実)という女性からの依頼。梢の夫・直樹(ユリオカ超特Q)が取引のあったタナハシ機械製作所専務の棚橋幸次郎(永滝元太郎)を殺し、自身もその直後に自殺した事件があった。不起訴処分になり捜査は終了。

 

しかし、梢は夫は自殺ではなく殺人も犯してないと言う。もう終わった事件だと思っている佐田は依頼を引き受ける気はない。しかし深山は引かない。

 

梢が夫から死ぬ間際のメールをもらったと言うので、深山が見せてもらう。尾崎も資料を確認し、刑事資料で遺書とされているものだった。 

私は取り返しのつかないことをしてしまった。幸次郎さんをこの手で殺してしまったんだ。

 

お前に迷惑をかけてしまい本当に申し訳ない。

 

許してほしい。

という内容。違和感はない。ただ、梢によると夫のメールは句読点も変換もしないほど面倒くさがりだったと言う。そこでいつものメールを見せてもらう。

 

  • 「きょうはいしゃにいく」は「今日は歯医者に行く」ではなく「今日は医者に行く」
  • 「きのうのはなしでおねがい」は「昨日の話でお願い」は「昨日のはナシでお願い」
  • 「こんげつはだいぶつかった」は…真実はわからないがだいたいの想像はつく。

 

尾崎としての見解は事件として何の問題もないということ。凶器とされているスパナにも夫の指紋が付着している、それが証拠だと。

 

「ちょっとよろしいですか」と佐田が発言をする。検察が刑事記録を家族である梢に開示したということは、被害者側から慰謝料を求められているのではと尋ねる。

 

実はその通りで、損害賠償を請求されていた。幸次郎の兄の政一郎(迫田孝也)は弁護士の森本貴(近藤芳正)をつけて、共同経営者だった弟がいなくなった責任を取ってもらうと、梢に3億円の損害賠償を請求。応じなければ裁判所に正式に訴えると。

 

佐田は相手に民事裁判のスペシャリストがいると感じ、相続放棄をすれば損害賠償を支払う義務はないと説明する。しかし、梢はそれを拒否。そうすれ夫の犯罪を認めることになり、夫を信じているからしないと言うのだ。

 

結局、佐田は「お引き受けしかねる」と冷たく突き放し出ていく。尾崎も佐田に促されて退出。深山だけが部屋に残る。いつものにやっとした顔で「これお預かりしても良いですか?」と刑事資料を手に取っている。

 

結局は

部屋を退室した後に、尾崎は佐田に「あんなに冷たくしなくても」と言っているが、取り合われない。そして「余計なことをするな」とも言う。しかし、いつのまにか深山がいない。明石もいない。事件現場に行ったらしい。

 

佐田は尾崎に深山を連れ戻すようにと命じられる。

 

敵弁護士

政一郎の弁護をしている森本のもとに、電話が入り、岩村が斑目法律事務所に行ったことを知る。「斑目法律事務所」と森本はつぶやき、片手で指をポキポキと鳴らす。

 

現場検証

深山は明石を連れて、捜査資料を持ち、事件現場である岩村の会社・岩村モーターの入り口付近に来ている。従業員に話を聞く。尾崎がやってきて佐田から事務所に戻るように言われていると伝えるが、もちろん深山は相手にしない。

 

深山は刑事記録を読んでいる。刑事記録に寄ると、犯人とされる岩村が経営する岩村モーターは、殺された幸次郎が専務を務めるタナハシ機械製作所の下請けをしていた。

 

兄の政一郎によると、弟の幸次郎は事件のあった1月14日、18:30に岩村モーターで待ち合わせをして、契約破棄の話をしたとされている。それが工場の前のベンチ。かっとなった岩村は凶器であるスパナで幸次郎を殴り殺害。その遺体を隠すために車の影に運んだ。そして、岩村モーターの工場から1km離れた場所のビルの屋上から飛び降りて自殺。

 

深山は「そもそも契約打ち切りなんて大事な話、こんな入り口でするかな?」と疑問を呈する。明石も従業員も「しないなぁ」と感じている。

 

さらに、話し合っていたのに、わざわざスパナを工場内に取りにいって殺したことにも疑問を感じている。明石が再現すると、工場の入り口が狭くて手間取る。しかも工場からベンチまでは距離があり、襲いかかれば幸次郎が気づくはず。実際、スパナを持ってきた明石を見て、尾崎は「いやあ」と縮こまるように逃げている。

