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【大河ドラマ】真田丸 第30回「黄昏」感想:老いは切ない…

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歴史は浅く狭く好き、大河ドラマはたまによく見るaoikaraです。「功名が辻」とか「義経」とかよく見ていました。それ以降はあまりきちんと大河を見ていなかった私ですが、今回の大河ドラマ、真田丸は毎週見ているんです。

 

なので、今更ながら

 

真田丸の感想

 

を書きたいと思います。

秀吉の終わりを感じながらも、どこかコミカルな三谷節

秀吉(小日向文世)、そして豊臣家の終わりを予感させるような今回の話。全体的にその危機感や切なさといったシリアスな雰囲気が漂っていました。しかし、やはり三谷幸喜さん。そのなかにもコミカルな部分を忘れないんですよね。

 

  • 秀吉が老いた姿に「涙ぐむな」と言われたのに大号泣する加藤清正(新井浩文)。
  • 「床の上で死ぬるわけにはいかんわ!」と豪快に言ってた叔父上がぽっくり死ぬ(落差がありすぎ)
  • 「片桐(小林隆)には金子15枚」「佐吉[石田三成](山本耕史)には50枚」と形見分けの思い入れが違いすぎる
  • 腹の大きな信幸(大泉洋)の嫁と元嫁、と子ら
  • 心の癒やしになっていた吉野太夫(中島亜梨沙)が忍びで落ち込み、すぐに嫁(高畑淳子)にベタベタする父・昌幸(草刈正雄)

 

シリアスになりすぎないからこそ見られるのでしょうね。物語にも深みがあり、コミカルだから見やすく、だから今年の大河は面白い!

 

切なすぎる「知らん」

今回の話は秀吉の老いがどんどん進んでいくことが描かれていましたね。前は寝小便だけですんでいたのに、今度は大名達の前でおもらししてしまったり。信繁に対して「(おまえのことは)知らん」と言ったり。

 

あれだけ長くそばにいたのに「知らん」と言われてしまうのは切ないですよね。老いのせいとはわかっていても、ぽっかりと心に穴が空いたような気分。

 

その直後の演出がとても素晴らしかったですね。秀吉が信繁と初めて出会ったときのように振る舞うのです。

 

わしは利発な若者が大好きでな。おまえも一目で気に入った

 

と語る目は、まるで当時そのもの。呆けているのですが、そのときと態度が全くもって変わらず、それがまた切ない。そして、そのときが秀吉にとって一番幸せなときだったのかもしれませんね。

 

そのあとの信繁の声もやさしく、慈しみのある響きでした。

 

結局、お兄ちゃんが一番冷静(嫁問題除く)

お父さんは女にでれでれしているし、弟は豊臣家に心酔しているし、結局真田家のことを冷静に考えられているのはお兄ちゃんこと信幸なんですよね。まあ、嫁と元嫁に孕ましちゃったのはさておき。

 

将来のことをちゃんと見据えているからこそ、90過ぎても生きて真田家を守っていったんだろうな、と感じさせる人ですね。

 

信繁は豊臣側につくかと思いきや…

今回の話で秀吉は死ぬのかな、と思いきや、老いをじっくり描いた話でした。おそらく死ぬのは次回でしょう。これだけ秀吉との関係を丁寧に描いてるというのは、信繁にとって豊臣家にいた時間が重大だったということを示しているのかと思いました。

 

しかし、今回信繁は秀吉がもう危ないという様子を真田家に伝えました。真田家としての自覚を取り戻した…でも信幸は今後豊臣側につき、兄・信幸は徳川について闘う。

 

どうして兄弟で闘うことになってしまうのか、その描き方気になりますね。おそらく真田家を残すためにわざと二手に分かれるとか…まああくまで私の予想です。今後の展開にも期待したいですね。

「黄昏」は真田丸 完全版 第参集に収録されているようです。

 

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