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【ドラマ】100万円の女たち 第6話 ネタバレ&感想 慎より花木ゆず&評論家の方が「ざまあみろ」

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「ざまあみろ」ってリアルで言ったことがない気がするaoikaraです。意外と言わないですよね、よっぽど性格が悪いじゃないですか。まあ、今回のブログはがんがん言ってくんですけど、つまり私は性格が悪いんですけど!

 

と言うわけで今回のテーマは…

 

100万円の女たち 第6話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

第6話「評価」あらすじ・ネタバレ

 ひとみの回想

小さな女の子が、執筆をしている父のもとへ駆け寄っている。女の子は小説が大好きで、いつまでも読んでいたー。

 

慎の新刊

道間慎(野田洋次郎)の新刊が2年ぶりに刊行された。タイトルは『漂う感情』。編集者の桜井(山中崇)は「歴史に名を残す小説」「絶対世の中に広める」と絶賛。

 

夕食時に女たちの間でも話題になる。あまり興味がない女たちだが、唯一ひとみ(松井玲奈)だけが「読みたい」「面白い」と言ってくれる。

 

慎と桜井の信頼関係

慎と桜井は二人で飲みに出かける。慎は「桜井さんのおかげ」と感謝するが、「何もしていない」と答える。それでも慎は「耐えてくれました」と言う。桜井は「単純にデビュー作を読んだときからファンなだけ」と返す。

 

「書けばいいじゃないか」

 

慎の父親が殺人犯として逮捕されて、どうしようか迷っているときに、桜井がかけてくれた言葉だった。桜井は覚えておらず自分のことを「いい加減な奴」と笑う。しかし、慎にとっては救いの言葉だった。

 

慎の本が売れるには

家にて、ひとみは家で慎の小説を読んで楽しそう。そこへやってきたお風呂上がりの佑希(我妻三輪子)。「本が好きなんですね」とひとみに言い、「すごく面白いから」と答える。しかし、なぜ売れないのかとひとみは疑問に思っていた。

 

佑希は売れるきっかけがあれば良いのではと語る。著名の方の目にとまったり、賞を獲ったり…。その意見を聞いて、ひとみは何か思うことがあるようで…

 

桜井は慎に惚れ込んで

慎は酔っ払って千鳥足の桜井をかついで帰る。「必ず売れます!」「売れないなんてそんなのおかしいよ…」とつぶやく桜井の言葉を聞いて、慎はそれとなくうれしそうだった。

 

それでも慎の小説は陰

ある日、慎は本屋にやってくる。自分の小説を探すが、ほとんどが花木ゆず(中村倫也)の小説コーナーで、『漂う小説』は1冊しか置いてない。やってくる客も花木ゆずを絶賛する人ばかりだった。慎は、こっそり自分の本を見える位置に置いて去って行った。

 

文学賞の選考会の異例

場所は日本最優秀文学賞の選考会。花木ゆずの『のんきな救世主』が推され、もう決定した雰囲気。そこへ、選考委員長の千葉(古館寬治)がやってくる。出版社のパーティーでひとみと親しげに話していた男だ。

 

賞のマンネリを防ぎたいという千葉が、特別ゲストを招いたそうだ。部屋に入ってきたのは、塚本ひとみだった。

 

ひとみの顔を見ても冷笑するだけの選考委員たちが、彼女の父親の名前を聞くと顔色が変わる。11年前に亡くなった伝説の小説家で、現在も小説が売れ続けているらしい。非公表だが結婚していて、その娘だと言うのだった。

 

それでも選考委員はひとみは素人だからと、否定的。ひとみ自身は選考に参加する理由を「受賞作がどれもつまらないから」と言う。父親の印税で仕事もせず、人生のほとんどを読書で過ごしてきたから、選考の目は確かだと主張する。

 

そして、ひとみが選考委員に勧めたのは、慎の『漂う感情』。無名小説家の作品ということで、選考委員は興味がない様子。ひとみは「この中のどなたにもこんな小説書けませんよ」と煽りながら太鼓判を押す。

 

千葉から「これを読んでから選考し直そう」という提案をされる。それでも否定的な選考委員たちは「読んだとしても面白くなければ選ばない」「正当な判断をする」と言う。それでもひとみは自信がある様子だった。

 

