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【大河ドラマ】真田丸 第50回「最終回」感想前編 やはり信繁は陰の主役だった

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年末にかけて次々とドラマが終わり、ロスしまくりのaoikaraです。いや、とうとう終わってしまいましたね。大好きな日曜夜8時も。

 

というわけで本日のテーマは…

 

真田丸 第50回「最終回」感想前編

 

です。量が多くて1つにまとまらなかったので、2つの記事にわけました。それではどうぞ!

 あらすじ:大坂 夏の陣がー終わる

大坂 夏の陣が始まった。形勢は豊臣が不利に思われていたが、毛利勝永(岡本健一)や真田幸村(堺雅人)が善戦し徳川の本陣まで攻め込む。しかし、あらぬ噂やささいな出来事に左右されて、一転してしまう。そんななか、幸村が狙うのは家康(内野聖陽)の首ただ一つー。

 

あー最後だなぁ、なんて思ったらいきなりのオープニングなしスタート。これは第44話「築城」ぶりですね。今回は展開を追って、丁寧に書いていきたいと思います。

 

帰り道に思いがけない人物と再会する信之

幸村を説得しに行った帰り道、宿泊場所で相部屋になる信之(大泉洋)。はたして誰かと思っていたら、信之は意外な人物と再会します。それが本多佐渡守正信(近藤正臣)。どうやら正信は戦の帰りのようです。結局帰ることにしたんですね。

 

同室で眠るのですが、正信の寝息やら寝言やらうるさい!古狸のまさかの弱点(笑)でいしたね。最終回でもきちんと笑いの要素を入れてくるのだな、さすが三谷さんだなとうれしくなったシーンです。

 

着々と戦の準備が始まる

真田(ダメ田)十勇士参上!

大坂では着々と戦の支度が始まります。真田の兵たち(異様に個性的)にやる気があまりなく「どうせ負ける」と敗戦ムード。そこで幸村は「命を惜しめ」とアドバイスするのです。良い言葉ですね。

 

後で調べたら、あれは真田十勇士という設定だったんですね。「ダメ田十勇士」というパロディ動画がNHK公式で作られていたそうです。ちょろっと見てみたら、冒頭から爆笑。このブログを書き終えたらじっくり見ることにします。

 

(ここに出ていた博多華丸さん、裏でTHE MANZAIに出てたw)

 

台所のおっちゃん、やってくれたなあ!

実は徳川の間者だったのが台所のおっちゃんこと大角与左衛門(樋浦勉)。理由を問いただすと秀頼が自分の娘を手込めにして、それを苦にして自ら死んでしまったのだとか。

 

あー…秀吉ならやりかねない。だって戦国武将を倒してその息子まで殺して、その上でその妹を嫁にしたがる人ですよ?(茶々)

 

幸村は佐助(藤井隆)を連れてきて、おっちゃんを殺そうとしますが、串で腹を刺して自害。だと思ったのですが…。

 

茶々ー現実と理想の狭間に

“勝つ”ことより“生きる”こと

この頃、城とともに滅びる夢をよく見ます」と、幸村に話す茶々(竹内結子)。死は覚悟できているというものの、幸村が現実的にどう死ぬのかを話し出しただけでパニック状態になってしまいます。

 

死は自分の運命だと覚悟していて、それでもやはり怖い。きっと、初めて死を目の前にした少女のときから心は変わっていないのでしょう。あの恐れ方はそんな風に感じます。

 

そんな茶々にも「望みを捨てなかった者にのみ、道は開けるのです」と、秀頼にも伝えた言葉を捧げる幸村。そして、万が一にも負けそうなときは千姫を徳川に戻すようにと伝えるのでした。

 

「そういえばどういう仲なの?」

戦が始まるなかでも、茶々は絵合わせをしています。その相手は侍女のきり(長澤まさみ)。幸村の言葉で「大丈夫」と吹っ切れた二人。

 

茶々は「ずっと気になっていたのですが、二人はどういう仲なのです?」と聞きます。それに対してきりは「腐れ縁」と答えます。良い意味でも、悪い意味でも、二人は腐れ縁なのでしょうね。

 

生きた証は歴史が決めてくれるだろう

「私は私が生きた証をこの世に残せたのだろうか」

 

と、最後の戦を前に幸村は一言つぶやきます。そんな問いかけに、高梨内記(中原丈雄)が「それを決めてくれるのは時」だと答えるのです。ホームページのトップにも…

 

「歴史が私をどう評価するか、お手並み拝見としよう。」

 

って一文があるんですよね。この言葉を思い出しました。きっと、ずっとそのテーマでやってきたのだろうと思います。その答えをいつもそばにいてくれた内記が導いてくれた、というのが良かったです。

 

ただ、蝉と自分を重ね合わせていた幸村の言葉が切ないですね。自分のこの先のこともわかっているようで。

 

戦は止まらない

徳川が仕掛ける

戦をどのように仕掛けようかと考える徳川軍。そこで、正信の息子・正純(伊東孝明)が「真田が裏切ったという噂を流そう」と策を提案します。いやー父親に似て恐ろしい発想をお持ちだこと。

 

豊臣が応じる

幸村や毛利勝永、大野治長(今井朋彦)は一つの陣で話し合いを始めます。しかし、勝永がいない間に、毛利の軍が挑発されて動き出したとの話が入ってきます。そこで戦を始めることに。勝永が「家康の陣で待っている!」って言うの、めっちゃカッコイイ!

 

ただ、実の息子の前で「大蔵卿のババア」発言はダメでしょw

 

肝心の秀頼が来ない!