 

尾崎は「そもそも被疑者も被害者も亡くなっているのだから、何も証明できない」と言う。「じゃあ警察や検察が示して刑事記録にも同じ事が言えるよね」と深山は言い返す。

 

被疑者が死亡した事件で裁判が行われることも少なく、警察のチェックも検察のチェックもおろそかになる。そんな深山の話を受けて、尾崎は友達の父親が被疑者として逮捕されて無罪だった事件を思い出す。

 

 とにかく、幸次郎と岩村の間に何があったのかを調べると深山は言う。思うところがありながらも、尾崎はそれを前向きに受け入れて、一緒に調査することに。

 

被疑者と被害者の関係

深山と尾崎と明石は、一人一人それぞれが聞き込みをする。近所の工場の人間に尋ねると、皆が口をそろえて「岩村さんはタナハシさんからの契約打ち切りに悩んでた」と言う。

 

深山はこれはおかしいと言う。そもそも、刑事記録には岩村がかっとなって幸次郎を殺したことになっている。しかし、悩んでいたということは、事件が起きる前から契約破棄を知っていたことになる。これは事実に相違がある。

 

やっぱりまだできない!

三人は岩村が飛び降りたというビルを訪れる。その近くにある防犯カメラの映像を入手してほしいと、尾崎に頼む。一人では不安なので明石をつけて。

 

防犯カメラのある会社を訪ねると、やはりさまざまな問題で貸し出すのは難しいとのこと。尾崎は土下座をしようかどうか迷い「やっぱり私にはできない!」と言ってしまう。

 

「しょうがないなあ」と明石が「お願いします!」と土下寝をすると、「しょうがないわねぇ」と一発で貸してもらえた。得意満面の明石に対して、尾崎は少し悔しそうな表情を見せる。

 

自殺か

深山は岩村が自殺したというビルの屋上を訪れていた。落ちた場所を覗いてみる。さらに、落ちた場所に遺体と同じように寝っ転がってみる。刑事記録にはニット姿の岩村が転落している様子が写真に撮られている。

 

近くにカバーをかけられている物があり、気になって取ってみるとセメント。袋が破れている。深山はじっと考えながら耳を触っている。

 

凶器とヒント

深山は岩村の自宅を訪ねる。梢から、警察に開示されたという凶器を見せてもらう。梢は道具として使ったことはないはずだと話す。指紋がついているのはおかしい。

 

弁護士が来てくれたため、梢は依頼を引き受けてくれるのかと期待する。が、深山は「いいえ、個人的に気になっただけ」とバッサリと笑顔で言う。

 

格闘技やプロレスのグッズや本があるなど、岩村はプロレス好きだったようだ。遺品のひとつに、「モンスタークッキング」と書かれたノートを見つける。加奈子が見ていたあの番組を、同じようにメモしていたらしい。

 

事件があった日のメモもある。加奈子と同じように、いい加減な分量を書き直した形跡があった。

 

事件を整理

深山が刑事専門ルームに戻ってきた。明石から防犯カメラの映像を入手したと言い、すぐに見せると言う。

 

尾崎はホワイトボードに図を描いて、事件について整理。自殺したと思われるビル付近の防犯カメラには、18:52に岩村の姿が確認できる。そして、岩村モーターに幸次郎が訪れて殺されたのは18:30。距離から言っても、殺人をして自殺したという裏付けになる。

 

深山は「18:30~18:40の間は自宅にいたというアリバイがあった」と言う。そして見せたのはモンスタークッキングのノート。書き方から見てリアルタイムで見ながらかき消した跡もあると言う。事件当時現場にいることは不可能になってしまう。

 

明石によって、防犯カメラの映像がテレビに映し出される。コートを着て振り向いている岩村の映像がばっちち映されている。深山はそれを見ると、何かに気づいたように刑事記録を見直している。

 

凶器のスパナについては民間の鑑定機関に依頼して調べてもらっていた。そう聞くと中塚が驚く。「佐田先生に見つかったら怒られるでしょ?」と。深山はニヤニヤしながら「なんで?」と聞いている。

 

その佐田は弁護士の落合陽平(馬場徹)も伴って、なぜか梢の依頼を快く引き受けていた。刑事専門ルームからもその様子が丸見え。

 

方向転換

パラリーガルの中塚は後楽園ホールに行くために、藤野宏樹(マギー)は娘たちとチーズフォンデュパーティーをするために帰宅。

 