評論家と花木ゆず

評論家の森口竜市(池田鉄洋)と花木ゆずは、日本最優秀文学賞の受賞を前祝い。花木は「気が早い」と森口をたしなめるが、まんざらでもない様子。「日本文学界のためには僕が受賞するべき」とのたまっている。森口が選考委員に根回しもしているらしいが…

 

桜井の熱意

編集者の桜井は、上司に掛け合って『漂う感情』の増刷を頼み込んでいる。しかし、断られてしまうだけ。桜井は「近いうちに必ず世間に知れ渡る」と言うが、結局取り合ってもらえなかった。

 

慎の「面白い」とは

慎の家での夕食時。「売れているの?」と美波(福島リラ)に聞かれる。調べてみると全然売れてないことがわかる。女たちはフォローもしてくれるが、辛辣の意見も。特に美波は「あんたの“面白い”ってそんなもんなの?」と聞いてくる。

 

ひとみの想い

慎は居間で睡眠中。そこへひとみがやってくる。「慎くん、ホントに面白かったんだよ」とつぶやき、慎にそっとキス。そのまま部屋を出て行った。

 

日本最優秀文学賞を手にしたのは…

慎を担当する桜井や、花木を担当する三浦(井端珠里)が所属する中学館に、日本最優秀文学賞の結果が知らされる。そして、授賞式。多くのメディアに囲まれ、フラッシュが焚かれ、多くの人が集まり、大きな拍手、選考委員長・千葉の笑顔、そして登壇したのは…

 

道間慎だった。

 

慎を見つめる桜井の表情は本当にうれしそう。まずは千葉のスピーチ。選考委員の満場一致で慎の小説『漂う感情』の受賞が決まったそうだ。

 

「『漂う感情』というタイトルでありながら、感情が全く描かれていない。読み終わっても登場人物の名前すらわからない。ただ日常があるだけ。でも、我々には残った。確かな感情が。これは新しい感情なんだと思います」

 

そう、スピーチした。

 

女たちの祝福

慎はインタビューされながら、しどろもどろで返答していた。家にいる女たちはその様子をテレビを見ながら、慎の受賞を喜んでいた。お祝いの準備をしようとみんなで画策。そんな中、ひとみは本当にうれしそうだった。

 

桜井 VS 評論家

慎のインタビューを眺める桜井に、評論家の森口が近づいてくる。「どんな汚い手を?」と聞き、桜井は「正当に評価された」と答える。最初は3,000部だったが、20万部の増刷が決まったそうだ。

 

悪態をつく森口に対して、「たくさんの人に読まれるべき小説だ」ときっぱりと反論する。

 

花木ゆずの嫉妬

花木ゆずは慎が受賞したニュースを見ていた。「選考委員も古くさい感性の奴らばかりだから変わるべきですよね」とイラつきながら編集者の三浦に語りかける。

 

千葉が「これは新しい感情なんだと思います」と言葉を述べたときには、目の前の物を投げて怒りを露わに。三浦に『漂う感情』を1冊回すように言い、

 

「新しい感情なんて無能な奴らの勘違い」

 

と吐き捨てるように言った。

 

最後のインタビューの戦慄

慎のしどろもどろしたインタビューは記者ウケも良く、会場では笑いが起きて和気藹々としている。次回作への質問に、慎は「自分に書けるものを書くだけ」と答える。

 

そして、最後の質問。鋭い目をした記者が「死刑囚の道間達之とお知り合いですか?」と尋ねられ、会場はざわめく。慎は

 

「知ってます。僕の父です

 

と正直に答えた。会場は騒然とする。困惑する桜井に、森口は「これからが本当の評価の始まりだ」とうれしそうに言う。

 

騒動の予兆

女たちは楽しくパーティーの準備。そんな慎の家には、いつものようにFAXが送られてくる。「罪は消えない ざまあみろ」と書かれていた。

ーーーーーーーーーー

ふおー今回はスカッと回でしたね、個人的には。まあ、ラストはあれですけど…。このスカッとした意地の悪い私の漂う感情を露わにしてやります!というわけで、詳しい感想を書いていきます。

 

第6話のGOODポイント

  • 編集者の桜井さん、本当に良い人。こんな人が人生で何らかの形で関わってくれたら、だいたいの人は幸せだよ。「あんなかわいい女性たちと暮らしていて、道間さんはずるい!」って本音もかわいらしかったです(笑)
  • こっそり見える位置に自分の本を置く慎、姑息なやつめ!
  • 売り上げランキング984位w圏外より逆に悲しいなぁ。

 

