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【ドラマ】100万円の女たち 第10話 ネタバレ&感想 もう全員が怪しく見える

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勝手に今回が最終回だと思い込んでいたaoikaraです。なんで間違えるんでしょうね。人間の思い込みって怖いですね。いや、私が怖いのか?

 

というわけで今回のテーマは…

 

100万円の女たち 第10話 ネタバレ&感想

 

です。最終回じゃないよ。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

第10話「解散」あらすじ

自宅を燃やされた道間慎(野田洋次郎)。中には美波(福島リラ)がいた。女たちとの同居生活も終わり、それぞれの道を歩き始める。慎はみどり(武田玲奈)と会い、招待状の真実を知る。

 

ネタバレ※読みたくない方はスルーで

燃える

道間慎の家では何もかもが燃えていた。その中には美波もいた。出版社では火事のニュースが流れる。それを、慎の担当編集者である桜井(山中崇)もなんとも言えない表情で眺めていた。

 

花木ゆずの姑息な作戦

同じニュースを見ていた評論家の森口竜市(池田鉄洋)は花木ゆず(中村倫也)の家にいた。慎の本が売れることを皮肉っている。花木は森口の番組で慎と対談したいと提案。「彼の小説が売れているのは彼の実力じゃない」と世間に知らしめたいらしい。

 

花木の著書『セカイロン』の映像化発表に伴う生配信にして、タイトルは「開菜々果追悼記念 週刊誌が報じた男VS最後の夜を過ごした男 世界的女優が選んだのはどちらの小説家か」にしようと。

 

森口は最高だと提案に乗る。花木は「これで実力がわかる」と姑息な笑みを浮かべていた。

 

美波はいない

慎と女たちは警察署に呼ばれていた。美波のことを聞かれるが、全ての質問に慎は「知らない」としか答えない。美波が20歳のときに両親が行方不明になったという話も聞く。

 

一度、刑事は出て行く。慎は「美波と一緒に出ていれば」と事件当夜の行動を後悔していた。ひとみ(松井玲奈)が「慎君のせいじゃない」と励ます。

 

刑事が戻ってくると、“ネコ”を連れてきた。生きていたのだ。みんな美波が守ってくれたのだと言う。

 

慎は残された美波の遺品を握りしめて、うつむくしかなかった。

 

別れのとき

慎と女たちは全焼した家の前にやってきた。そして、それぞれの居場所に帰る。女たちが去ってから、慎はもう一度、家を見上げていた。

 

桜井の心配

慎はホテルにいた。心配した桜井が様子を見に来ている。慎は家を処分したいと考えているそうだ。そして狭いアパートに住んで、もう誰とも暮らさなくて済むようにしたいと言う。

 

桜井が慎を尋ねたのは、森口からの番組出演依頼についてだった。菜々果の追悼企画ということも伝えられるが、慎は断る。「僕は勝ち負けのために小説を書いてるわけではない」と。桜井も先方にそう伝えると慎の気持ちを受け止めた。

 

女たちのそれぞれ

みどりはネットカフェで暮らしていた。誰かがノックして、開けてみると、そこにいたのは美波の下で働いていた砂子(遠藤雄弥)。美波からの遺言を預かっていると言う。

 

ひとみは小説家の父親の部屋で本を片付けていた。父との写真を眺めながら、「お父さん、本当にこれで良かったのかな?」とつぶやく。

 

佑希(我妻三輪子)は植物状態の夫の見舞いに、病院を訪れていた。「圭介さんのおかげで楽しい半年間でした」と手をつなぎながら。

 

招待状の真実

慎はみどりに呼び出されて喫茶店へ。みどりは美波の遺言について話したいと言う。隣の席には砂子がいる。美波は家族がいなかったので、遺産をすべてみどりに渡したらしい。

 

遺言書を読んで、美波は自分が死ぬことを知っていたのではないか、とみどりは思っているらしい。砂子に退職金を渡し、美波が成人するまでの資金を調達していた。しかし、真犯人はわからないという。

 

みどりは遺産相続を断ろうとしたらしい。でも、美波の言葉を思い出して断るのをやめたと。「人は甘えることも必要」だと。「死んじゃうなんてずるい」と美波への思いも打ち明ける。

