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【大河ドラマ】真田丸 第48回「引鉄」感想 終わりの始まりの引き金なのか

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真田丸第49回は予告を見ただけで泣きそうなaoikaraです。いや、あれはずるいでしょ!ずるいよね。詳しくは後述します。

 

ということで今回のテーマは…

 

真田丸 第48回「引鉄」感想

 

です。

あらすじ:さまざまな引き金が…

堀を埋められ、真田丸も壊され、絶体絶命の大坂方。そこで幸村(堺雅人)は佐助(藤井隆)に家康(内野聖陽)暗殺を命じる。果たしてうまくいくのか。一方、大坂でも浪人達の不満がたまって今にも爆発しかねない…。

 

ざっくりとこういう話でした。詳しく解説と感想を書きます。

 

戦は終わらん!こっちからけしかける作戦

いきなり戦が始まり、家康が驚くシーンから始まりました。てっきり、疑り深い家康の悪夢だとかいう展開かと思いましたが、けしかけるための作戦で事実でした。家康を別の場所に動かすために、ちょろっと戦を仕掛けたのです。

 

種はまいた。黒幕は去るべし!

そして家康を暗殺するという旨を織田有楽斎(井上順)に知らせます。そして泳がせて、証拠となる書を手に入れて「やっぱり黒幕だったんだねー」と幸村と体面。

 

「命乞いなどせぬわ!」「命など惜しくない!」

 

とか言っておきながら、二度も「ちと待て!」と止めるというチキンっぷりw幸村は殺すことはせず、大阪城から去ることだけを命じまして。スタコラサッサと去って行く有楽斎はナレ死ならぬ、ナレフェードアウトでした。

 

うん、嫌な奴だけに、去り際を見てスッキリしましたね(笑)

 

佐助の本領発揮!

きりへの想い…超高速玉砕

さて、家康が移動する隙に暗殺を仕掛けようと策を講じる幸村。暗殺の任務を佐助に任せます。久々の大仕事に気合いが入った佐助は、きり(長澤まさみ)の元へ訪れます。そして、成功したら夫婦になってくれと頼むのです。そして答えは…

 

きり「ごめんなさい」

 

そして、佐助はシュッと飛んでどこかへ消えてしまいました…。ネットでは超高速玉砕などと言われているほど、きりが考える暇もなく断ったのに爆笑してしまいました。そして、佐助の消えっぷりの速さもwさすが忍びの者です。(さすがなのか?)

 

しかし、この告白は死亡フラグなのかしら?とか不安になってしまいました。果たして…

 

家康の暗殺成功!かと思いきや…?

佐助は家康の移動途中の城に進入することに成功。そして、さくっと腹部を刺して暗殺。予告で口から血を出している家康を見ましたが、まさか本当に刺されるとは。

 

しかし…本物の家康はお茶をのーんびり飲んでいました。つまりは影武者。疑り深い家康のやることですよ、まったく。家康は影武者がいたという話もあるのである程度予想していたのですが、やっぱりでしたね。

 

とはいえ、佐助が死ぬこともなくて良かったです。

 

浪人と家族のほっこりタイム

さてさて、幸村はまた南の守りを固くした上で戦を仕掛けることにしようと提案します。これには秀頼(中川大志)や大野治長(今井朋彦)も期待。それまでは休戦。ということで、幸村は浪人たちの身内を城に呼んでもらえないかとも提案します。

 

殺気立っていた大阪城ですが、家族が来ることでどこかほっこりした雰囲気に。もともと家族愛がテーマですしね。それぞれの家族に個性があって良かったです。

 

後藤又兵衛(哀川翔)が「気味の悪い親子だな」と評していた、大蔵卿局(峯村リエ)と治長(大蔵卿局が「タコ」と言ったら、治長が食べさせてあげる)の様子はなかなか面白かったですw

 

秀頼の思い。千姫の思い。

浪人たちが家族と過ごす中、秀頼も茶々(竹内結子)と千姫(永野芽郁)と一緒におり、幸村を呼びつけます。大坂を離れて、四国で暮らすのも良いと提案するのです。(その結果、長宗我部の四国での再興は断たれてしまうのですが…)

 

茶々は「源二郎もついてくるのだな」と聞きます。幸村が「自分がいつまでいるかわからない」と言うと、心底嫌そうな顔を隠しながらも「そのような不吉なことを言うな」と笑いながら返事をします。死の恐怖と渇望が両方あるのかなぁ、なんて感じました。

 

その場で何か言いたげな千姫ですが、なんとも黙ったまま。幸村が一人でいるときに話しかけて「江戸に帰りたい」という心中を打ち明けます。幸村は「聞かなかったことにする」と取り合わないのですが…うーん。

 

秀頼が22~23くらいで、たしか18~19くらいだったはず。7歳ぐらいで嫁がされているはずだから、そりゃあ長いこと寂しい思いをしてきたでしょう。この先のことを知っているだけになんとも言えない切なさがありますね。