残された者たちが気になるのは佐田の方向転換。落合が、自分が説明すると尾崎にウィンクをして素早く拒否されている。

 

岩村は個人的に特許を取得しており、それが航空や船舶などにも関わる重要なものだった。これを妻である梢は知らなかったあらしい。

 

そもそも、タナハシ側がなぜ梢に法外な損害賠償を請求したのか佐田は疑問だった。相続放棄すれば、支払われる可能性は極めて低い。ところが、相続放棄すれば特許の権利も消滅する。つまり、政一郎が狙っていたのはその特許だった。

 

深山は佐田が手の平返しをした理由を知ってニヤニヤとしている。佐田は素人にできることではないと感じ、調べてみると政一郎のバックには森本貴という弁護士がいることを知る。落合によると、民事の弁護士として佐田をしのぐほどの力があるとのこと。

 

佐田は岩村について証言していた下請け業者について朝一で聞き込みに行くという。深山は「心配だなー」と言う。ジョーカー茅ヶ崎のことを犯人扱いにしてしまったとニヤニヤしながら言い、佐田は気まずそうにしながらも反論していた。

 

証言をした理由

佐田と深山と尾崎は、岩村が「契約を打ち切られることで悩んでいた」という証言をした会社のひとつ、アダチ工業の足立靖男(塚地武雅)を訪ねる。しかし、足立は証言を変えない。

 

すると佐田が「おたくの会社の資料をたまたま手に入れた」と出す。売上高が実際よりも低く示されている。仮装隠蔽行為と見なされて、重加算税の対象ともなる。「どうしましょうねええ!」と佐田は他人にも聞こえるようなくらい大きな声で言う。

 

焦った足立はちょっとと人気のない場所に三人を連れてくる。「何を話せばいい?」神妙な面持ちの足立に、佐田は棚橋兄弟と岩村との間でトラブルがあったのではと尋ねる。それに答えられないという足立に対して、また大きな声を出して違法行為を訴えると、足立は話し出す。

 

ここ近年、タナハシ機械製作所は経営がうまくいかず、売上高は落ち込んでいたらしい。そこで弟の幸次郎だけが岩村と一緒に会社を立ち上げようとしていたらしい。それに兄の政一郎が憤慨していたという噂が…。

 

深山はなぜ「岩村モーターは契約を破棄されて困っていた」と言ったのかと問う。「圧力をかけられたんじゃないですか?今のこの人みたいに」とびしっと佐田を指す。「ええ、この人みたいに」と足立は認める。

 

幸次郎の葬式後、政一郎から呼び出された。そこで、そう証言するように頼まれたとのこと。親の代から下請けの自分の会社では、上に逆らうことはできないと。

 

汚い手を使うのはお互い様

その帰り際、佐田は政一郎には幸次郎と岩村のどちらも殺す動機があったと言う。それを知ることができたのは「汚い手を使いましたね~」と深山はニヤニヤしながら言う。

 

自分で殺しておいて他人に罪をなすりつけて、その人物まで殺した。「虫が良いにもほどがある!」と佐田はいつになく怒っている。

 

「証拠があるなら、検察も動いて再捜査してくれるはずです!」と尾崎も言い、自分が行ってくると言う。佐田は「行ってこい!」と力強く送り出す。

 

弁護士と裁判官の違い

尾崎は以前世話になっていた検察官に合う。岩村の事件を説明し、証拠があるので捜査をやり直してほしいとも頼む。しかし、検察官は拒否。きちんと捜査した上で不起訴にしたと言うだけ。一塊の弁護士なのに裁判官と同じように振る舞われても困るとも言われる。

 

打開策

という結果を、尾崎は佐田や深山、所長の斑目春彦(岸部一徳)にも伝える。うなだれる面々。「どうするかい?」と斑目は佐田に聞く。

 

「一つだけ方法があります」と佐田は答える。「民事裁判で争います。あえて示談の話を退けて、民事裁判を起こさせる。民事の法廷の場を利用して、刑事事件の無罪を立証してみせます!と。

 

斑目は、民事と刑事のどちらもある自分の事務所だからこそできると、「うちの見せ場」と受け入れる。佐田は足立を証人として法廷に呼ぶために準備をしようと、尾崎も呼んで部屋を出て行く。

 

深山は行かない。斑目が理由を聞くと「僕は僕でやることがあります」と言う。「事実を示す確かな証拠はまだありませんから」と。

 