 

慎は同居が終わってルールもないからと、招待状に何が書いてあったのか聞く。みどりは招待状の真実を打ち明けた。

 

招待状には女たちの素性と、「あなたが必要だ」というのが最初の文。それから、慎の学歴から職歴、交友関係、小説家デビューしたこと、売れていないこと、そして父親が死刑囚だということも明かされていた。

 

100万円の家賃を払い、素性は言わず、部屋に入れないこと、命を失う可能性があることも書き添えられていた。慎は命を賭けて100万円を払いながら自分のもとにきた女たちを思い、そして菜々果と美波が死んでしまったことを、強く後悔していた。

 

もっと早く気づくべきだったと。招待状の送り主が僕のそばにいることに。

 

そして慎は桜井に電話する。花木ゆずとの対談が間に合うかと聞いた。

 

慎のけじめ

慎は世話になっていた風俗嬢のほたる(保紫萌香)に会い、もうここには来ないことを伝える。ほたるは寂しそうな表情を見せて、「頑張って」と応援する。

 

慎は最後にほたるの本名と年齢を尋ねた。ほたるは「こじまあいこ」と言い、「28歳」らしい。慎は「いい名前だね」と褒める。「僕が出会った人のことをちゃんと知っておきたかった」と言う。

 

ほたるも寂しそうで「もう来ないなんて言わないで」「落ち着いたらで良いから、また息抜きで来てください」と言うのだった。

 

慎と花木ゆずの対談

森口の番組が始まった。慎と花木ゆずの対談もスタート。生配信されているので、女たちも見ている。桜井もそばで慎を見ていた。

 

花木「開さんは僕の『セカイロン』を「上質なポエム」と、女優として共感してくれました。スクリーンの中で輝く姿をもっと見たかった。ね?」
慎「菜々果ちゃん、自分が演じたいと思う役だけを演じたいと言ってました」
花木「それは僕の『セカイロン』のことだ。ヒロインは彼女にと思ってたから」
慎「それは違うと思います」
花木「なんで?答えられないならただの嫉妬?僕ね、菜々果さんに聞かれたことがあるんです。小説を書く意味を。僕の指名と答えたら、私もと答えてくれました」
慎「僕も聞かれたことがある。小説が好きだからと答えました」
花木「好きなら日記帳にでも書いていれば良い。表現の商売舐めるなよ。売れてるのはただのスキャンダル、違いますか?」

 

慎はスタジオに飾ってある菜々果の写真を見上げる。

 

慎「好きだから書き続けてこられたんだと思います。世の中には人の数だけ価値観がある。その中に少しでも僕の小説を好きな人がいて…」
花木「それは世間の評価から逃げているだけ。好きだからなんて曖昧で、何の覚悟もない。それはプロと言えますか?」
慎「曖昧なのはいけないことですか?人は迷ったり悩んだりして良いはずです

 

花木は森口に視聴者の反応を尋ねる。コメントを見ると、圧倒的に花木が優位だった。森口は「道間さんには厳しい意見」と伝える。

 

花木「道間さん、作者が迷っていては、読者に明確な答えを与えられない」
慎「答えがないといけませんか?
花木「当たり前じゃないですか!考えるまでもない」
慎「良かった」
花木「はい?」
僕は花木ゆずが考えもつかない小説を書いているんだ

 

花木はそれを「負け惜しみ」として、自分の作品の映像化を告知。ふと、慎がカメラの前に立つ。

 

「やっと気づいたよ。君が嘘を吐いていたことに。今度は僕が君を招待するよ」

 

とカメラに向かって言う。

 

慎の招待客

慎は睡眠中。家のドアノックする音が聞こえる。立ち上がり、ドアを開ける。そして「招待状を書いたのは君だったんだね」と言う。そこにいたのは

 

 

 

 

 

 

 

佑希だった。

 

目を見開いた表情で「ご招待いただき、ありがとうございます」と言い、今までに見せたことがないほどに、にっこりと笑った。

ーーーーーーーーーー

うわああーわあああゾクゾクですよ。30分が短すぎる!というわけで詳しい感想を書いていきます。

 

