中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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もう揺れないでと願っても、備えるしかなくて

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昨日、2月21日の午後9時22分、私は通話しながら動画を見ていた。楽しい会話の声と動画の音が流れてくる同じイヤホンから、ピコンピコンと嫌な響きが聞こえた。Google Chromeで使っている、強震モニタだ。

 

と、同時にスマホがキュインキュインと鳴り出した。この音も苦手だ。緊急地震速報。「強い揺れに警戒してください」と音声が聞こえてくる。あのときと同じだった、去年9月6日と。

 

心臓がバクバクとして、動悸が激しくて、ちょっとパニック気味になりながら、机の下に潜った。通話をしていた恋人が、気に懸けてくれて、何か言ってくれていたように思うけど、私の耳には届かなかった。

 

それからすぐにガタガタと揺れた。あ、これきっと大きいなという感じに揺れた。時間はそこまで長くなかったように思う。揺れが止まっても、まだ揺れているような感覚だった。

 

私がいる地域は揺れも大きくはなかった。物が倒れたり、散乱したり、ということもなく。

 

ただ、その後に最大震度6弱と出て、ぞっとした。この前と、9月6日と一緒じゃないかと。同じ胆振が震源地だった。

 

家族と連絡を取り合ったり、テレビをつけて情報を得たり。心配して言葉を書けてくれる人もいて、ありがたかった。

 

テレビで映されていた厚真町の地震時の中継で、大きく揺れて、家の電気が消えているのを見てぞっとした。もしかして停電?またブラックアウト?冬の時期に停電になったら大変なことになるよ…恐れていたことが現実になるのか、本当に本当に怖かった。

 

ただ、この停電は1分後に復旧したらしい。本当に良かった。そして、迅速な対応に本当に感謝したい。

 

ただ、いつ電気が消えるかもわからず、怖くてしばらくテレビの前を離れられなかった。前みたいな被害が出たらどうしよう、停電になったらどうしよう、それだけは嫌だ、怖い…。そんな気持ちで。

 

停電はなかったけれど、けがをした方がいたり、断水した地域があったり、住宅の一部が倒壊したり、交通機関がストップして帰宅難民になった方も多かったようだった。命に関わる大きな被害はなくて安堵したけれども、影響が出ていることは心苦しい。

 

しばらくは怖くて眠れなかったけれど、心配してSNSやメールで声をかけてくださっている方や、恋人と話ながら、心を落ち着けて眠ることができました。今日はいつもどおりの日常を過ごせています。

 

私自身は何の被害もなく、心配してくださった人への感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ただ、こういうことがあると、苦しくなってしまう。地震に揺られながら、心も揺さぶられているみたいで。

 

私自身は前の自身でも停電以外の大きな被害もなにもなくて、もっと大変な思いをした人が本当にたくさんいて。その人たちのことを思うと、私が「苦しい」なんて言うのは本当におこがましい気持ちもあるのですが、やっぱりいろいろと苦しい。

 

もう揺れないでと願いたい。自然災害のことだから願うしかなくて、届かなくてもやっぱり祈るしかなくて。だからこそ、自分にできるのは備えることだなと。

 

私の家では防災グッズを一通りそろえておいて、電気を使わないガスストーブもある。ただ、時間が経って気持ちも油断していたし、備えも不十分だなと感じるばかり。

 

人間は忘れることに救われるけれど、忘れないことでも救われるのだなと、改めて噛みしめるばかり。

 

もう揺れないで。また揺れても、支え合って、頑張らないと!心を強く、これからも!

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