宣戦布告

 佐田は尾崎と梢を連れて、タナハシ機械製作所を訪れる。相手方の担当弁護士の森本と、なるべく高い位置から名刺を渡そうと小競り合いをしている。佐田は岩村が明らかに無実だと訴える。

 

森本は刑事事件として確定していて、負けがわかっていて勝負をするなんて、佐田先生の名に傷が付くと言い合いは止まない。佐田も佐田で「部屋を片付けて待ってろ!」と言い放ち、早々に部屋を後にする。尾崎と梢も部屋から出て行く。

 

政一郎は吐き捨てるように「馬鹿な奴らだ」と言うが、森本は慎重だった。佐田には何か裏付けがあるはずだと。「私にはわかる」とつぶやいていた。

 

キャッシュ

佐田が刑事専門ルームに帰ってくると、深山がニヤニヤして見ている。そして、「お願いします!」と珍しく頭を下げてなにやら資料を手渡す。それは民間に頼んだ鑑定料で50万円もする明細だった。

 

実は明石が立て替えたらしく、お金がないと嘆いている。佐田が現金で50万円を手渡し、明石の危機は逃れられた。

 

第一回目の法廷

いよいよ裁判へ。佐田と尾崎が梢を連れて、森本はもう一人の弁護士と政一郎を連れてやってきた。やってきた裁判官を見て、尾崎は「杓子定規で融通が利かない」と説明する。しかし、佐田は「俺を誰だと思っているんだ?」と余裕綽々。

 

別の事

一方、深山は法廷にはおらず、明石と一緒に外に出ていた。岩村の自宅からビルまでの道で、ここを通ったとすると、会社から直接ビルに行ったという刑事記録は無効になる。と同時に、岩村が自宅にいたというアリバイも証明できる。そこで、二人で目撃者を探すことにしたのだった。

 

一進一退

佐田は凶器であるスパナの民間鑑定書を提示し、指紋以外に付着しているものがあると説明する。そしていくつかの化学物質を挙げる。それは、岩村が自殺したと思われる場所にあったセメントの成分と一致した。

 

もし岩村が犯人だとしたら、幸次郎を殺したスパナにセメントの成分がついているのはありえない。つまり、何者かが岩村を殺した後にスパナを握らせて指紋をつけさせて、幸次郎の遺体の近くに置いたと言える。そう佐田は主張した。

 

森本はすぐさま反論。被告代理人のもとに凶器のスパナが届いてから今までの間に付着した可能性もあると言い出したのだ。佐田は警察に返されてから一度も封を開けていないとさらに反論するが、裁判官から「次回までにそれを証明してください」と言われてしまう。

 

口では「わかりました」といいながらも、「そんなことできるわけねえじゃん」と尾崎に小声で愚痴っていた。尾崎は尾崎で、「だから杓子定規って言ったのに…」と呆れている。

 

切り札

佐田は切り札として、足立を証人に呼んだ。しかし、足立は「タナハシ製作所の経営状態はうまくいっていた」と証言する。尾崎はすでにまずいと感じ始めている。

 

佐田はさらに「岩村さんは幸次郎さんと新しい会社を立ち上げようとしていたんですよね?」と聞いても、「いいえ、岩村さんは契約を打ち切られることを悩んでいました。新しい会社を立ち上げるなんて、聞いたこともありません!」と明らかに政一郎が有利になる証言をする。

 

法廷の後、佐田は森本に「うちの証人に何をした!」と詰め寄る。「あなたと一緒にしないでいただきたい!」と森本は反論。そして佐田に「B級弁護士」と言い放つ。

 

可能性は一つ

刑事専門ルームに帰ってきた佐田は森本の悪口を言いまくっている。尾崎は殺されて特許まで奪われることは「絶対に許されることじゃない!」と嘆いている。

 

深山は防犯カメラを見ながら考えている。そして、自宅から自殺したと思われるビルに向かう目撃証言を得ることしか可能性はないと言う。その日も明石がへとへとになるほど探したが、証人はいなかった。難しそうである。

 

「絶対に許されるものじゃないんでしょ?じゃあ、それしかないでしょ」

 

と深山はニヤニヤしながらもきっぱりと言う。ダメ元だとはわかっていても、可能性があるならと、佐田は「頑張ってみんなで聞こう!」と自分も含めて総動員で調べるように命じる。

 

敵の動き

一方、森本のもとには斑目法律事務所の方がまた何かしているという話を聞き、にらみをきかせている。

 