GOODポイント

  • 火の表現がリアルですごいよね。ネットフリックス本当にすごい。あ、いや、テレ東もね。
  • ちゃん生きてて良かった。
  • 砂子君の卒のない生き様が格好良すぎるんですけど。

 

気になったポイント

特になし

 

感想

慎にとって花木ゆずは「どうでもいい」

慎が花木ゆずと対談をするにあたって、慎がさりげなく論破してくれたらうれしいな、と思いました。そうはなりませんでしたが、見ていてスッキリしました。

 

それは、慎が意識してい花木ゆずという存在が、自身が思っていたよりずっとちっぽけで、花木ゆずが考えもつかないような小説を書けていたから。慎にとって、花木ゆずは「どうでもいい」存在に成り下がってしまったんですよね。

 

逆に、花木ゆずはどうしても蹴落としてやらなきゃ気がすまない、「どうでもよくない」存在になってしまった。広い意味で、慎は勝負をしていないし、すでに勝っている。あの対談は、もやっとはするけど、見ていて清々しい気分にもなりました。

 

犯人がわかるまで「もしかしてこの人?」が終わらない

女たちに招待状を送り、女たちを殺していた人物の正体がわかる回ということで、もう全員が怪しく見えましたね。

 

桜井さん、風俗嬢のほたるちゃん、花木ゆず…見るたびに「もしかしてこの人?」ってぞわぞわしました。結果的に全部外れましたけど。

 

地味に桜井さんが黒幕じゃなくて良かった!

私はずっと桜井さんを犯人説として推してたんですけど、違いましたね。でも、良かった。だって、慎を理解してくれる人が一人もいなくなっちゃうじゃないですか。

 

女たちも慎を信頼し、理解者ではありますけど、もう離れてしまったし。だから、怪しそうでずるい桜井さんですけど、違っていて良かった。

 

佑希が招待状を送った意味は?

まず驚きましたね。佑希が来たときに、ほかの女たちも来るんじゃないかと思っていたんですよ。女たち全員が慎に仕組んだことなんじゃないか、と思ったので。それが佑希一人だったという驚き。

 

そしていつも眠たそうな目をしている佑希なのに、最後に慎の家に来たときは目が爛々と輝いていて、見開かれていてそこも怖かった。完全に予想外でした。女たちの一人とは思わなかったなぁ。

 

で、佑希が招待状を送り、女たちを殺した理由がわからないんですよね。

 

慎の元カノ?

慎の恋愛の話、前にちょろっと出てきましたよね。付き合っていた彼女がいたけど、父親の件で別れてしまったと。その元カノなんじゃないかな、とふと思いました。慎の小説を売りたくてどんなことでもしたくなったとか…見た目は整形で変えたとか?

 

父親に殺された警察官の関係者?

かなとも思いました。実は恋人だったとか。そんなリバースな展開があるのかな…。だとしたら復讐のために慎を持ち上げて幸せにさせてから突き落とす、という心理もわからないでもありません。

 

母親の不倫相手の娘?

そういえば、慎の母親の不倫相手についてあまり説明されていないんですよね。その娘だとしたら。慎の母親は家庭を壊し、父親は娘の父を奪った。どちらにも恨みがある。だから慎に復讐するとか…どうなんでしょうね。

 

次回:招待状の真意

招待状を送り、女たちを殺していたのは佑希だった。その目的と理由は。佑希からは意外な事実が明かされる。

予告で血まみれになって包丁を刺している?ような慎が怖かったです。もしかして、父親と同じ運命をたどるのでしょうか。ただの夢とかな気もするんですけど。でも、物語としては残酷すぎるけどそれもきれいな終わりですよね。

 

人殺しの気持ちなんてわからない。小説でも人は死なない。なのに、本当に人を殺してしまった。この絶望感。後味は悪いですけど、そんなラストも悪くない。

 

そして、「君が嘘を吐いていた」という慎の発言が、どう佑希関わっているのかも気になります。最終回…じゃないのかな、まだ。さあ、最後まで見届けます。

 

 

 

 

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