中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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芦名星さんを悼んで

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昨日の午後、芦名星さんの訃報を知ったとき、言葉が何も出てこなくなって、胸がぎゅーっと締め付けられるようになるくらい、衝撃でした。本当にただただつらくて、悲しくて、今でもずっと考えてしまいます。

 

芦名星さんが出演されていた作品をたくさん見ていたとか、特別ファンだったというわけではないのに、私が言うのはどうなんだろうと思う気持ちもあります。それでも、悲しいという思いや、女優さんとして素敵だなと思っていたことは、書いておきたいと勝手ながら思ってしまいます。

 

いち相棒ファンとして、なくてはならない役で出演されていたので、いつも相棒について書いているブログで思いを綴りたいです。整理ができない気持ちを、言葉にすることをお許しください。

 

死がどうだとかではなくて、生前の俳優としての芦名星さんを思い返す内容です。

 

 

ドラマ『相棒』で、芦名星さんは風間楓子という週刊誌の記者を演じていらっしゃいました。

 

相棒はとても男くさいドラマで、それぞれにいろんな正義を持った男性のキャラクターが多いんですよね。だから我が強く、いい意味でも悪い意味でも“強い”男性が多い。

 

でも、その中で男性に負けないくらい強い女性たちの存在もあって、それがすごく魅力的な女性ばかりで。風間楓子という女性も、芯があって強くて、ブレない感じが素敵でした。ただ強いだけじゃなくて、チャーミングなところもあって、女性としても魅力的でした。

 

媚びない強さがあるけど、女性らしいしなやかさもある、そういう姿を演じられる女優さんは多くないと思います。風間楓子という役柄も、芦名星さんだったからこそぴったりと、しっくりとしていたと思います。

 

風間楓子の存在がいなくなるというのは、いち相棒ファンとしてもすごくすごく悲しいです。替えがきく存在ではないです。

 

収録した分は放送してくれるとのことでしたので、新シリーズでも芦名星さんが演じられる風間楓子の姿を見られたらうれしいです。

 

 

芦名星さんのことは以前から存じ上げていましたが、より深く知ることになったのはおそらく「ST」というドラマからだと思います。それもまた気が強い役で、強い女性が似合う女優さんだなぁと思っていました。

 

それからまた見たのはドラマ「デート」のスペシャル編で、それは着物姿の未亡人の役でした。強いイメージとは異なって、陰があって儚さもあるような、違う美しさがありました。

 

ついこの間、ドラマ「コウノドリ」を見返しているときにも、妊婦さん役でゲスト出演されていて、相棒のときとは全然違う表情をして、女優さんってすごいなぁ、と思っていたばかりでした。

 

あるときは強い女性に、あるときは儚い女性に、ご本人の美しさや存在感がありながらも違った雰囲気を醸し出す、唯一無二の魅力的な女優さんだったと思います。

 

だからこそ、悲しく、つらいです。身近な方のお気持ちを思うと、本当に言葉にもなりません。

 

 

これからは、今まで出演してくださった作品を見て、芦名星さんと何度でも再会できたらなと思います。ドラマや映画が好きだと自称している人間として、大切な作品に出演してくださっている人のことは、絶対に忘れたくないです。

 

芦名星さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

aoikara

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