最後の手

深山も尾崎も佐田も明石も藤野も中塚も、みんなで証人を探す。しかし、どこを調べても誰も見つからない。夜も更けてきた。

 

そこに、高級車らしき一台の車が停まる。中から出てきたのは森本。佐田に向かって「こんなところで目撃者捜しですか?」と嘲笑している。佐田はいらっとして、つい「岩村さんが自宅からビルに向かう姿を目撃者がいましてね!証人として呼ぶ予定です!」と嘘を吐く。

 

「それは楽しみですね!」森本も言い、両者はにらみ合う。森本も余裕の笑みを浮かべて、去って行った。他の者たちは佐田の嘘にほとほと呆れていた。

 

弁護士としての信条

森本は政一郎に、佐田たちが「目撃者が現れた」と言っていたことを明かす。森本は「今さらいないはずだ」と確信していた。しかし、念には念を。こちらには逆に会社からビルに向かっていく姿を見たという目撃者がいれば良い。

 

森本は「本当でなくても良い」と政一郎に詰め寄る。「事実はどうでもいい!大事なのは法廷という場で勝つか負けるか!」とのこと。政一郎も悪い笑みを浮かべて、受け入れる。

 

「ぐう」

佐田は森本が目撃証人を見つけたといいう話を聞き、焦っていた。深山は藤野と明石になにやらこそこそと耳打ちしている。

 

そして、二度目の法廷。裁判所では法廷に入る前に、森本と佐田が鉢合わせ。森本は相手に証人がいないことを指摘する。「良心が痛んだんでしょうかね?」と佐田の弁護士バッジをぐりぐりといじっている。

 

佐田は「ぐう」と息を漏らすだけで、何も言い返せない。「ぐうの音しか出ないとはこのことですよ」と余裕たっぷりに森本は言う。

 

真実の法廷

今回の法廷では深山が主任の席に座る。不満そうな佐田は隣へ。尾崎は後ろで梢の隣にいる。

 

政一郎側の証人はまたも足立。いいようにされている。森本から質問されて、自分の工場から、岩村が自社からビルに向かう姿を見たと証言している。さらに森本はどんな様子だったのかと尋ねて、岩村は動揺しているように見えたという。幸次郎を殺してビルに向かったというアシストになりそうだ。森本は佐田にむかって「べー」と舌を出してみせる。

 

深山の反対尋問。なぜ、前回の法廷で言わなかったのかと聞く。「聞かれなかったから」と足立は言う。そして、見た人物は本当に岩村だったのかとも尋ねる。「岩村さんでした」足立はぶれずに答える。

 

「服装は?」深山の問いに、「アイボリーのセーターを着ていました」としっかりと答える足立。「本当にご覧になりましたか?」「アイボリーのセーターを着ていましたか?」「絶対に間違いありませんか?」と、深山は何度も聞く。「間違いありません!」と足立も面倒くさそうに答えている。

 

「絶対に間違いありませんとちひろのかみかくし!(千と千尋の神隠し)」

 

深山は法廷でダジャレを言って笑っている。法廷は静まりかえるが、佐田だけにはウケて「100点に近い!だって、隠すとかかってんでしょ」など褒め称えている。と言いつつも、早く弁論を替わりたいようだ。

 

深山は防犯カメラの映像を提示。そこに映し出されていた岩村は…「どんな格好ですか?」深山が足立に言う。「…コートを着ています」足立の言う通り、映像に映る岩村はコートを着ていて、中に何を着ているかはわからない。

 

実際に殺されたときの岩村はアイボリーのセーター姿。着ていたはずのコートは見つかっておらず、犯人が持ち去ったと考えられる。おそらく、岩村を突き落とす際に自分の都合の悪いものがついたのだろうと深山は言う。

 

その証言を聞き、岩村を殺害し、罪を着せた人物がわかったと深山は言う。

 

「犯人は…あなただ!」

 

と笑顔で指を指した先にいたのは足立。森本は証人を侮辱するとして意義を唱えるが、深山に「真犯人の存在はこの裁判の根幹に関わるんです」という深山の言葉に、裁判官は意義を却下する。

 

岩村がコートを着ていて、遺体が発見されたときはコートを脱いでいた。そして中に何を着ていたか知っているのは犯人しかありえない。「あなたが真犯人ですね?」と深山は足立に詰め寄る。足立は「違う!」と否定しているが…

 