 

幸村は懐かしの人物と再会

そんな折、幸村は兄・信之(大泉洋)の子らに会うことに。まあその甥たちよりも、三十郎(迫田孝也)や小山田茂誠(高木渉)との語らいに楽しんでいるようでしたね。

 

大坂の様子を聞く三十郎に「答えるわけがない」という幸村。「三十郎は悲しいなあー!」という姿に、懐かしさとうれしさを覚えました。

 

義兄・茂誠には馬に乗って戦うときの極意を教えてもらいます。槍だとどうか、鉄砲だとどうか。って、茂誠はいろんな危ないところにいたのね!よく生きていたなぁ…。

 

さらに、幸村の息子・大助(浦上晟周)も訪れていたので、いとこ同士は初対面。大助と信吉(広田亮平)は意気投合しますが、血気盛んな信政(大山真志)とは気が合わないようで…。「大御所様を裏切った悪人」とか言って、大助までバカにします。

 

そこで喧嘩になりかけて…うーんどうも信政は好きになれない。嫡男って器じゃないから、本当に信吉で良かったわ。

 

治長VS治房で戦へと進んでしまう…

有楽斎がいなくなったことで、治長は浪人のために尽くそうと働き始める。しかし、弟の治房や仲間の浪人が大阪城の金を盗むなどしでかします。普段は物静かな治長が「なんていうことをしてくれたのだ!」って激おこ。珍しいですね。

 

ほかの浪人達の不満がたまらないようにと、城内にあるお金を報酬として支払うことに。ところが、浪人達はその金で武器を買ってしまったのです。これでは家康の耳に入り、戦の用意をしていると思われても仕方ない!

 

さらに、治長は夜中にボコボコにしばかれます。しかも、弟の治房に。おそらく浪人を嫌がる大蔵卿局の差し金でもあるとのこと。実の息子なのに…ひどすぎる。

 

結果、浪人の不満は収まらず、堀を掘り返すことになってしまうのでした。いやあ、それにしても治房が脱いだらムッキムキでしたね。あれに殴られたら全治何ヶ月よ!ってレベルで。怖い怖い。

 

歴史の流れには逆らえない。人の意思を止めることはできない。そういう戦のとめどない流れ、強い意思を感じましたね。もう誰にも止められないのでしょう。

 

幸村が死を覚悟し、それを察する兄・信之

幸村は信之に大坂の様子について書いた手紙を送りました。それを読んで三十郎は「源二郎様なら何かやってくれる」と意気揚々。しかし、信之は「あいつは死ぬつもりだ」と感じました。兄弟だからわかるのだ、と。この二人は本当に良い兄弟ですね。ほかの兄弟の仲がなんとも悪いだけに引き立ちます。

 

話はさかのぼって、幸村が甥たちと対面して帰ってきたときに、畑でとある箱を見つけます。どうやら千利休の持ち物だったようで。それは小さな形の銃…今でいうところのピストルです。

 

これなら馬に乗っても身軽さがあり、大将の首を狙える…。銃の引き金を引き、撃つシーンと何を思っているのか幸村の瞳が映り、この話は終わりました。

 

終わりの始まりの引き金が引かれた

いくら策士とは言え、なかなか思うようには行きませんよね。一人一人違う人間だから。特に戦が始まるときというのは、その流れは止められない。

 

だからこそ、幸村と豊臣の終わりへと引き金が引かれたのではないか。そんな風に感じてしまいました。

 

ちょっと気になったこととして、秀頼の傍にはいつもあの鈴がありますよね。もしかして、秀頼が死ぬときも鈴を手に取ろうとするのではないか、なんて思いました。秀吉が死んだときのように。さあ…どうなんでしょう?

 

次回予告:きりちゃんが報われる!?

幸村が死を決意していることを察した信之は大阪行きを決意。大坂夏の陣がいよいよ始まる。しかし、豊臣方の作戦が全て漏れていて…。幸村は春を城から出すことにする。一方、きりには最後の使命がー?

 

うーん、豊臣の情報が漏れているのは千姫の仕業かな?幸村に邪険にされたし、徳川に戻りたいだろうと思っているだろうし。豊臣が勝ったところで自分の居場所ないしね。というのが私の予想です。

 

そして、もう…もうね。予告でもうダメですよ。きりちゃんがね、こんなこと言うんですよ。

 

「源二郎様のいない世なんて、つまらないから」

 

うわあああああー涙腺崩壊!そして幸村からの抱擁!うわああああーやっとだよ。やっと幸村と結ばれて、やっと報われるのね。長かったわ…前振りが。予告します。来週号泣しますわ、私。↑のセリフ思い出すだけでうるうるですもの。

 

というわけであと2回。きりちゃんとの別れが切ないです。でも、ちゃんと見ます!

 

「引鉄」は真田丸 完全版 第四集に収録されているようです。

 

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