「幸村が裏切った」の噂に翻弄されまくり

士気を高めるために秀頼(中川大志)も戦に出てくれ、と頼まれていて、秀頼もその気でした。しかし、城から出ようとするとまたしても大蔵卿局(峯村リエ)が止めます。あーここは誰か置いておくべきでしたね。不覚。

 

そこで、幸村が寝返ったという噂があると伝えます。何度も「ありえない」と返す秀頼ですが、何度も言われすぎて不安に…噂の真偽を確かめることにします。

 

すると、台所のおやじ、またやりやがりました!実は生きていたのです。しかも、自分がケガをしたのは幸村が間者と会っているのを見たからだという嘘までつくのです。まあ、似たようなことを昌幸はしていた気もしますが、ここにきて憎たらしい!

 

秀頼は信じたくないけど、信じられない、どうしたらいいのか、と戸惑っていました。うーん、22歳なのでそろそろ自分の意思で動いてほしかった。またも大蔵卿局がネック!

 

父を思う子、子を思う父、これが最期の別れ

あまりにも秀頼が表に出てこないので、幸村は自分の息子・大助(浦上晟周)に秀頼に戦に出るよう伝えに行かせようとします。しかし、大助は「父上のおそばにいとうございます!」といつにもなく強い口調で言うのです。

 

そこで幸村は「ケガもしているし、そばにおられては足手まといだ」と伝えるのです。心にも思ってないよね。この先の自分のことを考えての言葉なんだよなぁ。

 

真田家がよくやるほっぺをぽんぽん、として目で大助に何かを伝えていました。それを察し、大助は大阪城へ向かったのでした。歴史をわかっているだけに、このシーンは特別な気持ちで見ていました。切ないですね。

 

信吉の軍勢と幸村が相まみえることに

信政、血気盛んすぎてケガしまくり

毛利勝永の軍が信之の嫡男・信吉(広田亮平)の軍勢にも近づいてきたということで、どうしようかと考える真田軍。そこで信吉は「まだ命が出たわけではない」とおとなしく過ごそうとします。

 

しかし、そんなおとなしい兄の態度が気に入らない弟・信政(大山真志)は軍を連れて一人で出兵します。しかし、戦はそんな甘いものではなく…。多くの兵がケガを負ってしまいました。

 

「一人の勝手な行動が大きな痛手を生む」と小山田茂誠(高木渉)に激しく叱られたのでした。「腹を切ればいいのか!」という逆ギレがひどいねえ。まあ、こいつは調子にのるから少し痛い目にあっておかないとね!

 

それをフォローしたのは嫡男の頼りない信吉だった

普段はおとなしい信吉でしたが、茂誠に責められた信政をかばう発言をするのでした。「信政が行ったことで大御所様に叱られずに済んだ」「礼を言うぞ」と。いやあ、やっぱり嫡男は信吉よ。書が大好きなだけにやっぱり賢いのよ。

 

悔しさに飛び出す信政、その目の前には幸村が!

しかし、実は心の中で見下していた(たぶん)兄にかばわれた信政は、悔しくてまた飛び出します。すると、目の前に赤備えの軍勢が…そう幸村の軍と対峙してしまうのです。勢いよく飛びかかろうとする信政を見て、三十郎(迫田孝也)が…。

 

覚悟を決めた三十郎が襲いかかる

戦の勢いを目の前にして足がすくんでしまった信政。それをかばうかのように、三十郎が軍に向かっていきます。そして、幸村にも襲いかかるのですが、槍でかわされます。

 

そして「小物にかまうな!」と三十郎を後に通り過ぎるのでした。その姿を見て、さまざまな思いがこみ上げる三十郎。これが最期だと、察していたのかもしれません。

 

見たか、これが日本一の兵だ

そして、幸村を軽蔑していた信政も恐れ入った表情をしていました。これが武将よ、これが武士よ、これが日本一の兵よ。信政、わかったか!

 

馬にのっている目線でカメラが撮られていて、疾走感が伝わりましたね。そして、ついに徳川の本陣まで来ます。まあ、家康はいないんですけどね。だって…

 

家康「やべえ!」

とりあえず逃げます!

軍勢が本陣にも向かってきているということで、家康は逃げます。伊賀越えを思い出す逃げっぷり!

 

実は役作りとして足元もおぼつかないくらい、よぼよぼになっている演技をしていた内野聖陽さん。しかし、最終回のト書きには「老人と思えぬ健脚で、ひたすら逃げる家康」となっていて、大変に困ったそうです(笑)

 

結果、ちょっと変な走りになってしまったのだとか。あの情けない顔、おどおどしながらすさまじいスピードで走る様子、あれこそ家康ですよ!(褒め言葉)

 

秀忠「俺も逃げる!」

 そして秀忠(星野源)の陣では大野治房(武田幸三)が近くまで攻め入ってきました。自分もなんとかしようと、刀を抜いてうずうず動く秀忠ですが、どうすることもできず「ひいいいいいいい」と甲高い声を出して逃げました。

 

これが逃げるは恥だが役に立つか(違う)。

 

家康と秀忠、親子なのに似てないなぁと思っていたのですが、逃げっぷりだけはそっくりでしたね。あれが徳川の家風なのかも(これも褒め言葉)

 

家康「腹を切る!」

戦は豊臣の有利に進みます。逃げて疲れてもうダメだと思い込んだ家康は「ここで腹を切る!」と言って、家臣たちを困らせます。果たしてどうなることか。

 

 前編はここまで!

続きは後編で。さて、大坂夏の陣はどうなるのか、幸村はどんな行動をするのか、まだまだ展開はわかりません!

 

 「最終回」はこちらの真田丸 完全版の第四集に収録されているようです。

 

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