第6話の気になったポイント

  • 最後に慎に質問をした記者は、父親の事件の関係者なのかな?視線が鋭くと気になりました。また、何らかの形で関わるのかしら。

 

第6話の感想

授賞式の描き方が良かった

文学賞の授賞式のシーン、冒頭だと誰が受賞したかなかなかわからない演出になっているんですよね。ドラマ上。前も慎がこんな風景を思い描いていたことがあるし、妄想なのか、それとも花木ゆずの花道なのか、なんて想像力をあの中で掻き立てられる。

 

結果、慎だと本当にわかってじわーっと上がるように喜びがこみ上げてくる。あれは良い演出だなーと思いました。

 

ひとみは慎の“小説”に恋してる?

今回の話はひとみの正体が明らかになりました。親の印税で働かず小説を読むだけの生活…すごいなぁ。そんな中で、偶然慎の小説に出会って、その才能に惚れ込んだのかしら。

 

慎にキスしていたけど、慎の才能というか、慎の小説に恋をしているようにも見えます。大人らしすぎず、乙女のような表情に見えるという意味で、松井玲奈さんが演じているのは合っているかもしれませんね。

 

花木ゆず、ざまあみろ!

今回の話のラストで「ざまあみろ」ってFAXが来てたんですけど、私としては慎なんかより、花木ゆず評論家の方がよっぽどざまあみろ!じゃんって思っちゃいました。スカッと感がハンパなかったですね~。

 

「僕にしか書けない小説を書く」「新しい感情を生み出す小説が書きたい」「それが僕の使命」とか言ってた勘違い系イタい売れっ子小説家・花木ゆず先生だったんですけど…

 

まさか自分が始める前に道間慎がやっちゃうとはねぇ。残念ですねぇ。すっごくニヤニヤしている感じを文章に出したいけど難しいなぁ。

 

選考委員が読後感として「これは新しい感情だと思います」と慎の小説を評していたくだりなんか、自分が受けたかった評価なわけでしょう。花木ゆずは大衆が読みたい刺激的な小説を書くのは上手なんでしょう。ただ、慎のような小説は書けない。その才能はない。

 

もちろん、慎にもひとみという根回しはありましたけど、それでも正当な評価を受けての受賞なわけですから。花木ゆずは根回しをしたあげく、受賞も逃したという悲しいオハナシなわけで。

 

あの嫉妬に満ち溢れた目、怖かったですねー。なんか嫌な奴そうなんで、普通に「ざまあみろ!」ってなっちゃいました。さらに、次回では菜々果と慎が良い仲な疑惑が表に出るわけで、菜々果を気に入っている花木ゆずはさらに嫉妬に狂うでしょうね。怖い恐い。

 

評論家、ざまあみろ!

さて、勘違い評論家は実力ある小説家がみな息を飲んだ小説を「絶対売れない」と評価したわけで、まさか日本で最も優秀な賞を受賞するとは思わなかったでしょうね。

 

「売れちゃいますねーぐふふ」「今どんな気分?」って下品な笑顔で詰め寄りたい気分ですよ。ああ、私って性格が悪い。

 

なんでこんなに慎を愛せるのか

そんで気づいたんですよ。私、このドラマを観ているだけで道間慎という人物を応援している。男性としてではないですけど、人として愛してるなぁ、みたいな感じを。

 

どうしようもない感じの男なんですけど、でもかばいたくなるし、応援したくなる。100万円を月々に払うことはできないけど、道間慎という男に取り憑かれている“女たち”の一人になっていることに気づく。

 

うーん、不思議だ。なんでだろう。感情を描いてないのに自分の中に感情が生まれる、たしかに新しい感情なのかも。

 

次回:話題の「殺人小説家」

父親のことが世間に知られ「殺人小説家」と呼ばれるようになってしまった慎。さらに、週刊誌で5人の女たちと同居していることも暴かれてしまう。そんな中、菜々果が慎をデートに誘い出し、これまでの過去を明かす。2人の様子に嫉妬するひとみ。そして、共同生活をする家の中で殺人事件が起きてしまう。

うわーなんだか一気にミステリーチックに話が進んでいきますね。花木ゆずの動きも怖いです。そして“殺人事件”って!?おそらく、女たちではなく、それ以外の人が死ぬのだと思いますが…。なぜ、どうやって、どうして事件が起きてしまうのか。次回も目が離せそうにありません。

 

 

 

 

 

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