すると佐田が自分と変われと深山に命令している。最終的には頭を下げてお願いして、弁論へ。「もう逃げられませんよ!」と足立に言うと、「違う!本当は岩村さんを見ていない!嘘の証言をしてくれって頼まれたんだ!」と足立は衝撃の事実を告白する。

 

「たのまれたぁ~?」とさも初めて知ったかのような口ぶりで佐田が言い、勝利を確信してガッツポーズ。「じゃあそいつこそが真犯人だ」と佐田は興奮「誰に頼まれたんです?」と裁判官が足立に聞く。

 

「それは…」足立の目線の先には、政一郎がいた。焦る政一郎は「先生、どうにかしてくれ!」というが、森本にはどうにもできない。政一郎は法廷から出て行こうとする。「動くな!」と森本が言うが、政一郎は逃げていった。

 

「あなたの依頼人はどちらへ?」勝ち誇った顔をした佐田が、森本に詰め寄っている。

 

事実はいつも

法廷を出た政一郎には、藤野と明石が待ち伏せている。警察も連れてきていて、逃げる政一郎を確保する。これが深山に耳打ちで頼まれていたことだった。

 

「でっちあげの証人を裁判の持ち込んだのは君の依頼人だったようだなぁ?さぞかしこの良心が痛むだろうなっ!」

 

佐田は自分がやられたように、森本の弁護士バッジをぐりぐりといじる。「くっ」森本は息を吐くだけ。「ぐうの音も出ないとはこのことか!」と佐田は言う。深山は余裕の笑みを浮かべている。

 

裁判が終わり、森本が「運が良かったですね」と佐田にわざわざ言いに来る。しかし、佐田は「俺たちが仕組んだ」「俺たちの狙い通り」とのたまい、「民事だからとはいえ防犯カメラの映像を見ようともしなかったおまえの負けだな」と嘲笑しながら言う。

 

「B級、いやC級、いやD級弁護士は困りますねえ!

 

と言い放ち、すっきりとした面持ちで佐田は去って行く。尾崎は本当にわかっていたのかと佐田に聞く。「もちのろんだ!」佐田は笑っている。「敵を欺くにはまず佐田先生からってね」と深山がニヤニヤしながら言う。尾崎は「嘘吐きおじさん」とつぶやいている。

 

深山は森本に向かって一言言う。「事実は一つですから」と。法廷に取り残された森本は「私はわかる…違いがわかる」とつぶやいている。

 

絶対に動かないと思っていた事件

事件の真実はこうだった。政一郎は幸次郎を岩村モーターに呼び出してスパナで殴って殺害。防犯カメラに映らないルートでビルを移動し、岩村を呼び出し、自殺に見せかけて殺害。政一郎の家から岩村の血が付いたコートが発見された。

 

「とんでもない外道ですよね!」と中塚は言う。「目の前にいたら絶対パラダイスロックかけてやる!」と言うので、藤野が明石をどうぞと差しだし、実際にパラダイスロックをかけられて動けない状態に。

 

尾崎は刑事記録を見た当時は動かないものだと思っていたと本音を明かす。藤野は「今回は良かったです。事件が闇に葬られてたら大問題ですよ」と言う。それを聞いた尾崎は「私はまだまだ小さいものしか見えていないのかもしれません」と自分のことを言う。

 

藤野は深山が来て事件の調査で家族と過ごせない時間も増えたけれど、「尊敬してます」と言う。家族に何かあったら深山に頼むとも言う。

 

守られた

佐田と斑目は梢を呼び、岩村の特許をしっかりと管理することを約束。尾崎と深山もあいさつがてら顔を出す。佐田は書類をまとめるために去る。

 

「君たちのおかげでうちの評価はうなぎのぼり」と斑目はひょうひょうと言う。深山は「“君たち”って、一緒にしてほしくない」と言う。尾崎は「協力してあげたでしょう?」と憤慨。

 

「良いコンビだね、君たち」斑目は楽しそうに深山と尾崎のことを言う。

 

写真の男

深山と尾崎は刑事専門ルームに戻る。中塚が尾崎に予定を聞いている。尾崎がスケジュール帳を開くと、何かが落ちた。それを拾って見た深山は、みんなに見える場所に貼り付ける。

 

それは若い男性の写真。若い彼氏なのかとみんな大騒ぎ。尾崎は「違います!」と言い、すぐに自分のところにしまうのだった。

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という話でした。今回も面白かったです。感想は別の記事で書きます。

 

 

 aoikara

 

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