99.9みたいな職場で働きたいaoikaraです。あーでも、実際に深山みたいな人がいたら同僚としては大変だろうなぁ。
というわけで今回のテーマは…
99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第4話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。
▼ネタバレ記事はこちら
▼99.9 SEASONⅡ 第3話 記事はこちら
第4話のGOODポイント
- 明石君のためだけにオープニング映像を作るというwそしてマギーさんナレーションの声のモノマネうますぎ!被告が深山、検察官が佐田先生、裁判官が尾崎さんって!あとなんで腹話術の人形わかったの!明石さんが怖い!
- 射殺を言い渡された(夢で)明石さん。「親父にも撃たれたことないのに!」いや、親父には基本撃たれたことないよ、みんな!
- あれ、いとこんちの植物めっちゃ育っている!坂東さん、幸せになれるのかな…。
- 中塚さん、プロレスグッズを手がけるまでになるって有能さが手広すぎます。
- モンスタークッキング、小さじから大さじはフォローできるけど、大さじから小さじはフォローできないよ!
- また本物の漫画家!山田貴敏先生…『Dr.コトー診療所』の作者とは!
- 尾崎先生は腹話術キャラ…もうこの法律事務所はキャラ渋滞ですかね…。いっこく堂さんのファンということで、ご本人がゲストで出そうな予感です。
- 依頼を断りたい佐田先生が「聞いてるのか!深山!」って言ってて、「ええ、すっごくうるさいなと思っています」とにやけ顔で深山に返されていて笑いました。
- 「きょうはいしゃいく」「きのうはなしでおねがい」「こんげつはだいぶつかった」うーん、ややこしいね。
- 「この人(佐田先生)みたいに脅されました」って安達さんに言わせる深山に爆笑。まあ、ほぼ脅迫ですよね。
- 尾崎「駅どっちですか?」
佐田「こっちにあるいてるんだから、こっちだろ。バカなのか!」
深山「あっちですよ」
佐田「え?あっちだってーおーい!」
なんで別方向に向かって歩いてたのよw - 防犯カメラの映像と、遺体の写真を見比べていた深山。それをハッキリは映していなかったのですが。コートを着ている着ていないという違いにだいぶ早い段階で気づいていたんですね。
- 50万円をキャッシュでくれる佐田先生!っていうか財布に50万円以上入れているの!驚きです。でも明細は老眼で見えないw
- 佐田先生が森本弁護士のことを「あの豚野郎…あいつこそがB級じゃねえか!豚のB!」って言ってて暴論すぎー!
- 佐田先生が森本弁護士ににらみをきかせていて、深山が「良い見得の切り方でしたよ」とか言ってて笑いました。香川さんが歌舞伎役者でもあるからかな?
- 佐田「ぐぅ」
森本「ぐうの音しか出ないとはまさにあのことだ」
いや、そんな言葉はない! - 「千と千尋の神隠し」たしかに、コートを隠していたこととかかってるのか。
- 佐田先生、ビデオの捜査の仕方がわからないだろうって、尾崎先生に教えようとしていましたね。自分が苦戦していたから、優しいのか何もしていない自分の状況が嫌なのかw
- 佐田「お願いしてるでしょ!」
深山「してないでしょ」
佐田「うーぐぐぐ、お願いします!」
深山「はい」
佐田「もう言い逃れはできませんよおお!!!」
のくだりに笑いました。しかも違うっていうw佐田先生がやる意味とはw結果、偽証を頼まれたと証言を得ることができて、ガッツポーズにウインクの大サービス来ましたw - 全然見抜いていなかった佐田先生に対して、尾崎さんがぼそっと「嘘吐きおじさん」って言ってるw
- 「私にはわかる」って終始コーヒーを飲んでいるときでした。「違いのわかる男」とか言ってましたし。この人、コーヒーの違いがわかってるだけじゃないの!事件については何もわかってないじゃない!
- パラダイスロック!面白いーかけてみたいなぁ。「動けないい~」「ひっくり返された~」「葬られた…」の下りも面白かったです。
第4話の気になったポイント
- 番組を見ながらレシピをメモして、かき消した後があったとしてもリアルタイムで見ていたという証拠にはならないのでは?録画を見ながらリアルタイムのように見ることだってありますしね。とはいえ、殺害された時間にはいなかったというアリバイになることには変わりないか。
- 佐田先生って猫舌?
- 藤野さんの「家族に何かあったら深山先生に依頼したい」発言がフラグのような気がして怖い…。
第4話の小ネタ、ツッコませていただきます!
- 「親父にも撃たれたことないのに!」→「ぶったね!親父にもぶたれたことないのに!」
- 「なんじゃあこりゃあああ!」→探偵物語の松田優作。
- モンスタークッキング→クッキーモンスター…これは考えすぎ?
- 加奈子の新曲「ロマンスのカニカマ(スキー用品ナイペンのCMソング)」→「ロマンスの神様(スキー用品アルペンのCMソング)」
- 宅配業者「namazun」→「amazon」
- 有森也実さん登場シーンの東京ラブストーリーの主題歌のイントロがちょろっと流れる。
- 「あたしの悲しいとかさみしいとか、そんな気持ちをひょいってすくい取ってくれたの」→完全に東京ラブストーリーの関口さとみ(有森也実さんが演じた)のセリフです。
- J&Mで松本潤かと思いきやジュン&モリモト?っていう策?
- 「くらもと倉庫」→「倉本聰」
- 「三谷工機(ラヂオ、いえホテル、街道、会議室…あなたの生活に優しくマジックをかける工業機械を目指して)」→「三谷幸喜」…()内はキャッチコピーです。『ラヂオの時間』『THE 有頂天ホテル』『ギャラクシー街道』『清洲会議』『ありふれた生活』『12人の優しい日本人』『ザ・マジックアワー』全部三谷さんの作品です。
- スパナの名前「マッチョ・ドラゴン」→プロレスラーの藤波辰爾がリリースしたシングルレコードだそうです。
- 中塚さんの「ゼア!」→プロレスラーの永田裕志さんの口癖?らしいです。
- アダチ工業のロゴがおにぎりに見える。→演じている塚地さんの「裸の大将」のおにぎりにちなんでいる?
今回はネタ少なめでした。もっと遊んで!
感想
事件はもうひとひねりあったらな
幸次郎がスパナで殺されて、その犯人と思われる岩村が飛び降り自殺。って話を聞いたら、それで得をしそうな人間が二人とも殺したと考えますよね。冒頭で「あ、この政一郎っていうお兄さんが犯人だな」と思ったら、裏切ることなく犯人でした。
犯人を導くまでの小競り合いとか、事実にたどり着く方法としては面白かったんですが、事件としては結論が見えてしまうなーという気持ちもありました。すぐにわかっちゃったから。
殺人犯が自殺、と思いきや犯人は別人、だと思われていた人も違って、もっと別の真実が隠されていた!くらいこねくり回してもよいのかなーと思います。
テンポが早いだけに理解が追いつくのが結構大変だったりするので、ちょっとだけテンポを落としてひねりを増やしたパターンも見てみたいです。いや、充実した内容であることには間違いないんですよ!第2話のクオリティが相当に高かったからなぁ。あれは最終回レベルに素晴らしかったです。
佐田先生やりすぎ!
佐田先生、また無能っぽかったですよ!私は優秀って信じているのにーこれ以上無能にしないで!なんて思いました。相手弁護士に対しても、どう考えてもやりすぎ。ケンカ売りすぎ。というか子どものケンカか!
「ぐう」の音しか出なかった佐田先生ですが、相手弁護士に「くぅ」と言わせて、「ぐうの音も出ない」状態にしたのは面白かったですけどw
相手が偽の証人を出してこなかったらどうしたのかな
今回は、原告側が偽の証人を連れてきたからこそ、事実にたどり着くことができました。一度と言わず何度も他人に偽証をさせていた人間ですから、窮地に追い詰めれば同じ手を使ってくる、と深山は踏んでいたのかもしれません。
そして、犯人しか知り得ない情報を証言で聞き出した。それが狙いだとしても、本当にそうなるかはわからない。揺さぶってはいましたが確実ではありませんし、かなりの賭けですよね。
逆に言えば偽の証人なんて連れてこなければ、事件はほぼ完全犯罪だったわけです。余計なことをしなければ迷宮入りだった。だから深山の力ではなく、運もあったような…。作戦でもありますけど。
もし、偽の証人がいなかったら深山はどうしたのでしょうね。
相手弁護士は古美門風?
相手弁護士の言い分は、
「事実なんかどうでも良い!勝つか負けるかだ!」
でした。この言いぐさは、ドラマ『リーガル・ハイ』に出てくる古美門研介という弁護士に似ているような気もしました。金のため、自分の勝利のため、事実を無視しても法廷で勝つことをモットーにしている弁護士です。
私は『リーガル・ハイ』も好きで、『99.9』も好きで、どちらの弁護士も好きです。テレビ局が違うので叶うはずはありませんが、対決させてみたいですwどっちが勝つんだろうなー。
深山は事実によって敗北することもあるのか
深山って勝つことではなく、事実を見つけることを目的にしていますよね。ときに、被告人が本当に犯罪を犯していた、という事実にたどり着くこともあると思うんです。そんなとき深山はどうするのでしょう。
だって、担当する事件が全て被告人が犯罪を犯していない、なんてケースこそ稀でしょうから。そういう、深山が法廷で負ける姿も見てみたいです。弁護士として彼が何をするのか、事実を見て弁護できないときにどうするのか、気になります。
次回:自白した被告人を弁護せよ
斑目法律事務所に志賀がやってきて、自分がケガをしてしまったからと、代わりの弁護を依頼する。それは女子高生に対する強制わいせつ事件。17歳の少年二人が、女子高生の証言により容疑者として起訴されていた。一人の少年は自白までしている。
しかし、その少年は警察から脅されて自白したという。事件の日は焼肉屋にいたとのこと。ところが店員は覚えていない。そこで深山はあることを確かめるためにみんなで焼肉屋に行く。
その裁判は検察が有利に進められていき、裁判官も弁護士をスルーする形で証拠も覆されてしまう。果たして事件の真相はー。
うーん、嫌な感じの事件な気がします。自白までして、深山はけっこう追い詰められるみたいですが、覆せるのでしょうか。次回も期待しています。
aoikara
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